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- カテゴリ:医療従事者
- 発売日:2020/08/05
- 出版社: ビイング・ネット・プレス
- サイズ:21cm/226p
- 利用対象:医療従事者
- ISBN:978-4-908055-25-6
紙の本
ACP人生会議でこころのケア ケアする人、される人、共に死生観・スピリチュアリティの向上をめざして
著者 大下大圓 (著),梶山徹 (著)
厚生労働省は、人生の最期にのぞんで、自分が望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、どのような医療を進めるかを共有する取組を「ACP...
ACP人生会議でこころのケア ケアする人、される人、共に死生観・スピリチュアリティの向上をめざして
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商品説明
厚生労働省は、人生の最期にのぞんで、自分が望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、どのような医療を進めるかを共有する取組を「ACP:アドバンス・ケア・プランニング」として普及・啓発を行ってきました。そしてより馴染みやすい「人生会議」という愛称で呼びます。
昨今、医師や看護師は、患者や家族とのコミュニケーションを通じてこころのケアが最重要であると考え、たんなる医療ベースでなく、スピリチュアルケアや死生観研修を希望する医療従事者が増えてきています。人生の最期において、心のケアを必要とするのは、患者やその家族だけではなく、医療者として厳しい状況に向き合う医師や看護師も、そしてケアラーも例外ではありません。医療や心理学の専門的な方法だけではなく、マインドフルネスや臨床瞑想法なども取り入れ、患者も家族も、医師・看護師・ケアラーも、共に癒やし、癒やされるための方策を紹介しているのが本書です。
医療従事者向けの「人生会議」のテキストととして、緩和ケアとスピリチュアルケアに取り組んできた大阪北野病院の梶山徹医師がACPの医学的理解について執筆、そして、日本ホスピス在宅ケア研究会の理事として長年ホスピスの現場に赴き活動をしてきた飛騨高山千光寺の大下大圓住職がマインドフルネス瞑想・臨床瞑想法を実践した緩和ケアについて執筆しています。
「人生会議」の目的は、人生の最後においてその人らしく生き往くことができる仕組みをつくることであり、ケアラー自身の人生も柔軟でスピリットに富んだものになることです。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第一章 ACP(人生会議)の理解
- ACPとは ACPと緩和ケア、EOLケア 基礎的ACP:NBMと援助的コミュニケーション 基本的ACP:希望実現 応用的ACP:死の対話 ACPと在宅ケア、施設ケア ACPと社会支援 非がん疾患のACP 医療者にとってのACPとスピリチュアルケア ACPとスタッフケア、ケアラーのセルフケア
- 第2章 ACPとスピリチュアルケア
- ACPはだれのため ACPで話し合うことは ACPとQOL・QODについて ACPとスピリチュアルケア 日本のスピリチュアルケアと緩和ケア スピリチュアリティの構造的理解 スピリチュアルケアの2層モデル スピリチュアルケアと癒し チームとしてのスピリチュアルケア ケアの関係性と縁生 医療者の死生観について 死生観教育の重要性 死生観の4相 病院や施設で死生観学習会を 死生観学習の効果
- 第3章 実践的スピリチュアルケア
- 心理モデルの延長にスピリチュアルケアがある スピリチュアルケアの基本は傾聴から 初診からはじまるスピリチュアルケア がん告知とスピリチュアルケア がんサポーティブケアとACP フレイルとACP 急変によるこころのケア EOLケアとスピリチュアルケア EOLケアとチームケア ACPチームに参画するスピリチュアルケア専門職 ACPにおける死生観と宗教的心情 スピリチュアルケアと宗教的ケアの違い スピリチュアルケアにおける平行軸と垂直軸 ABモデルを用いたスピリチュアルケアのアセント法 スピリチュアリティとトランスパーソナル心理学 ACPスタッフにGRACEという瞑想
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