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商品説明
戦争に関する市民的討議の題材を提供するための学術書。学術と軍事の結びつきに対して、大学・研究者はいかに学問の自由を守り、自立・自律するかを論述。2019年4月開催のシンポジウムの内容も収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
「軍事研究の抑止力であったはずの「学問の自由」「大学の自律性・自立性」は、二一世紀に入って、じわじわと浸蝕されてきたことが、明らかになりつつある」(井野瀬久美惠)
「日本では敗戦後、軍事研究に戦時中に取り込まれたことに反対し「もうしない」という立場の声明を出している。アメリカの場合は、それを科学の成果として誇ってきた」(喜多千草)
「「戦時」と「平時」が溶け合うような状況で、軍事と民事を分けられるのか。何らかの歯止めとなるような理念や土台の共有が求められている」(山本昭宏)
近年、再び学術と軍事が接近しつつある――
多様化・複雑化する学術と軍事の結びつきに対して、大学・研究者はいかに学問の自由を守り、自立・自律するか。
「学術の軍事化」への警鐘を鳴らす。【商品解説】
目次
- 【特集1 軍事研究と大学とわたしたち】
- 軍事研究と大学とわたしたち(第一〇回研究大会記念シンポジウム)
- 西村 明・蘭 信三・井野瀬久美惠・喜多千草
- 山本昭宏・石原 俊・伊藤公雄・荻野昌弘
- 【特集2 井上義和著『未来の戦死に向き合うためのノート』をめぐって】
- 井上義和著『未来の戦死に向き合うためのノート』」をめぐって――特集企画について 浜井和史
- 研究者は特攻の自己啓発的受容をどう受け止めていくのか――「わかりあえない人びと」を「理解をする」ということ 那波泰輔
- 「未来の戦死」と「過去の戦死」――井上義和『未来の戦死に向き合うためのノート』を読んで 中山 郁
- 否定と両立する包摂へ――知覧から市ヶ谷と九段に臨む 井上義和
収録作品一覧
軍事研究と大学とわたしたち | 西村明 ほか著 | 6−65 |
---|---|---|
井上義和著『未来の戦死に向き合うためのノート』をめぐって | 浜井和史 著 | 68−69 |
研究者は特攻の自己啓発的受容をどう受け止めていくのか | 那波泰輔 著 | 70−80 |
著者紹介
戦争社会学研究会
- 略歴
- 戦争と人間の社会学的研究を進めるべく、社会学、歴史学、人類学等、関連諸学の有志によって設立された全国規模の研究会。故・孝本貢(明治大学教授)、青木秀男(社会理論・動態研究所所長)の呼びかけにより2009年5月16日に発足し、以後、年次大会をはじめ定期的に研究交流活動を行っている。
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