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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/06/25
- 出版社: 未来哲学研究所
- サイズ:19cm/247p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-910154-21-3
紙の本
無駄な死など、どこにもない パンデミックと向きあう哲学 (未来哲学双書)
著者 山内 志朗 (著)
いかなる死も無駄ではない。人は無駄に死ぬことなどできない。死を終末であり、無意味な断絶と捉えるのは、近代の幻影ではなかったか。その虚無と断絶を突き抜け、未来に向けて「風」...
無駄な死など、どこにもない パンデミックと向きあう哲学 (未来哲学双書)
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商品説明
いかなる死も無駄ではない。人は無駄に死ぬことなどできない。死を終末であり、無意味な断絶と捉えるのは、近代の幻影ではなかったか。その虚無と断絶を突き抜け、未来に向けて「風」を吹き通すための祈りと歌とヴィジョン。【「TRC MARC」の商品解説】
不慮の死に見舞われたコロナ禍の死者たちに捧げる、哲学の歌「無意味な死、無駄な死など、ない」。アッシジのフランチェスコの「太陽の歌」とロシアの宇宙主義者フョードロフの復活の夢、ドゥンス・スコトゥスの「存在の海」とベンヤミンの「新しい天使」、そして『エヴァンゲリオン』の「甘き死」……死を終末であり、無意味な断絶ととらえるのは、近代の幻影ではなかったか。その虚無と断絶を突き抜け、未来に向けて「風」を吹き通すための、祈りと歌とヴィジョン。「人は無駄に死ぬことなどできはしないのです」。【商品解説】
目次
- 目 次
- はじめに 死とは何か
- 序 章 雪と重力
- 第一章 コロナの廃墟で哲学は可能か
- 第二章 人はなぜ死ぬのか
- 第三章 言葉と肉体と風
- 第四章 死者と共に住む村
- 第五章 死の表象の変容
- 第六章 〈今〉を舞い続けるものとしての生
- 終 章 断末魔の苦しみも、無駄に経験されるのではない
著者紹介
山内 志朗
- 略歴
- 〈山内志朗〉1957年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得。慶應義塾大学文学部教授。専攻は中世哲学。著書に「目的なき人生を生きる」「湯殿山の哲学」など。
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