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プレーンソング(中公文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 78件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.5
  • 出版社: 中央公論新社
  • レーベル: 中公文庫
  • サイズ:16cm/245p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-12-203644-5
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

プレーンソング (中公文庫)

著者 保坂 和志 (著)

プレーンソング (中公文庫)

741(税込)

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みんなのレビュー78件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

読むことの嬉しさ

2008/02/11 20:22

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kc1027 - この投稿者のレビュー一覧を見る

作品の終盤あたりで中上健次という文字が一瞬だけ出てきて、
保坂さんの頭の中にも中上健次という人はいたのだなあと思って
嬉しいような気持ちになって、さっきbk1で中上健次の評伝の
『エレクトラ』を買う本リストに入れてみた。以前中上健次の
小説に強い衝撃を受けて、昨日の読売新聞の書評欄で『エレクトラ』
という評伝の紹介を見て、それで何もしなかったのだけれど
プレーンソングの中でまた中上健次という言葉が出てきたので
これはもう買うしかないと思い、そこに介在する時間は
ねじれつつもつながっているようでそれが面白い。

書評というのは日常からずれている行為のような気がして、
たしか保坂さんご本人も書評のくだらなさをどこかで書いていた。
文章に接してそれを評価することの浅ましさというか意味の
なさはこういう本を読むと身に染みて感じられて、読んでいる最中に
何か反応するものがあってそれによって自身の時間の流れが
微妙にでも変わると、作者と時間の流れを少しでも共有できた
ような気がして、読者として本を読んでよかったと思う。

プレーンソングを読み終えたばかりの今、もう一度読むかどうかは
わからないけれど、何かの偶然でまたこの本を読むことになったと
したら、それがきっかけで猫を飼いたくなったり競馬をやりたくなったり
誰かに電話をしたくなったり海に行きたくなったりするかもしれない。
このプレーンソングという本が、そんな風に読む人の生活に静かに
浸透していきながら、何だかよく分からない評価に意味づけされることを
逃れて、いつまでもプレーンソングとして生きて続けていったら、
それを読んだひとりの読者として私は嬉しい。

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紙の本

山なし、オチなし、(しかし)意味あり

2002/06/08 11:34

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る

とある大書店にこの本が平積みされていて、「最初の段落だけ読んでみて気に入ったら買ってください」みたいな手書きのPOPが添えてあった。僕はまんまとそれに嵌って買ってしまったのである。
その部分をそのまま引用してみる。

「一緒に住もうと思っていた女の子がいたから、仕事でふらりと出掛けていった西武池袋線の中村橋という駅の前にあった不動産屋で見つけた2LDKの部屋を借りることにしたのだけれど、引っ越しをするより先にふられてしまったので、その部屋に一人で住むことになった」

これでひとつの段落である。句点を配することなく、読点でだらだら繋いで、「ふられた」ことによる感情の起伏については全く触れないまま、さらりと、と言うか飄々と、のっぺりと続いてゆく。最初から最後までこういう文体である。
だから全体的に長い文ばかりの構成になっているのだが、その割には読んでいても混乱することなくすっと頭に入ってくる。これは日本語の基礎的な書き方がしっかり身についている証拠である。加えて独特のリズムも生み出している。
話の中身も一から十までこんな具合で、ゆったりと、と言うか、やっぱり飄々と、のっぺりと続いてゆく。何が起こるわけでもない(しかも結末まで)。でも独特な味があり、しっかりした読後感を残してくれる。
言うなれば「山なし、オチなし、(しかし)意味あり」という感じ。
巻末に四方田犬彦による解説が載っているのだが、これがこの作品の魅力を余すところなく分析している。僕はこれまでにこんなに見事な「解説」を読んだことがない。
本についていた帯には、「こんなふうに若さを描く作家がいたんだ。この不思議な存在感」とあるが、まさにそんな感じ。
そういえば、中公文庫なんて読むのはホントに久しぶりだが、「中公文庫も捨てたもんじゃないな」と変なことにまで感心してしまう本でした。

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紙の本

シンプルな歌

2003/03/19 16:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sei - この投稿者のレビュー一覧を見る

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僕のような読書家でない人間にとって、読書は決して自然な行為でなくて
「楽しむぞ」とか「勉強するぞ」とか「リラックスするぞ」とか、
高尚な目的がいつもあるとは限らないにせよ、常に何かを得ようとしていることは確かで、それもこの本を初めて読んだ頃には時期的にもそういう思いが強かったから、退屈な本だな、というのが第一印象だった(以上ホサカ風文体、というか一文が長いだけか)。

その理由は明白で、事件が何一つ起こらないのだ。
ぼくもアキラもよう子も島田も、やる気があるんだかないんだかわからないようなリズムで、ノラ猫にエサをやって回ったりしながら、気楽に暮らしている。それを独特の文体で「だらだら」と書いた、ただそれだけの小説。

初読から何年かたっても、未だに読書は習慣となっていないのだけれど、
それでも今読んでみると、この本はもしかして、とんでもなくスゴい本かも知れないと思うようになった。というのも、何も起こらないにもかかわらず、そこにはしっかりと時間が流れていて、殺人事件だとか失踪だとか、そんなものに頼ることもなく最後のページへ向かう推進力が働いているのだ。
その理由をホサカの筆力によるものだ、とするのもなんとなく違う気がするけれど、普通だったら流れは停滞してしまって、読めたもんじゃなくなると思う。そういう意味で、この本はスゴい。

で、今さらにしてタイトルの意味が分かったのだけれど、これは小説ではなくて歌なんだな、と。メッセージを伝えるわけでもなく、ただ口ずさむ、シンプルな歌。歌いたいから歌う。ま、人生、そんなもんかもな。

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紙の本

日常描写の中に秘められた哲学的示唆

2001/09/02 03:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:泉 泰休 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「この人の閾(いき)」で芥川賞をとった保坂和志の初期の作品。帯や他の書評の文章からなにげない日常をイイ感じの文体で書いた叙情的な作品と思う人も多いだろう。しかし保坂の最近の評論・エッセーを読めば、彼の哲学的思考が巧妙に仕込まれた作品であることが理解できる。それを理解して読めば「なるほど」とひざを打つことも多い。しかし、ある意味ではそういう読み方はネタバレした推理小説を読むのに似ており、通俗的な「なんとなくイイ感じの本だなあ」的な読み方のほうが作者の本質に近づけるような気がする。保坂自身がどちらの読まれ方をのぞんでいるのかはわからないが。

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紙の本

自意識をぼやかしながら日常を生きること

2001/06/22 14:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:安藤星彦 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公「ぼく」は2LDKの広い部屋に引っ越してきたのに、いっしょに住もうと思っていた女の子に振られてしまい、仕方なくそのまま一人で住んでいる。その後なにか新しい特別なことが始まるわけでもなく、別れた女の子についての主人公の思いが綴られていくのでもない。広い部屋ぶん上がってしまった家賃も気にならないほど出費が少なくなったこと、つまりは外へ出かけて飲みに行ったりすることもなくなったことに気づいてはみるものの、とくべつそうした事実を気にするわけでもない。描かれてゆくのは、ただダラダラと過ぎてゆくひきのばされた日常。しかしそうした日常を生きる主人公には、必ずしも社会的な通念とは一致しない、きわめて廉潔な、ややもすればふてぶてしさすら感じなくもないプライヴェートな倫理観がある。そう、たとえて言うならば村上春樹の小説の「僕」のような。そんな主人公の、猫との交流や競馬へ出かける日々、他愛もない日常を、さらさらと「いつのまにか時間の流れる」ような筆致で描く。

 過剰なまでに事件性をはぎ取られた何もなさすぎる日常を、こうして淡々と描写する文体には、ある種の「ぼやかし」のフィルターがかけられている。なにをぼやかそうとしているのか? 何もない日常に対して受け身的な主人公「ぼく」の、まさに受け身的であることそのものへのこだわりや自意識は、「ぼく」の家に転がり込んできた「ぼくたちから十歳も年下」の、なんの屈託もなく日常を享受するアキラやよう子たちとの、彼我の距離をみずから作り出す。その距離を埋めようというふるまいも、距離自体を不問に付そうという姿勢も、同じように自意識の所作なのだとすれば、ぼやかされているのは彼我の距離感ではなく、作者の自意識そのものである。

 こうした「ぼやかし」のふるまいを支えているのは何か。一切の「文学趣味」的な紋切り型(隠喩やシンボルのあられもない使用であれ、物語そのものの陳腐な構造であれ)を排除する作者の倫理観を指摘する識者の意見にも得心がいくものだが、たとえば作品中の挿話で言うならば、結末近く、何の目的もなく出かけた海(「海へ行くつもりじゃなかった」!)で出会った、大きな声で話しかけていたら耳の遠くなった犬が治ったという男の話に共感する主人公の、こんな気持ちにもあらわれているのではないか。

 「本当以外の何者でもないような本当というのでもないし、作り話やフィクションという枠組に守られてその中で面白がればそれでいいという話とも違っていて、信じてしまう人間だけが信じてしまう、それはもう事実性からどうこういう話なのではなくて、話す側と聞く側の意志だけで意味とかあるいは意味に近い何かを与えていく話で、ぼくはそういう話がすごく好きなのだ」(文庫版233P)

 これは、必ずしも「わかる人だけがわかればいい」というような他者性の排除をあらわしているのではなく、それぞれの世界を生きるそれぞれの人物たちがそのままに存在している状態を、その出会いや交流の偶然性をも含めて、積極的に肯定していこうとするような感性である。そしてもちろん、そうした感性は、多分に個人の資質に頼ったものではある。このような、いわく言いがたい感性として、たとえば作者自身がその渦中にいた80年代的なセゾン文化のそれを想像してしまうのは、問題を矮小化してしまうコンテクストの深読みに過ぎないだろうか。

■■■ HOSHIHIKO ANDO
□■■ http://plaza18.mbn.or.jp/~crossage/
■■■ diaspora@cyberspace.co.jp

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紙の本

保坂和志、独特の世界

2002/02/05 23:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:楓   - この投稿者のレビュー一覧を見る

 映画作りを志しながらも夢を叶えられない主人公の部屋に三人の同居人が転がり込むところから物語は始まる。しかし、「『何が描いてあるのか』ではなく『どう書いてあるのか』が大切」と評されたこの作品。あえてストーリーは紹介しない。まず、始めの数ページを読んで、保坂和志氏の世界にどっぷり浸ってほしい。氏の入門書としても推薦したい。

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2004/10/03 12:13

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2006/06/11 15:58

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