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へびのクリクター
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 31件
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  • カテゴリ:幼児 小学生
  • 発行年月:1974.3
  • 出版社: 文化出版局
  • サイズ:28cm/32p
  • 利用対象:幼児 小学生
  • ISBN:4-579-40099-2
  • 国内送料無料
絵本

紙の本

へびのクリクター

著者 トミー・ウンゲラー (作),中野 完二 (訳)

へびのクリクター

1,080(税込)

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紙の本
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海のむこうの絵本たち ’03 20巻セット

  • 税込価格:25,268233pt
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評価内訳

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紙の本

ほのぼのしちゃう

2001/02/25 14:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もなか - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ボドさんの息子はブラジルで、はちゅう類の研究をしています。ある日お母さんへのプレゼントに、奇妙な丸い箱を送ってきました。そうです、中にはへびのこどもが入っていたのです。最初は驚いたボドさんですが、かわいい息子からの贈り物のへびをクリクターと名付けてとてもかわいがります。遠いところにいて、なかなか会えない息子への愛情が感じられるようなエピソードがたくさん。それにこたえるように、クリクターもすくすくと元気で強く優しいへびに育ってゆきます。クリクター用の長いベッドやボドさんの手編みのセーターなどが、お茶目でかわいい! シンプルでとてもおしゃれな絵本です。あのトミー・ウンゲラー作。

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紙の本

ブランド物の子ども服より、このしゃれっけを子どもたちの手元に!

2001/03/26 13:52

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ウンゲラーといえば『すてきな三にんぐみ』が代表作で、そのグラフィックが優れた表紙も、馬車強盗たちがかわいそうな女の子に心を動かして孤児たちの里親になってしまうというお話の展開も、しゃれにしゃれてはいるけれど、絵の楽しさを子どもたちとたっぷり味わうなら、こちらの方が一枚上手かなと私は思う。

 へびという手も足もない細長い生き物が、絵にしたときにいかに想像力を広げるのに面白いモデルかということが、この絵本でよくわかる。

 お話はシンプルだ。
 フランスの小さな町に暮らすマダムのところへ、ブラジルで爬虫類の研究をしている息子からプレゼントが届く。包みは、大きなドーナツ型の箱。この辺から人を喰っている。
 箱を開けて悲鳴を上げるマダムだが、順応性は高く、クリクターという名前をつけて子どものようにかわいがり始める。

 成長したクリクターのため、マダムはセーターを編んであげるし、全身をぴーんと伸ばして横になれる長い長いベッドも用意してあげる。これらの絵の楽しさは、手にとって眺めてもらわないと伝えられない。

 学校の先生であるマダムはクリクターとともに登校する。
 クリクターは自分のからだを使ってアルファベットを覚え、数を数えることもできるようになる。
 というわけで、SやeやNのポーズをとったり、2や3や4をかたどったクリクターが、文字や数字を覚えたての子どもたちの目に楽しく映ることと思う。

 休み時間になればクリクターは、子どもたちのすべり台になったり、なわとびのなわになったりと活躍。

 そして事件が起こる。マダムの家に強盗が押し入ってくるのだ。クリクターはどろぼうにとびかかってぐるぐる巻きにして、警官に引き渡すのである。

 戯画風とでも言うのか、白地がたっぷりで、達者なペン描きに少しずつ色を置いただけという感じの絵柄が実に洗練されている。
 色は、へびの体のグリーンと、ほんの少しの小物や雑貨に加えられた赤味、そして黒だけ。3色印刷である。

 学芸会デビューは、わがままな王様にカツにされてしまう「青へび」の役だった息子が、カラカラ笑いながら絵を読んでいた。
 そういえば彼は、へびのぬいぐるみを持っている。上野動物園の売店で「どうしてもほしい」と言うので買ったものだ。

 お母さんたちは、とかくうさぎやくま、ねこにりすなどのかわいらしい動物たちの絵本を選びたがるものだけれど、へびやとかげ、かえるにだんご虫、みみずに蜘蛛といった嫌われ者たちが、どんなに面白い形をしているかをよく知っている子どもたちは、絵に描かれたときに彼らがどれだけユーモラスであるかを、よく見抜いているようだ。
 造化の妙に絵心を刺激された画家たちの目と、同じ鋭さを備えているのだと思う。

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2008/09/08 13:15

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