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ピーター卿の事件簿(創元推理文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 13件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1979.3
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/338p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-18301-8
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

ピーター卿の事件簿 (創元推理文庫)

著者 ドロシー・L・セイヤーズ (著),宇野 利泰 (訳)

ピーター卿の事件簿 (創元推理文庫)

756(税込)

ポイント :7pt

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みんなのレビュー13件

みんなの評価3.4

評価内訳

短編集

2002/02/21 18:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:H.N - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ドロシー・L・セイヤーズの描き出した探偵として有名なピーター・デス・ブレドン・ウィムジー卿の短編を集めた一冊です。
 トリックなどは現在の目で見てしまえば浅く見えるものが多く、その代わりといっては何ですが貴族探偵の異名を持つ主人公は我々が普段見られない世界をのぞかせてくれます。当時の貴族の風俗の雰囲気を味わうだけでも十分お腹は一杯になりますが、デザートが欲しくなるのもまた事実、やはり長編ほどの深い味わいはありません。
 古きよき時代の雰囲気を手軽に味わいたいときにはよいのではないでしょうか。

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幽霊の正体見たり枯れ尾花

2002/07/04 23:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:APRICOT - この投稿者のレビュー一覧を見る

貴族探偵ピーター・ウィムジー卿の活躍する短編集。掲載作品「鏡の映像」「ピーター・ウィムジー卿の奇妙な失踪」「盗まれた胃袋」「完全アリバイ」「銅の指を持つ男の悲惨な話」「幽霊に憑かれた巡査」「不和の種、小さな村のメロドラマ」。

主人公はおしゃれな青年貴族と紹介されていたので、シャレたタッチの軽快なミステリーを期待していた。だが、案に相違して、ドロドロしたオカルト物だったのでガッカリした。まず個人的にオカルト物は好きではない。それにオカルト的な推理小説は、おどろおどろしい雰囲気をさんざん盛り上げたあげく、いざ種明かしの段になると「幽霊の正体見たり枯れ尾花」で拍子抜けする事が多いのだが、残念ながら本書もその例に違わない。しかも、オカルト的な事件の描写とその種明かしだけで、他に何のひねりも工夫もないので、おもしろくない。さらに悪い事に、短編集なので、どれもこれも同じような話ばかり続き…いいかげんウンザリしてしまった。最後の話は、ちょっと長いためかオカルトだけで終わらなかったので、まだましだった。長編ならもう少しましなのかもしれない。

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貴族探偵

2002/07/27 23:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:木野下 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 貴族探偵ピーター卿が、忠実なる従僕バンターを従え、難事件を解決する。作者のセイヤーズは、クリスティとならんでミステリーの女王と評せられる偉大な作家。ミステリ界黄金期を代表する重要人物の1人で、有名なシャーロキアンでもある。
 
 セイヤーズの作風は、パズルとしてのミステリに、主人公の恋愛や成長などの要素を盛り込み、小説としての深みを加えたもの。彼女以降、多くの作家たちがセイヤーズの作品を理想として、素晴らしい作品を書いている。ミネット・ウォルターズやジル・マゴーンなどは、セイヤーズ直系の《ミステリの女王》ということが出来るだろう。
 
 主人公ピーター・ウィムジィ卿の人気は高く、M・グライムズの《パブ・シリーズ》には、ピーター卿がモデルであると度々指摘を受けるというキャラクター、元貴族のメルローズが登場している。アメリカの作家によって造形されている元貴族の探偵は、本家ピーター卿の貴族的な格好の良さを見事に踏襲している。
  
 この短編集で残念なのは、他のピーター卿シリーズで翻訳を務めている、浅羽莢子氏の邦訳ではないことだろうか。浅羽氏の訳は、素晴らしく完成度が高く、文章も格調高いものがあり、現代的で洗練された名訳である。それだけに、古い時代にセイヤーズの短編を訳するという仕事を果した宇野利泰の訳も、巧みであり、独特の雰囲気を伝えるもので、もちろん素晴らしいのだが、《ピーター卿シリーズ》として統一されていないという印象はぬぐえない。
 

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2004/11/28 11:23

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2005/02/09 22:09

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2010/06/09 12:23

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2012/03/07 00:02

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2011/03/31 12:28

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2010/02/20 19:57

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2015/12/08 16:31

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