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翻訳と日本の近代(岩波新書 新赤版)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 19件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1998.10
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波新書 新赤版
  • サイズ:18cm/189p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-430580-2
  • 国内送料無料
新書

紙の本

翻訳と日本の近代 (岩波新書 新赤版)

著者 丸山 真男 (著),加藤 周一 (著)

翻訳と日本の近代 (岩波新書 新赤版)

778(税込)

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紙の本

知的興味がつきない問答

2009/10/02 18:06

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:CAM - この投稿者のレビュー一覧を見る

 1998年に出版されたものであるから発行後10年以上経過しているが、読み返してみてあらためて、始めから終わりまで知的興味がつきない問答であると思った。

 本書で印象に残った部分を一つ挙げると、冠詞、数の表し方があいまいであるという日本語の問題点についてである。たとえば、日本国憲法は“翻訳憲法”であるということが言われるが、天皇の象徴的地位は“the sovereign will of the people”に基くとあるのを、「主権の存する日本国民の総意に基く」と訳したのは、意識的に日本語の盲点を突いたと思うという指摘である(丸山;87)。

 本書で語られるように、「翻訳」は日本の近代化にあたって社会と文化に大きな影響を与えた。そのことは基本的には現在においても変わらないと言えるであろう。平均的日本人は、現在においても、外国情報を第一次情報源から得ているのではなく、翻訳された情報によって得ているのが一般的であるからである。

 ただし、「あとがき」の最後で指摘されるように、現在の状況が明治初期と異なるのは、国際語としての英語が有する圧倒的な力である。 今後の日本は、明治初期の日本が解こうとした翻訳と文化的自立、翻訳文化の「一方通行」という問題と、同時に国際的コミュニケーションの必要性を、異なる条件のもとで解かざるを得ない、ということになる(加藤;189)。 

 その場合、国際的コミュニケーションの場に立つ者が高度の外国語表現能力を習得することは当然の必要条件である。しかし他方では、大部分の国民が高度な外国語力を身につけるという達成困難な条件が成就しない限り、日本人相互が外国語情報を共有するためには、翻訳は不可欠である。 外国語を翻訳せずにそのまま直解せよという一部の外国語教育者の主張では解決できない問題である。

 一部の軽薄な英語教育論に流されないためにも、明治における翻訳主義についての検討、再評価についての重要性は高いと思う。本書は、そのための一素材としての価値は高いと考える。

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紙の本

翻訳主義というアポリア

2004/01/18 13:35

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんいち - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は、丸山真男・加藤周一『日本思想大系 翻訳の思想』の編集過程で生まれた、いわば副産物だという。基本的には、加藤氏が丸山氏に聞くというスタイルが採られているが、二人の「対話」は、副産物と呼ぶにはあまりに豊穣である。
まず、2人は明治期に翻訳が求められた背景として、ペリー来航以来の危機の中で「近代化」を推し進める明治政府が求めた理想の情報源として「西洋」が目指された点を指摘する。つまりそれは、国内/外に関わる「近代化」=国民国家形成と連動した動きであったということになろう。同時に2氏は、江戸時代の翻訳観や翻訳をめぐる知の状況を連続=発展の相からも検討する。18世紀初頭、蘭学が興ろうとする時期の外国語文献の流入によって、言語に関する意識革命(「日本語は多くの言語の中の1つである」)が起きていたというのだ。その上で、自由民権運動なども含めた、明治期の翻訳主義=「翻訳文化の時代」が論じられていく。「何を、どう、翻訳したか」というテーマから、翻訳書のジャンルの問題や儒教との関係、造語等々実際的な翻訳をめぐる諸問題が、当時の文脈に即して縦横に語られていく。そして、明治期の翻訳の問題が集約されているという『万国公法』が、単語レベルから詳細に分析・検討されていく。
明治初期には、政府も翻訳(出版)に大きく関わり、幅広い層(階級)において、〈西洋=最新式〉というコードと高いリテラシーに基づいて翻訳文化は広まっていく。しかし、こうした本書の議論は単なる過去の歴史として読むべきものではない。もちろんそうした側面も否定できないが、加藤周一が「あとがき」で述べているように、明治初期の翻訳主義が突き当たった問題──「翻訳と文化的自立、翻訳文化の「一方通行」と国際的コンミュニケイションの要請」──は、解決済みの問題などでは決してないのだ。むしろ、グローバリズム/ナショナリズムといった世界規模の枠組みの中で複雑な事態が展開されている今こそ、現在という歴史的条件の中で再考すべき課題であろう。何も、先鋭的な文化理論を用いるまでもない、われわれの日常生活に偏在する言葉の多くに翻訳の影が落ちているのだから。

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