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かめのヘンリー
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 9件
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  • カテゴリ:幼児 小学生
  • 発行年月:2003.4
  • 出版社: 福音館書店
  • サイズ:28cm/1冊
  • 利用対象:幼児 小学生
  • ISBN:4-8340-1939-X
  • 国内送料無料
絵本

紙の本

かめのヘンリー (日本傑作絵本シリーズ)

著者 ゆもと かずみ (作),ほりかわ りまこ (絵)

ぬいぐるみのヘンリーは、仲良しのちよみちゃんのそばに戻るために、一大決心をしました…。ぬいぐるみと子どもの強いきずなを、さわやかに描いた絵本です。【「TRC MARC」の...

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かめのヘンリー (日本傑作絵本シリーズ)

1,296(税込)

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商品説明

ぬいぐるみのヘンリーは、仲良しのちよみちゃんのそばに戻るために、一大決心をしました…。ぬいぐるみと子どもの強いきずなを、さわやかに描いた絵本です。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ゆもと かずみ

略歴
〈ほりかわ〉1965年東京都生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修了。さしえの仕事に「エッフェルとうの足音」「ふつうのおひめさま」など。

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みんなのレビュー9件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

ガメラをちっちゃくしたようなカメのヘンリー。黄色いタオルのような生地でできたような感じが、何ともいえなくて。ここでも悪玉は…

2003/05/02 20:39

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

今は殆ど書店で絵本を手にすることはない。ついこの間まで幼稚園に行っていた娘も、もう中学生。今更、絵本でもないだろう。でも、時たま我が家に絵本が舞い込んでくる。抽選で当ったり、今回みたいに作者から贈られてきたり。無論、そんなことはめったにないけれど。だから、くればうきうきして家族中で読んでしまう。大きくなった娘たちが、大版の絵本を開いているのを見ると、椎名誠が息子さんの部屋で昔読んであげた絵本を見つけたときの、どこか心の底が明るくなったような気持ちが良くわかる。

そう、この本は絵を描いている ほりかわ りまこさんから頂いた最新の宝物。作者のゆもとさんのマネをして紹介すれば、こんなふうになる。

かめのヘンリーはぬいぐるみ。
ちよみちゃんが あかちゃんのとき やってきた。
それから ずっと ちよみちゃんの だいのおともだち。
いつも ひだりては ちよみちゃんに にぎられて ときどき なめられたりしている。
だから ひだりてのぬのじは うすくなってしまった。

あるとき ちよみちゃんが ねつをだした。
いえにやってきたおいしゃさんは そんなヘンリーをみて いった。
ほこりや ばいきんは からだによくないって。

ちよみちゃんのお母さんは、そんなヘンリーをあとで洗おうと決心して、ちよみちゃんが眠っている間に、ヘンリーを物置にしまってしまう。暗い小部屋で、洗濯してもらうのをじっと待つヘンリーに、そこに片付けられたまま、見向きもされなくなった鏡や時計たちが囁く「そうやって、人間はぼくたちのことを忘れていくんだって」。

そんなことがあるもんか、ヘンリーは思うけれど、お母さんはいつまでたってもやってこない。そんなある夜、ちよみちゃんの弟のぬいぐるみの くまちゃんがやってきた。病気が治らない ちよみちゃんが ヘンリーって言っているって。物置の仲間たちがいう、ただ洗ってもらうのを待っているのかって。ヘンリーの冒険が始まった。

ほりかわ りまこの絵は、けっして可愛らしいものではない。ちよみちゃんにしても、愛くるしい少女ではない。彼女の描くヘンリーもちよみちゃんも、物置の風景も、日本というよりは海外、それもアメリカかヨーロッパのそれを思わせる。でも、それが少しもおかしくない。いや、最後のほう、物干しの景色をみれば、むしろ、そのほうがすっきりすることが良くわかる。ともかく新しい感じなのだ。

私が、一番気に入ったのは、ヘンリーが自分の身体を洗う場面。泡が、あっちにいったり、こっちにきたり。最後は、ヘンリーがその中に埋もれてしまって。それから、お風呂に飛び込むところも、いい。パッシャーンって。ちょうど、TVで水泳をやっていたから、すんなり心に入ってくる。突然、庭の景色が逆さまになったりして。

ヘンリーが可愛いガメラに見える、なんていったら、ほりかわさんは怒るだろうか。

ゆもと かずみの狙いが、そんなところにあるはずはないけれど、最近のお母さんの地位の下落は、目覚しいものがある。バブル後の地価に匹敵するかもしれない。読んだばかりの小説で言えば、桐野夏生『リアルワールド』、みやべみゆき『ブレイブ・ストーリー』、重松清『トワイライト』、森絵都『永遠の出口』。どれも、主題はまったく違うけれど、子供たちを追い詰めるのは、彼らのことを全く理解しようとしない母親。その点、父親は、家庭に関しては無責任に生きているのに、なぜかいい役どころ。

これって、なに?って言いたくならない? 一体だれが苦労してお乳をあげ、オムツを取替え、病院に走り、毎日お弁当を作っているの、お父さんは、ただ座ってウンチクかたむけてるだけじゃない。おちちはパパからはでないんだよ、本当に。

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紙の本

ものおきに入れてしまったおもちゃ、そのままになっていませんか?

2003/07/22 19:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:バムセ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ぬいぐるみのかめのヘンリーがちよみちゃんのところに来たのは、まだちよみちゃんが赤ちゃんのときでした。ちよみちゃんと、ヘンリーはそのときからずっといっしょです。でも、あるときちよみちゃんがびょうきになってしまいました。おいしゃさんがそばにいたヘンリーを見て「ほこりやばいきんは、びょうきによくありませんよ。」と言ったので、おかあさんはヘンリーをものおきべやにしまってしまいました。おかあさんは「あとで、きれいにあらってあげる。」と言っていたから、それまでのがまん、とヘンリーは思っていました。それなのに、なかなか来てくれません。そのうえものおきべやにいた時計やかがみたちは、「ものおきべやにはいったら、にどとそとにはでられないのよ」と言うではありませんか。ヘンリーは、びっくりしました。それから三日後、ものおきべやにいるヘンリーのところに、ぬいぐるみのくまくんがやってきました。くまくんは、ちよみちゃんのおとうとのぬいぐるみです。ちよみちゃんがヘンリーのことをねむりながら呼んでいるというのです。ヘンリーはもう、ものおきごやの中で、誰かが洗いに来てくれるのを待っているのはやめました。ヘンリーはうーんとふんばって自分でものおきごやから出て行くことに決めたのです。
 ちよみちゃんがびょうきとたたかっているあいだ、ヘンリーもちよみちゃんのところにもどれるように、がんばっていたのです。
 「夏の庭」「ポプラの秋」など執筆した湯本香樹実がおはなしを書いて、堀川理万子が絵を描きました。なんだかぎゅっとしたくなるようなぬいぐるみのかめのヘンリーが描かれています。
 ものおきに「ちょっとのあいだだけ…」と思って、しまったままにしているおもちゃはありませんか? ものおきべやのなかで、ふるいいすやほこりだらけのりょこうかばんたちときっと話をしているはずですよ。

(バムセ/図書館の学校・児童書選書委員会)

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2011/12/06 22:26

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2009/11/15 11:44

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2009/12/23 22:26

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2012/04/25 12:47

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2011/08/17 13:49

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2012/01/14 12:29

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2014/09/16 22:14

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