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予知夢(文春文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 737件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.8
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/270p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-711008-3
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

予知夢 (文春文庫 ガリレオ)

著者 東野 圭吾 (著)

予知夢 (文春文庫 ガリレオ)

594(税込)

ポイント :5pt

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みんなのレビュー737件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

事実ではなく真実に優しい証明

2008/10/21 09:45

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今やドラマにも映画にもなりすっかり有名になった物理学科助教授、探偵ガリレオ、湯川学。いや、ガリレオよりはホームズと呼ぶにふさわしい。ただし彼のもとに舞込むのは旧友の刑事草薙の持ち込むオカルト的事件、しかも本来素通りするような些細な「不思議」である。

オカルトめいた題を冠した5作からなる短編集でライトな文章、さわやか?な会話、軽い皮肉やジョークがちりばめられた何気ない謎解きなのに、本格ミステリーが根本に押さえられている不思議と明かされるべ人間関係、忌まわしい過去、事情…そして目の前に残された死体と謎。そしてそれらに挑む名探偵と刑事。要素は充分そろっているのだ。
さて。探偵ガリレオシリーズはオカルト的事件とそのトリックを、物理的数値的に証明することで事件解決の糸口となるというのがお決まりパターン。
ここで一度このシリーズをオカルトつまり妖怪や幽霊といった怪現象と人という点から見つめなおしてみる。
オカルト現象を素直に受け取ってしまうワトソン草薙を戒め、ホームズ湯川は実験とそれに基づく数値的証明でひたすら事実を追求し解決する。かつて人間は理解不能の事象や人知を超えた現象を「妖怪」と呼び、後悔や恐れといった心理的作用の引き起こす夢や幻視を「幽霊」と呼び、事実ではないものを己の中に真実として存在せしめてきた。
いや、事実に対して持つ個々の「真実」がそれらを体験させ見せてしまったというべきかも知れない。
そう、事実はひとつ、真実は人の数だけある。そしてオカルトも人の数だけ存在する。
だから湯川が見えないモノを見えるものや数字に置き換え事実を証明しようとするのは「妖怪」の激減せしめた近現代人の体質を代弁しているといえるかもしれない。しかしそこにはひとつ、どうしても残されたものがある。事実は数値に置き換えられ証明されてもなお、ポツンと残る要素ある。それが「真実」だ。
そんな真実には湯川は手を触れずそのまま放置する。この悲しさと優しさが、東野の作品群の根本に流れているものそのものなのかもしれない。

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紙の本

理数系の方にも!

2004/02/19 09:58

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みどりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

今の時代背景に沿った内容、真相がつかめそうでつかめないストーリーと、適量の人物解説で最後までいっきに読んでしまいました。また、?と思う所がなく完結してくれますので、理数系の方にも満足して頂けると思います。私も陥る事があるかも?と思う所もあり、勉強にもなりました。

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紙の本

さすが

2015/09/07 22:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とちうし - この投稿者のレビュー一覧を見る

東野先生の代表シリーズだけあって、すらすら読めます。
化学で解明とのことですが、その説明のしかたもマニアにならずにいい塩梅と思います。
絶妙な作品でした。

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紙の本

ガリレオの謎解き。

2010/11/25 05:50

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オレンジマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 物理学者の湯川学が、一見オカルト的要素の濃い事件を科学的に検証し、解決していく過程が面白い。先を読ませない流れも、さすがは東野圭吾さんといったところでしょうか。
 湯川学のイメージが、映画の『容疑者Xの献身』を観て以来、どうしても福山さんに重なってしまう。湯川のちょっと変わった性格も変わらず見事に描かれているし、時折登場する物理的論理もなるほど、と頷ける。綱引きの、どちらが優勢かという実験は印象が強かった。腰を落として引く方が力が入る、と私も小学生の頃習った記憶があるからだと思う。こってりとした物理の世界だと、私もお手上げになっていまうんだけれどそういった身近な例を取り上げて簡潔に説明してもらえると、素直に読み進められて良かった。
 一番始めの一編が、一番印象的だった。忍び込みから幕が開く、東野さんのストーリーはこれが初めてではない気がするけれど、背景も先も分からない流れはやっぱりわくわくする。予知夢としか取れない事件も、湯川の視点からだときちんとした道筋がある事件のようで、感心しました。
 短編集だと分からずに読み始めて、移動時間中のみで読了しました。読み易いし、テンポも良いのでさくさく読み進めることができます。あんまり読書に費やす時間がないという方にも、本書は向いていると思いました。

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紙の本

表紙にひかれて。

2015/09/07 11:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズものとは知らず、初めて読んだガリレオシリーズがこの本だったので、とても印象に残っています。お話の雰囲気も好きな作品です。

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紙の本

よりロマンチックに

2007/10/24 22:50

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る

前作「探偵ガリレオ」よりもよりオカルト風なストーリーに仕上がっています。
けれど勿論オカルト小説ではありません。それが面白い。
前作よりロマンチックとも言えます。
毎回映像として脳裏に浮かんでくる所が秀逸。

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紙の本

世にも不思議な事件を、難なく解き明かす、探偵ガリレオ。

2006/09/25 20:28

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よし - この投稿者のレビュー一覧を見る

探偵ガリレオ」シリーズ第2弾です。今回も奇想天外なのですが、第1弾「探偵ガリレオ」に比べるとトリックのスケールが小さいですね。しかし、各話の結末は数段のレベルアップ。見事に着地する短編集です。

幼い頃からの夢にでてくる女性を思い続け、実現する男の話「夢想る(ゆめみる)」。殺された女は同時刻に窓辺にいた「霊視る(みえる)」。ある時間になると家中が震えだす「騒霊ぐ(さわぐ)」など、奇怪な事件を解決するのは、ガリレオ探偵、湯川学。
前作よりも、パワーダウンは否めない作品ですが、その怪奇な事件性はアップしています。すべてがありえない事件なんですよね。持ち前の科学的根拠をもとに難なく事件を解いてしまう湯川。草薙と湯川のコンビもはまっています。
印象に残った話は、「騒霊ぐ(さわぐ)」。なぜ家が一定の時刻になると震えるのか。湯川の推理がさえますが、読者もある程度想像がつくと思います。ピッタリと当たったのですが、「それはないよなー」と思う作品。
しかし、湯川に言われると、そうなのかと思えてくるから不思議。
東野さんは理工系の大学ご出身だとか。だからこれだけの知識が書けるのですよね。納得してしまいました。この知識だけでも凄い。
今回、笑ったのはお得意の実験。何と草薙が訪れると生徒たちが綱引きをしているのです。これも立派な実験なのです。
前段にも書きましたが、この作品は結末がピタリとはまっています。特に「予知る(しる)」の結末は実にうまい。オカルトなんかない、全ては科学的根拠に基づいていると結論づけるのではなく、実はこの世には不思議な出来事がまだまだあるということを示しているような気がします。
つまり科学の領域は際限がないということを。

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紙の本

初期?ガレリオ

2016/11/08 13:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しまんちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る

事件の内容はそれほど複雑ではないけれど、どうしても説明がつかない状況を解き明かす必要があり、湯川先生の登場。しかし目撃した子供はトラウマにならないですかね

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紙の本

いい意味で想像と違った

2016/08/20 09:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やえ - この投稿者のレビュー一覧を見る

想像していた内容を、いい意味で裏切られました。ちょっと終わり方はいまいちでしたが、読み応えはありました。

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紙の本

オカルト色が強い

2016/02/18 23:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

物理学者ガリレオシリーズ第2弾。前作と同じショート物だけど、こっちの方がオカルト色が強くなってきた。物理の話でこんなに物語が出来る事に関心するとともに、物理で解決出来ない不気味さも味わえる。

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2005/02/17 00:20

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2008/07/20 11:39

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2004/09/28 08:55

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2007/05/08 22:02

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2008/08/08 23:44

投稿元:ブクログ

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