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リベラリズムの再生 可謬主義による政治理論
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 1件
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  • カテゴリ:研究者
  • 発行年月:2003.8
  • 出版社: 慶応義塾大学出版会
  • サイズ:22cm/360p
  • 利用対象:研究者
  • ISBN:4-7664-1002-5
  • 国内送料無料
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リベラリズムの再生 可謬主義による政治理論

著者 施 光恒 (著)

非欧米諸国の民主化・リベラル化を実現に導く理論の構築。今、政治理論が果たすべき使命に応えた若き理論家の挑戦。リベラリズムの理念や制度を再評価し、特殊欧米的文脈を超えた全く...

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リベラリズムの再生 可謬主義による政治理論

5,184(税込)

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商品説明

非欧米諸国の民主化・リベラル化を実現に導く理論の構築。今、政治理論が果たすべき使命に応えた若き理論家の挑戦。リベラリズムの理念や制度を再評価し、特殊欧米的文脈を超えた全く新しい規範的理論を提起する注目の研究。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

施 光恒

略歴
〈施光恒〉1971年福岡県生まれ。英国シェフィールド大学大学院政治学研究科哲学修士課程修了。慶応義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。法学博士。

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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紙の本

大伽藍

2008/07/17 13:17

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:半久 - この投稿者のレビュー一覧を見る

長編の理論書を読む醍醐味とは、壮大な建築物を内外から観賞することにも似ている。独りよがりで、なにがなんだかわからない建築物も多々ある。アートとして割り切って観賞するならそれもありだろうが、理論書がそれでは困る。
本書は、その意図するところを明瞭に伝えようとしている点で優れたアーキテクチャの理論的建築物となっている。その意味では難解ではないが、決して理解するに簡単でもない。理解の助けとして、できれば簡便な見取り図があると嬉しいが、本書は「まえがき」「序章」「終章」「あとがき」の4項をそれにあてることで応えてくれている。親切な見取り図なのでおおいに助けになる。また、「本書の制約」と項立てして、なにを語らないかについてまで断りを入れている几帳面さにも好感がもてる。

なぜ、リベラリズムの「再生」なのか。それはリベラリズムが、フェミニズムやコミュニタリアニズム(その他)の反撃を受け、屋台骨が揺らいでいたことに由来する。すでに、ロールズやグレイらが「非哲学的」なリベラリズム(政治的リベラリズム)を打ち出したことにより、リベラル陣営からしてみれば「反撃者」に対しての対応策はとられたはずであった。
しかし、この有力なリベラリズムの理論的立場も、著者にとっては十全に成功しているとは映らないようである。その理由の一つとして著者は、「非哲学的」なリベラリズムは依然として特殊欧米的なものであり、21世紀の課題とされる東アジアなどでのリベラリズムの受容という要請に応えるには不十分であると考えている。
他にも理由はあるが、こういった課題に答えを与えるべく、著者は哲学的でかつ「より良い」規範理論としてのリベラリズムを再構築しようとするのである。

そのための土台となるのが「可謬主義」である。これは著者が分かりやすく説明している。

《たしかに日常耳慣れない言葉ではあるが、それほどむずかしいことを言っている語句ではない。簡単に述べれば、「可謬主義」とは、「人間の能力には限界があるため、間違った認識を持ったり、誤った判断を下したりしやすい生きものであるという事実を重視し強調して話を進めていこうとする立場」だと言える。「可謬性」という言葉も、本書ではたびたび出てくるが、それは「謝りやすさ(間違いやすさ)」のことだと読みかえて下さればよい。》

土台が定まれば、次は素材を組み合わせたりこね合わせたりしながらの建築作業だ。
素材の一部をあげると・・・ハイエクの反合理主義、市場機構・広告の重視、家族などの中間共同体の重視などである。一見するとネオリベ+ネオコンの論理に近いように思えてしまうが、そういう図式的理解だけではくみ尽くせないところに本書の豊饒さはある。
例えば、ハイエクの反合理主義は曖昧なところが多くそのままでは使えない。そこで継承者であるポパーの批判的合理主義が、その曖昧さを改善したより良い可謬主義的なリベラリズム論に哲学的基礎を与えるとする。その中でもバートリーによってさらに洗練された汎批判的合理主義が最適であるとする。
この主義は、理性の役割を、《自己の見解や信念の正当化を行うことにではなく、それら全てを絶えざる批判にさらすことにおいて見出される》ものと規定するのが特徴だ。それは権威主義的な西洋哲学の正当化主義とは異なる。

《汎批判的合理主義はそのような合理的な権威の判別可能性を否定し、批判の観念を正当化の観念から切り離す。汎批判的合理主義における批判は、疑い得ない合理的権威との関連でなされる必要はない。批判を行う場合、批判の基準となるものは、ただ一時的に問題のないものとして受け入れられているものであればよい。》
《最も重要なことは、すべての見解や立場から生じる帰結を絶えざる批判的吟味にさらすことのできる政治的社会的制度の組織化である。「自制的秩序」の帰結をドグマ化することの危険性を訴え、それを避けるため、その帰結を批判にさらし続けることの重要性を主張する。》

これが大きな柱の一つとなる。そして個々人で異なる「善き生」を追求するための場としては、市場が最適だと述べる。「善き生」は上から押しつけられるものではなく、様々な可能性を吟味し試行錯誤して選び取っていくものだ。そのためには市場こそがふさわしいとされる。ただし、ここでの市場は、単なるマネーゲームの場ではない。

また、可謬主義的リベラリズムは幅広い文化横断的受容可能性を持っているという。それは、リベラリズムを非欧米圏にも広げていける可能性が高まるということである。
反論したい点もあるが、非常に精緻に組み立てているなと思った。理論的建築物の「真・善・美」を味わうためだけでも、本書は読む価値があると思う。

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