サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料 日付更新(2017年5月)

日本橋ビジネスクリニック×hontoブックツリー・ポイント5倍キャンペーン (~5/20)

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

荆の城 上(創元推理文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 50件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×

新刊お知らせメール登録

この著者の新着情報

一覧を見る

  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.4
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/434p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-25403-9

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

  • 国内送料無料
文庫

紙の本

荆の城 上 (創元推理文庫)

著者 サラ・ウォーターズ (著),中村 有希 (訳)

荆の城 上 (創元推理文庫)

1,296(税込)

荊の城 上

950 (税込)

荊の城 上

ポイント :8pt / 紙の本より346おトク

電子書籍をカートに入れる

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限
通販全品対象!ポイント最大5倍!<5周年記念>

こちらは「honto5周年記念!本の通販ストア全商品ポイント最大5倍キャンペーン」の対象商品です。
※キャンペーンの適用にはエントリーが必要です。

キャンペーン期間:2017年4月28日(金)~2017年5月31日(水)23:59

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー50件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

伏線わんさか,刮目の展開,そして衝撃の結末

2005/06/28 10:59

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SnakeHole - この投稿者のレビュー一覧を見る

 舞台は19世紀半ばの英国,ロンドンの貧民街。掏摸として育った17歳の孤児スーザンの元に,白面の詐欺師《紳士》がある計画を携えてやって来る。郊外の城に変人の叔父とともに住む世間知らずの令嬢をたぶらかして結婚し,彼女が受け取るはずの遺産をそっくりいただくという。スウの役目は彼女の侍女として《紳士》の誘惑を手助けすること。育ての親である《お母ちゃん》の勧めもあり,産まれて初めてロンドンを出たスウだったが……。
 と,これではハナシのほんのトバ口に過ぎないのだが,これ以上書くともうネタバレの危険を冒す羽目になりそうなのだ。伏線わんさか,刮目の展開,そして衝撃の結末。なんつうか実に「正統派の19世紀風冒険活劇ただし主人公は女性です」という感じなんである。
 ディッケンズの「オリバー・ツイスト」さながらの世界で交錯する二人の少女の運命,活動写真の弁士だったら「ああうら若き掏摸の娘スーザンを待っているのはいかな運命でありましょう。はたまた深窓の貴婦人モード嬢は哀れ《紳士》の毒牙にかかってしまうのでしょうか。続きは読んでのお楽しみ」と言うところだ。御用とお急ぎでない方は是非立ち止まってご一読を。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

独創的な歴史ミステリ

2004/06/17 10:26

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カワイルカ - この投稿者のレビュー一覧を見る

すでに『半身』を読んでいる人は先入観を捨ててもらったほうがいい。前作と同じ19世紀の英国を舞台にしているが、まったく趣の異なる作品なのだ。魅力的な登場人物に二転三転するプロット、これだけでも十分楽しめるが、この作品の面白さはそれだけではない。
 ロンドンの下町の故買屋の一家に育てられた孤児のスウは、詐欺師のリヴァーズからある計画を持ちかけられた。とある令嬢をたぶらかして結婚し、その財産を奪い取ろうというのだ。スウの役割は令嬢の侍女になりすまし、リヴァーズを助けること。令嬢は彼に惹かれており、計画はうまくいくと思われたが……。
 読み始めてすぐ気がつくのは、この作品の背景やプロットがディケンズの『オリヴァー・トゥイスト』とウィルキー・コリンズの『白衣の女』をもとにしていることである。スウの育ったロンドンの故買屋の一家は『オリヴァー・トゥイスト』のオリヴァーが捕まる泥棒一家を連想させるし、令嬢と結婚して財産をだまし取るという設定は、『白衣の女』から借用している。そして後半はまた『オリヴァー・トゥイスト』の世界である。しかし、似ているのは背景や設定だけで、もとの作品とはまったく別の物語なのだ。
 19世紀のイギリス小説はディケンズに代表されるように、登場人物のキャラクターは明確な輪郭を持っているものだが、この作品の場合はそれがあいまいである。『オリヴァー・トゥイスト』や『白衣の女』のように、騙す人と騙される人、そしてそれを助ける人というように、善人と悪人がはっきり分かれていないのだ。たとえば、スウは意外にも純粋な一面を持っていたりする。
 語り手がふたりというのも効果的に機能している。はじめはスウの語りではじまるのだが、もう一人の語り手に変わると、同じ物語がまったく別の様相を呈してくる。
 本書はヴィクトリア朝の小説を読んでいなくても十分楽しめるが、この機会に『オリヴァー・トゥイスト』や『白衣の女』を読んでみるのもいいかもしれない。読み比べてみると、二つの作品を基にしながら、本書がいかに独創的な作品に仕上がっているかがわかると思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ポルノ=ポルノグラフィーの定義が「偽善や上品ぶる内面の感情を暴露したものに他ならない。W.アレン」とすれば、この作品、まさしく正統派のポルノである

2004/09/16 13:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

前作『半身』で披露されたねばねばした隠微な妖しさ、取り繕った表面からは想像できない人間の卑しさが装飾的、技巧的な文体で絡みつくように表現される。

ロンドンの貧民窟、盗品の闇売買を扱うゴロツキの一味、そこで育てられた少女スウ。「紳士」とあざなされる詐欺師リチャードが彼女に頼み込んだのは莫大な遺産を受け継ぐ貴族令嬢・モードをたぶらかす結婚詐欺の助っ人役であった。俗世間とは隔離された辺鄙な城館に住む世間知らずの令嬢モード。陰鬱に閉ざされた城館の主はモードの伯父で常軌を逸した奇矯の持ち主・蔵書家の老伯爵。古色蒼然とした権威だけに支配される使用人たちにおびえながらスウはモードの侍女として入り込み、リチャードが演ずる手練手管を助けてモードの気持ちを結婚へと向けて煽る。さてこの仕掛けがどう展開するかと読者は興味をそそられ、期待通り作者の姦計にはまり二転三転、登場人物には思いがけない運命が待ち受けることになるのだ。ミステリーの常道だがスウとモードの一人称の叙述が交互に織りなされ、心象情景の表面と裏面が対照的に描写される。
舞台はもうひとつ、貴族たちが世間をはばかる身内を隔離しておく気狂い病院が用意されている。貧困の中の猥雑と喧騒(ロンドン貧民窟)、没落の上流階級にある陰湿な狂気とエロス(荊の城)、そして人間性を抹殺する残忍な暴力(気狂い病院)。読み進むと小気味よいストーリー展開があるのだが、難をいえばこの三つの舞台に置かれた女性の心理がひどく微細に描かれ次の展開を期待するものにとってはくど過ぎるぐらいである。

時代はこれも『半身』と同様にビクトリア朝だ。19世紀の第四・四半期は産業革命の成果を収穫する「ビクトリア朝繁栄期」と呼ばれ、イギリスの繁栄が絶頂期に達している。王侯貴族の支配下で新興勢力の台頭、労働者の量産があった。いっぽうで、18世紀からこの時代は「ポルノグラフィーの黄金時代」ともいわれている。ただ、エロティックな芸術作品があふれだすのであるが、人々は性的なものがまったく存在しないように振舞うことを規範にしていた。特に一般の女性は性的なものに無知で子供のように無邪気であるのがいいとされた時代である。著者のモード像にはこの皮肉がたっぷりと反映されている。また表面はまじめな紳士が裏ではポルノグラフィーと娼婦を愛好したものだ。著者は『荊の城』の背景にこの「ビクトリア朝の偽善の道徳」を据えていることに着目しておきたい。

蛇足ながら、もともとポルノグラフィーは一部の王侯貴族や大金持ちのものであった。偽善を偽善とする合理主義の中産階級が勃興し、彼らがおおっぴらに楽しむとはじめて社会問題化するのだが、『荊の城』の時代はちょうどそのころにあたるのだろう。

ミステリーとしてもまずまず楽しめるが、実はエログロにサディスティックが加わる「18世紀の王侯貴族が親しんだ『上品な』ポルノ小説」の風情がある。

書評集「よっちゃんの書斎」はこちらです

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/09/23 14:52

投稿元:ブクログ

ミステリーチャンネル3人衆お勧め本。前にこの作者の『半身』(2003.6読)を読んでミステリー的要素だけでなく文体にも興味を持ってしまったものだから、図書館で見つけたときに、即予約をいれてしまった。やはりかなりの人気らしく予約をいれてから手もとにくるのに2か月近くかかった。で、読んだらやっぱり面白い。下巻もいっしょに予約すればよかったー。

2005/09/14 12:11

投稿元:ブクログ

▼ゆっ、百合小説でした……!▼もとい、このミス2004年海外ミステリ一位の「荊の城」です。タイトルからもわかる通り、『眠り姫』のモチーフを使っています。▼これは萌えます。世間知らずのお姫様と元スリの侍女との関係がひっくり返るところが面白いです。嗚呼驚いた、琥珀さんかと思ったよ私ゃ。▼まだ上巻だけしか読んでいないのですが、先が気になって仕方ありません。今までの前提が根底からひっくり返されていくのが爽快で堪りません。(05/01/05 読了)

2004/10/10 17:23

投稿元:ブクログ

同じ作者の前作「半身」と同じく、19世紀ビクトリア朝のロンドンを舞台にしているが、物語は速いテンポで展開する。
ロンドンの監獄に近い怪しげな下町で育った掏りのスウは17歳。故買屋の親方の家に住み、赤ちゃん斡旋を生業にする「母ちゃん」に育てられたにしては、愛されていて幸せな毎日だった。
ある日、詐欺師の「紳士」がスウに仕事を持ちかける。田舎のお城に住む世間知らずの17歳の少女を騙してその財産をそっくりいただこうと言うのだ。誘いに乗って貴婦人の付き添いとなるべくプライア城(荊城)に赴いたスウは、荒れたお城の囚われ人のような令嬢モードと出会う。スウの隠された目的は、紳士とモードを駆け落ちさせること。スウの奮闘が始まって・・・・

三部からなるこの物語、各部ごとに語り手がスウ→モード→スウと変わり、そのたびごとにまるで物語はまるで違う側面を見せ、別のお話を読んでいるよう。
威勢のよい掏りのスウと、偏屈な伯父の手伝いをさせられているモードの感情の交流が、謎を複雑にし、物語は二転三転する。展開の速さといい、謎の入り組み方といい、読んでて飽きなかった。
濃密な時代の雰囲気が立ち込める中、スウやモードの心のひだが精密に描かれながら、物語は快調に展開していって、思わず引き込まれてしまった。
しかし「半身」とはまるで違う、と読んでいるときは思われたこの作品だが、読後感はどこか共通する。それに、こちらの方が「半身」って言うタイトルがぴったりなんじゃないかしら。

そして最後に残った疑問は、これって、「そして二人は幸せに暮らしました」って言うお話なのかしら?と言うことでした。

2004/10/02 21:53

投稿元:ブクログ

同じ作者の『半身』よりこちらの方が読みやすい。
途中でええっ!また途中でええっ!
最後にええええっ!
長い外国文学だがあっという間に最後までダッシュ。

2010/10/20 21:14

投稿元:ブクログ

下巻まで読了。
おまるに用を足したり、一人では服を着られなかったり、けして優雅でも快適でもない英国ビクトリア朝時代の庶民の生活、貴婦人の生活をイキイキと描いている。まず最初に第一部のラストで「ええーっ」と卒倒しそうになり、第二部でも何度もどんでん返しをくらい・・・冒険活劇さながらの後半はドキドキしっぱなしで息苦しく、でも早く先が読みたいし、睡眠不足に・・・。あっけないラストにちょっとがっかりしたけれど、どういう結末を望んでいたか、といわれれば、良い幕引きが思い描けず。あれはあれで良かったのかなぁ。

2005/02/20 01:51

投稿元:ブクログ

素晴らしい!の一言です。
独特の文体には、多少慣れが必要ですが、後からそれほど気にならなくなります。この巻の最後は、久々「やられた!」と感じました。それが何かは、読んでからのお楽しみです。

2005/05/27 20:56

投稿元:ブクログ

19世紀のロンドン、ごみごみとした場末の、掏摸・泥棒・詐欺師の集まる故買屋でスーザンは暮らしていた。「紳士」と呼ばれる詐欺師の計画に乗って、郊外の荒れ果てた城に住む令嬢の侍女として働く事になる。
「紳士」とスーザンの企みは成功するかと思えたが。。。
騙し、騙され裏切られ、数奇な運命をたどる、二人の少女。
公開処刑で盛り上がり、詐欺師が跋扈する当時の市井の暮らしや本に埋もれた老貴族の優雅な(?)趣味も興味深い。

2009/12/30 14:47

投稿元:ブクログ

ロンドンで詐欺師の一家に育てられたスーザンと、世間から隔絶された城で育ったモードの二人を巡る小説。勢いがあるスキャンダラスな展開がシドニー・シェルダンを思わせます。ミステリーとはちょっと違う気はするけど…。スーザンの育ての親の気持ちがちょっとはっきりしないのが消化不良。お金のためだったのか、スーザンを本当に娘のように思ってたのか。古いイギリスの雰囲気は楽しめました。

2005/10/06 08:28

投稿元:ブクログ

サラの二冊目。
今回は上下巻。
今度はロンドンの下町と古城が舞台。
いびつに捻じ曲がった運命に翻弄される少女二人。
とりあえず上巻のラストに悶えまくろう。
今回も、圧巻。

2013/05/23 20:50

投稿元:ブクログ

第一部の終わりでの展開に目が出た。
私はミステリはさほど読まないから、元々予想は出来ない読者とはいえ、全く思いもかけない方向から頭を殴られたような感じだった。とにかく続きを買ってきて読まないことには何とも先が気になる。
全体の雰囲気として、薄暗くて湿度が高い。そして(良い意味での)生理的嫌悪感みたいなものを読みながらずっと感じていた。

2006/02/08 06:39

投稿元:ブクログ

指さばきの巧妙さに酔いしれる極上ミステリー。
レズビアン風味の驚異的な描写はサラ・ウォーターズならでは。背景としてのヴィクトリア朝ロンドンもまた楽しみどころのひとつ。

2008/01/27 11:26

投稿元:ブクログ

ヴィクトリア朝のイギリスを舞台に、幾重にも張られた謀略をめぐる物語。二人の少女の視点を交互に入れ替えて物語が紡がれていく。一部を読み終わったあと二部を読むと「あの時こんなことを考えていたのか!」という驚きがあって面白い。また、ロンドンの貧民街の猥雑な雰囲気やブライア城の閉塞感もよく描かれて、ちょっとした歴史物としても読める。
読後の感想としてはとにかく、濃厚で「お腹いっぱい」。同著者の「半身」よりは私は好きだ。それはこちらの方が読後感がいいからだが。あと、個人的には上巻の方が面白かった。陰謀の成就を目指すまでが盛り上がるためと、ブライア城の陰鬱な雰囲気がよかった。
とても面白かったが、人に薦めるか?といわれると……うーん。内容的にちょっと人を選ぶ部分があるからなあ。ただ、一気に読ませる力があることは確か。