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あらゆる場所に花束が…(新潮文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.3 27件
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.5
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/185p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-118441-0
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

あらゆる場所に花束が… (新潮文庫)

著者 中原 昌也 (著)

【三島由紀夫賞(第14回)】【「TRC MARC」の商品解説】

あらゆる場所に花束が… (新潮文庫)

391(税込)

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みんなのレビュー27件

みんなの評価3.3

評価内訳

紙の本

中原昌也には、一度は触れておくべき

2005/09/30 18:12

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yu-I - この投稿者のレビュー一覧を見る

これが三島由紀夫賞を受賞したっていうんだから、いやはや、選考委員は実に勇敢であるなぁと感嘆するしかない。
狂気と正気がない交ぜになり、何が異常で何が正常なのかわからない、そもそもそんなことはどうでも良いのかもしれない…。
読むと精神に異常をきたす、とは夢野久作の名作「ドグラ・マグラ」に付された言葉であるが、筆者は賞賛の意をこめてこの言葉を本書にも冠したく思う。
暴力が、憎悪が、肉欲が、まるでデタラメのように横溢し、ようやく何らかの意味なり秩序なりが見えかけたかと思うと、そこで言葉は打ち切られてしまう。快とも不快ともつかない一方的な切断。やはりこれは怪作であり、快作なのである。
それにしても中原昌也は、まさしく「いま」の作家である。この作家の作品は文学の「いま」を、そして「嫌だ書きたくない」と言いながらこのような作品を著す作者のスタンスが「いま」という時代を、徹底的に乱暴な諷刺であらわしている。まっすぐに「いま」に向き合ったゆえに、結論は放棄せざるをえなかった。そんな印象を受ける。
もっともこれは筆者の個人的な感想である。読む人によって解釈は極端に異なるであろう。笑い転げる人もいるだろう、壊れた世界観に酔いしれる人もいるだろう、わけがわからないと怒る人もいるだろう。
音楽は時代を映す鏡、文学は人間を映す鏡。時代を象徴する小説でありながら、あくまでも読者の姿を映し出す、これはそんな作品なのだろう。
いま、一度は触れておくべき作品である。

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紙の本

居心地の悪さを昇華させるとこうなる。

2015/10/04 09:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

きれいなタイトルに反して、過激で情け容赦のない始まり方でびっくり。
しかし、だんだん、被害者と加害者が渾然としてきて、誰が悪いとか
弱いとか、関係なく場面は少しずつずれていく。

あの人がまた出て来たと、唐突に話が始まり、終わる。その繰り返しが
だんだん心地良くなってくるから不思議。
影響し合わない、目をあわせない人びと、そんな居心地の悪さを
昇華させるとこうなるのでしょう。

不思議と読後感は悪くなくて、奇妙な笑いが出て来てしまう。
でてくるJRの駅が地元だったりして、急に身近な事に思えてどっきり。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

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2005/09/28 07:46

投稿元:ブクログ

とにかくどうもこの小説は評判が悪い。
ということで、少しだけ考えてみた。

普通物語は「起承転結」が基本だ。
誰がいつそう定めたのか、それはそれで興味があるが、
さしあたってそういうことになっている。
この順序を変えたり、ひとつを抜かしたりということは
手法として存在するけれど、基本的な枠組みは変わらない。

ところがこの小説はそういう枠組を一見無視している。
起承転結をそれぞれプロットとみて「A→B→C→D」と話が
展開するとする。

一方でこの小説は「A→B」⇒「B→C」⇒「D→E(B)」・・・
というような構造をとっている。→は話の推移、⇒で場面転換の
橋渡しをするツールを意味する。話の推移で落ち着いた最後の場面
は次の場面と関係ない場合もある。あるいはまた戻ったりする場合もある。

具体的にいうと、

「小林と徹也」―(絵ハガキ)→「恵美子と陽子、途中から岡田」
―(小林による陽子の死)→「徹也と茂」―(セックス)―「関根と岡田」・・・

と、基本的にランダムに登場してくる数人の登場人物の関係性
(具体的には行為と会話)から生じるさまざまなプロットを
橋渡しにして話が進行していく。

これを「支離滅裂」あるいは「破綻」として捉えるのは簡単である。
たしかに「起承転結」という展開からすれば破綻している。

しかしそもそも「起承転結」の構造はアスタリスクを置いていることで
すでに最初から放棄している。タイトルも「あらゆるところに」が
ついている。これはアスタリスクで区切られた物語の構造を示唆して
いると思われる。

解説で「自己産出的」としているのは的を得ている。
複線や設定を無視して、ひとつのプロットが次の話へと橋渡しをする
ツールを生み出し、そのツールが次の話へとつなげていく。
その繰り返し。
つまりは物語が「自己運動」しているのだ。

「自己運動」するものはずっと運動していくとどうなるか。
生き物ならば、死んだら終わりということになるが、物語は生き物
ではないので、その付加価値をどんどんくっつけながら無限増殖して
いくことになる。

そこで、この物語は外的な力(気球とブルドーザー)で強制終了
させられる。自己運動するものは、強制力によって強引に運動を
終了させられるしかない、という発想だ。

しかしこれは面白くなかった。
ところで自己運動して付加価値をくっつけながら無限増殖していく無機物、
といえばやはり貨幣だ。貨幣価値の無限増殖に基づく資本主義の無限成長
を終わらせるのは「外的な強制力」しかない、ということを言っている
のと同じだからだ。そんなもん、普通の意見だ。
しかし実際宇宙人くらいしか外的な強制力というのは存在しないわけ
だし、非現実的にすぎる。

というわけで、僕はこの小説を支離滅裂だと非難するのではなく。
自己運動し価値増殖していく無機物を止める方法において、何も提示
していない凡庸さにおいて、非難したいと思います。
ただ、物語を自己運動するものとして進行させていった、この設定
というか、物語の捉え方は、これは非常なる魅力を持っていると思いました。
なにせほかに、並び立つものがない。
同じようなことしてるのは初期のチバユウスケくらいじゃないだろうか。
僕が知る限りですが。

2006/05/28 00:31

投稿元:ブクログ

中原昌也の小説には時間も場所も存在せず、どこか分からぬ場所、いつか分からぬ所で、ゆらゆらと、しかし強烈に事が進んでいく。

2006/09/09 12:09

投稿元:ブクログ

起承転結を求めるから訳がわからないのであって、ある1つのテーマに沿った(ちょっとずつ関わりのある人達の)個々のエピソードをつなげてるだけと思えば楽しめるかも。

2007/05/07 23:39

投稿元:ブクログ

大好きです。これ。
微妙にリンクしてるようでしてないようで…。
ふわふわしてて、グロテスクで、ブラックで、愉快で…。
本当になんとも形容しがたい。
こういう作風に出会ったのは初めてで凄い新鮮。
あと、あとがきが面白い。

2007/06/10 10:33

投稿元:ブクログ

ただただ続く暴力と性欲、殺意の循環。とにかく読んでて不愉快。あとがきには安手で安易な感情移入がまかり通るブンガクに吐き気を覚えると作者は言うが、世の中がそんなもんじゃないってコトを、ただ理不尽を書き連ねるだけで打破できると思うなら、それも安直な物語ではないか。私にはこれを理解出来ないし、したくもない。

2008/03/11 10:25

投稿元:ブクログ

一言で言うと、ふぁーびよんどまいあびりてぃー。敗北。
私には「なんクリ」とかみたいに、表層の意味は分かるんですけどー、それで言わんとしてることが分かんないよー。渡部さん解説で、ふううううん・・・と思おうとしてみたけど、難し過ぎます。ブンガク読む頭持ってないからなあ。テルテル目線によっぽど近いもんなあ。(失敬)トホ。また中原さんもう一冊くらい試してみます。
文体で、やたらと「…」を多用してるのはなんかそぐわない感じでおもろいとは思う。

2007/11/24 02:02

投稿元:ブクログ

舞城といい、この中原昌也と言い、三島由紀夫賞の選考委員は中々勇気がある。

この文庫版には渡辺直己による『中原昌也小論』と言う割りとしっかりした批評・解説が載せられている。

まぁ終始一貫中原を絶賛するわけだが、僕ははっきり言ってこの小説家をそこまで高く評価できない。

もちろん、渡辺直己の解説にあるように、一種の新文学の片鱗を感じさせる文章・構成であることは否定しないが、同じく日本現代文学を語る上で欠かせない阿部和重、舞城王太郎ほどの文章力、インパクトを感じない。

単純にわかりやすく言えば、文章が上手くない。

同じく三島賞を受賞した舞城は、この小説と同じく圧倒的な狂気をはらんだ文章をつむぎだし、圧倒的にぶっ飛んでいるが、彼の文章は決してぶっ壊れない。

舞城は、ぶっ飛んでいる中にも非常にレベルの高い描写や比喩表現があり、阿部和重の完成されすぎている文章には、もはや崇高さすら感じる。

中原昌也は(この小説に限って言えば)、そのレベルに達していない。

でも、小説を書き続けて欲しい。
その先には何かある気がするから。

2007/12/15 21:06

投稿元:ブクログ

異世界へ行って
もう帰ってこれなくなった人達の話。
…だと思いきや
まぁ、その辺にいるかもね。

2015/05/26 19:10

投稿元:ブクログ

ふー、読み終わった。
なんだか、異様なエネルギーは感じるんだけど、訳がわからん。
ひょっとしたら、何年か経って読み直したくなるかもしれない。

2009/01/18 15:58

投稿元:ブクログ

三島賞。
あんまりにもマジキチすぎる…
表紙から怪しすぎてわろた、わたしはそんなに好きな書き口ではないかなと感じました。

2010/01/12 09:55

投稿元:ブクログ

久しぶりに小説を読んだ

世の不条理をデフォルメして切り取って書いたような話で、ストーリーもクソもないが、こういったモノは好きなのである

2010/03/09 01:13

投稿元:ブクログ

格好なんてどうでもいいじゃない!
いずれにせよ、この醜さは、何もかも上下されて美しくあれ、と強要する文明への怒りの異議申し立てなのだ。
長い労働者生活が身にしみついてしまっているせいで、すぐには新しい人生観や生きる目的を発見できそうにもなかった。希望と現実との距離を無視するなんて不可能だった。

2016/07/14 10:44

投稿元:ブクログ

山上たつひこや小林よしのりといった、昔のギャグ漫画
それに登場する少年主人公が
そのまま大きくなって
経済力と闇の権力を握ってしまったら、これはおそろしい
その行動力と、社会の常識をあざ笑う独特の美学で
おもしろおかしく人を傷つけて
みずからの正しさをけして疑わないある種のファシズム
それを振り回す「小林」という人物に虐げられる一般の人々は
怒り、いらだち、媚びへつらい
時にそれを模倣しようとして大火傷を負ったりもする
「小林」には「小林」なりの理想があって
自分の好きな花でいっぱいの町を作りたいとか
ひょっとするとそういう、かわいらしいものなのかもしれないが
しかしグレート東郷というプロレスラーはこう言った
「血はリングに咲く花」
流血沙汰の連続する物語なのである