サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料 日付更新(2017年7月)

【HB】人生を変えるきっかけの5冊(~8/21)

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

月と六ペンス(岩波文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 62件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.7
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/404,12p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-322542-2
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

月と六ペンス (岩波文庫)

著者 モーム (作),行方 昭夫 (訳)

月と六ペンス (岩波文庫)

1,080(税込)

ポイント :10pt

紙の本をカートに入れる

電子書籍化お知らせメール

電子書籍化お知らせメールサンプル

電子書籍化お知らせメールヘルプ

メールを登録する

新刊お知らせメール登録

この著者の新着情報

一覧を見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー62件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

中年の危機を突き放して描く

2008/04/28 12:39

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナンダ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 その昔、中学時代に読んだときは、モデルがゴーギャンであることさえ知らなかった。無口でまじめなだけの40歳のイギリス人の中年が、いきなり妻や子を捨てて家をでて、極貧も気にせずに絵を描きはじめるのを見て、「へんなおっさんだなあ」と思ったくらいだ。
 主人公ストリクックランドはパリで世話になった画家の妻を寝とり、その後主人公に捨てられた女は自殺する。それでも良心の呵責もかんじない。妻を寝とられた画家は、親切を仇でかえされたのに、主人公の才能にほれて、「僕と一緒にオランダに来い」とまで言うお人好しだ。
 一文無しになって野宿生活をしながら機会をねらってタヒチにわたり、死ぬまで絵を描きつづける。最後は不治の病と言われたライ病を患い死ぬ。
 その後の英国に残した妻子の記述がまた圧巻だ。死後有名になった元夫を「誇り」とし、夫の仕打ちを「許す」のだ。息子は社会的な地位もある軍人になり、平穏無事な上流階級生活をつづけている。
 平々凡々の上流生活を何十年変わらずつづける家族、そこから抜けだして波乱の生涯をおくる主人公、親切で人がよいけどなぜか魅力がない画家、主人公の危険な香りに酔ってしまった画家の妻、そして、そのすべての登場人物について語る「私」……。
 20年前は単なる物語として読んだが、実はこれらすべての登場人物は作者自身の多重な人格ではないのか、と思った。
 40歳で出奔することも、平凡な生活に流されつづけることも、それに漠然とした焦りをかんじることも、「危険」に酔いしれることも、だれもが味わう「中年危機」の心の揺れ、「平々凡々」への焦りなのだろう。
 特に哲学的に深いわけではない通俗小説なのだが、冷酷に突き放した人物描写に時折ドキリとさせられる。例えば……
 「追いすがる別れた男にとりわけ残忍な女」「女にとって恋愛はすべてだが男にとっては一部でしかない」「1人の女の死など医者にとっては統計数字の1つにすぎない」「(主人公の足跡をたどったタヒチの旅を終えるとき)もう2度と訪れることはあるまい。僕の人生の一章が閉じられた。そして僕は、避けがたい死の運命の足音の、またしても1歩近づくのを聞いた」

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

これは読んでよかったと思う、いわゆる「名作」ってえやつです。でも、長い間誤解してたんですね、タイトルからちょっとファンタジックなロマンスだと思い込んでいました

2006/01/06 20:43

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

カバーカットはゴーギャン画(「メラヒ・メトゥア・ノ・テハマナ」)だそうです。現代は THE MOON AND SIXPENCE(1919)、邦題そのものですね。1919年とありますが、本の冒頭にある「はしがき」には1933年と記載があります。この本の底本はどうなっているのでしょうか。まさか1919年時点で14年後のはしがきを書いたSFではないでしょう。実は気にして行方昭夫の解説を読みましたが、一切触れていません。不親切きわまりない!
それはともかく、1919年といえば第一次世界大戦が終った翌年です。1920には国際連盟が成立、ドイツにはナチスができています。さらにいえば1921年にはイタリアにファシスト党が結成されています。そして1923年にはソビエト社会主義共和国連邦が成立しています。で、1874〜1965というモームの生涯っていうのは、驚いたことに完全にチャーチルのそれとダブるんですね。ホホー、なんて思います。
閑話休題。まず本文「月と六ペンス」があって、訳者である行方昭夫の解説、最後に、12頁にもおよぶモーム略年譜がついています。で、本文には、冒頭に「はしがき」があって、そこに「この小説はポール・ゴーギャンの生涯にヒントを得たものである。(中略)ようやく長年構想を温めてきた作品を書くときが来た。作品を執筆したのは一九一八年の夏のことで、私は大戦の初期に患った肺結核の回復期にあり、まだサリー州の丘の上の屋敷にいた。」とあります。
げっ、ですね。私は長いあいだ、「月と六ペンス」というタイトルから、どちらかというとペイネの絵を勝手に連想して、ロマンチックな大人のラヴ・ロマンスだと思っていたんですね。それが、あのゴーギャンをモデルにした話だというではありませんか。ゴーギャンといえばゴッホであって、ロマンス?縁なさそうです。実物を読みもしないで思い込むと、こんなことになります。
この小説でゴーギャンの役をするのが、チャールズ・ストリックランドで主人公の僕が彼と出会ったのは、自分の本のことを褒めているという当時37歳のミセス・ストリックランドに紹介されたことがきっかけです。芸術家を招いての昼食会が頻繁にある、まさにヨーロッパですが、あまり戦火の影がないのは逆に気にはなります。
その後、ストリックランド家の内輪の晩餐会に招待された主人公は、どちらかといえばとっつき難い大男の証券会社員チャールズにお目見えするわけです。そのとき、後年画家となる証券会社員は40歳、結婚して17年を迎えます。母親似であるこどもたち、息子ロバート16歳、娘14歳と平穏な日々を送っているようにみえたわけです。
訳文がスマートなので、殆ど現代の小説感覚で読めるのがありがたいです。それは新訳ということと殆ど時代を感じられない描写、視点あるいは時制と関係があるとは思いますがまずは気軽に読むのが一番です。ただし、1933年問題にもみるように行方の解説には不満があります。
大きくは二つ。一つはダークの造形を先人たちの評価にならってそのまま絶賛する点があります。この作品が出版されて90年近くが経ち、邦訳が出てからも60年です。その時の評価をそのまま引きずる必要はないでしょう。今となってはヘタレ男の存在は常識です。それに似ていますがブランチの行動について、「驚いた」はないでしょう。1940年時点での解説ならともかく、新訳なのですから現代人の感覚で話して欲しい。私などはあまりに読める女の行動に、今も昔も変らないのは男と女、と思った次第。驚くどころか、当然だ、と思います。ヘタレに感心し自立した女性に驚いてよくもまあ、こんなにステキな新訳が、なんて思います。そう、訳文はいいですよ。気取りがなくて、ニュートラルで極めて現代的、はい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

月と六ペンス

2014/08/10 07:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:櫻勢 - この投稿者のレビュー一覧を見る

一芸術家の生き方と周囲の人間模様を少し誇張しながらも内面の感情をよくとらえて表現されていた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ゴーギャンのような芸術家

2001/08/26 14:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゲップ3号 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ゴーギャンのような芸術家が出てくる。彼は妻子を捨ててまでも芸術にのめり込む。しかし、彼に待っていたのは惨たらしい死であった。作者が登場人物として作中に登場し、そんな彼を客観的に描写していくという構成になっている。すらすら、読めて面白い作品。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2011/01/06 06:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/01/24 03:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/08/07 17:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/03/11 19:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/07/03 22:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/07/14 23:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/07/11 03:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/07/31 08:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/12/03 22:24

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/11/27 20:27

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/02/24 18:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る