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恐るべき子供たち(光文社古典新訳文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 49件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.2
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 光文社古典新訳文庫
  • サイズ:16cm/262p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-75122-7
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

恐るべき子供たち (光文社古典新訳文庫)

著者 コクトー (著),中条 省平 (訳),中条 志穂 (訳)

14歳のポールは、憧れの生徒ダルジュロスの投げた雪玉で負傷し、友人のジェラールに部屋まで送られる。そこはポールと姉エリザベートの「ふたりだけの部屋」だった。そしてダルジュ...

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恐るべき子供たち (光文社古典新訳文庫)

670(税込)

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商品説明

14歳のポールは、憧れの生徒ダルジュロスの投げた雪玉で負傷し、友人のジェラールに部屋まで送られる。そこはポールと姉エリザベートの「ふたりだけの部屋」だった。そしてダルジュロスにそっくりの少女、アガートの登場。愛するがゆえに傷つけ合う4人の交友が始まった。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー49件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

いつまでも子供の王国は続かない。

2016/04/21 23:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルは知っていても、実はまだ未読だった古典。
いじわるな子供たちが?って勝手に思っていました。
そして、すごく読みにくかったり、難解だったりといった不安もありました。
しかし、読んでみると、ぐいぐいと引き込まれるものを感じました。

幼い子供たちが恐ろしいのではなくて、大人になっても子供のままの恐ろしさでした。
美しい姉弟を中心に裕福だけれど、家族のいない孤独な「子供たち」が肩を寄せ合って、仲良くしたり、喧嘩したり、妬んだり、傷つけあったりする様を麗文でもって描き出します。
登場人物に思い入れはできないのですが、それでも、彼らの作り出す王国は退廃的で、美しいと思います。そ
して美しい悲劇が重なり合うラスト。読み応えありました。

この本ではコクトー自身のイラストがたくさん載っています。

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紙の本

反面教師としての「恐るべき子供たち」。

2007/08/19 19:16

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:求羅 - この投稿者のレビュー一覧を見る

傑作と名高いコクトーの「恐るべき子供たち」。難解なイメージが強くてこれまで手が伸びなかったが、新訳が出たことを機に読んでみた。

 主な登場人物は、エリザベートとポールの姉弟、ポールの親友・ジェラール、エリザベートのモデル仲間・アガート、ポールの級友で憧れの存在・ダルジュロス、エリザベートに求婚するアメリカ人富豪・マイケルの6人。あくまで中心となるのは、エリザベートとポールの二人だ。本書は、近親相姦的な愛憎で結ばれた姉弟を描いた物語である。
 二人の間には、外の世界とは異なる時間や道徳心が存在し、“無秩序”という秩序が支配している。その狂気じみた世界の舞台となるのが、二人の子供部屋。ここへ足を踏み入れる者たちは、最初は自由奔放な空気に魅了されるが、やがて自分たちのいるべき場所でないことを悟り、退場を迫られる。エリザベートとポールの関係が濃いので、二人の世界に入ってくるものは不純物のようにはじき出されてしまうのだ。

 無邪気な雪合戦の場面から始まる前半は、退屈なほどゆっくりと進行する。厭世的な子供たちの生活には、けだるく投げやりな雰囲気が漂う。物語のスピードが加速するのは、後半のアガートの登場から。終焉へと向かって一気に駆け抜けていく展開に、大波にのみ込まれるような感覚を味わった。そして、衝撃的なラスト。
 解説によると、コクトーの脳裏にはまず、結末の場面が浮かんだという。つまり、このラストのために「恐るべき子供たち」は書かれたといえる。それほど作者の思い入れの強いラストはとても印象的で、本を置いた後も、そのイメージはなかなか私の頭から消えることなく、びりびりと身体を痺れさせている。
 登場人物たちの緻密な心理描写、イメージが飛躍する詩的な文体、物語の世界に引き込む圧倒的な力など、小説としては一級品で、本書のファンが多いのも肯ける。読みやすい訳文と相まって、物語に酔いしれた。

 とはいえ、私はこの作品をどうも好きになれない。
 小説を読む醍醐味は、そこで描かれる世界を味わうだけでなく、作者の思想を感じ取ることにあると思う。親友の死に直面し、その悲しみから阿片中毒者となったコクトーの死生観は、悲観的なものだ。人生は運命づけられ、そこから抜け出すことができない。エリザベートとポールが、結局子供部屋から出ることができなかったように。
 だが果たして人間は、運命の前に立ち尽くすしかない、そんなちっぽけな存在なのだろうか。二人だけの子供部屋にこもり、思いを全うする彼らの生き方は、私にはあまりにも美しく映る。神聖なまでに純粋な世界は確かに魅力的だが、俗世の中でみっともなく生きるからこそ、見えてくる世界もあるのではないか。
 これは、ともすれば、「恐るべき子供たち」の姿に共感してしまいそうになる、自分への戒めでもある。

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2010/04/11 11:42

投稿元:ブクログ

和訳がかなりすんなり入って来たのがまず好印象。 古典独特の読みにくさは感じさせないけれど、 息詰まるようなテンポは古典ならではでした。

コクトーが阿片中毒のときに書かれた小説ということで、 登場人物の精神的な部分での壊れ方が凄まじかった。

子供部屋といういわば幻想に囚われたまま、 大人になっても幼いままの姉弟の崩壊を見ていると、 タイトルのとおりの恐ろしさを素直に感じてしまう。

姉弟だけの世界で嫉妬や憎しみを持っていく様、 どこを切り取っても痛々しくて、読んでいて心が苦しくなる。

でも、そういう小説を読みたかったから手にしているわけで、 そのへんは本当に期待通りの一品でした。

2007/05/20 19:13

投稿元:ブクログ

結局あぁ私はいわゆる女性が苦手なんだなぁと改めて実感した本でした。子供の無垢な恐ろしさというより、女性は子供の頃から女性ですって話じゃないの?決して特別な話じゃないと思う、これは。
(not紹介文)

2008/02/24 14:14

投稿元:ブクログ

子供の無邪気な残酷さなのかこれ。姉弟もの?近親もの?ラストの緊迫感。姉さん怖いです。
挿絵は好評みたいだけど私はいらなかったなあ

2008/07/25 23:21

投稿元:ブクログ

いくつか違う人の訳したものも読んだけれど、読みやすくて文章の雰囲気も良かったのでこの訳が好きです。
ポールの姉エリザベートは私の永遠のアイドルです。

2008/08/14 20:48

投稿元:ブクログ

誰にも邪魔されないこの子供部屋と遊戯の相手と労働で損なわれる柔軟で軽快な生活の素晴らしい力があれば最強。しかしその結末はこうなるしかなかったのだろう。

2008/07/20 18:53

投稿元:ブクログ

狭い空間で、限られた人間によって行われる劇。
ダルジュロスという男の存在が、この空間の進む方向が変わるたびに現れます(想像の中であれ)。
彼の存在がシンバルのように大きな音を響かせる、その描写のリズム感のよさが好き。
姉と弟は、自由でありながら静かに出口を失っていく。
出口を失っていく流れにあがらえない二人は哀しく、しかし
その流れによって失われない強さ、精神の自由さが美しい。

2009/01/22 23:48

投稿元:ブクログ

 岩波文庫で以前読んだものを、新訳で再読です。
 初めて読んだときには意味の分からなかった詩的な描写の数々が、改めてじっくり読むと非常に美しいことに気付きました。イメージが次々と飛躍する幻想的な文体と、たたみかけるようにラストへ向かってゆく、圧倒的な吸引力がすごい。

2014/04/11 20:10

投稿元:ブクログ

恐るべき子どもたち コクトー
鉄の処女は哀れな犠牲者を優しく抱き寄せ緩慢な苦痛の続く死の抱擁をするのだろう。機械仕掛の神は無情に運命の糸を断ち切るのだろう。女はハエトリソウのように甘い蜜で罠を仕掛け、蜘蛛の糸のように絡めとる。男は緩慢な毒が廻って身動きがとれないのに。真白な雪と真赤な血が入り混じり、苦痛と快楽がカドケウスの蛇のように絡み合う。観ることを許された女は悲しみのあまり気が狂い、観ることを許されなさった男は絶望のあまり自殺するだろう。全編に死の薫りが漂い、禁断の柘榴の味がする。ギリシア悲劇をなぞらえた情死の悲劇。


初めヘッセの「デミアン」を想い起こしたが、むしろT.ウィリアムズの「ガラスの動物園」やモラヴィアの「無関心な人々」のほうが近い気がする。この訳は緩急のリズムがあり、コクトー自身の挿絵もあって非常によかった。他の訳は読んだことがないけどこれはお勧め。

2013/03/24 17:55

投稿元:ブクログ

14歳のポールは、憧れの生徒ダルジュロスの投げた雪玉で負傷し、友人のジェラールに部屋まで送られる。そこはポールと姉エリザベートの「ふたりだけの部屋」だった。そしてダルジュロスにそっくりの少女、アガートの登場。愛するがゆえに傷つけ合う4人の交友が始まった。エリザベートはアメリカ人の青年実業家と結婚するが、夫は式のあと交通事故で急死し、莫大な遺産を相続し、広大な邸宅で乱雑な暮らしが始まる。ポールの親友ジェラールはエリザベートを恋し、ポールは姉の友達アガートを恋する。弟を失うことを恐れた姉はアガートをあざむいてジェラールと結婚させる。絶望したポールは服毒し、罪の暴露したエリザベートはピストルで自殺する。

訳は読みやすいとは思うのですが、どうにも入り込めず面白さが分からなかったなぁ。姉が弟を独占したいっていう感情がそもそも理解できなくて・・・私は一人っ子なので兄弟いたらいいなって思うことはありますが、もし兄弟に好きな人ができたりしたらそれが叶って欲しいと思うけど。詩のような文章がコクトーの魅力なのかもしれないですが、ロシア文学みたいにがっちりしてる方が私は好きかなぁ。子供特有の目線が共有できないっていうのはもしや年とりすぎた・・・?とか思っちゃったりもするけど。

2008/09/17 00:44

投稿元:ブクログ

本に取り込まれるかと思うくらい、
妙にはまった本。
美しく切なく、耽美です。

・・・しかし、この表紙・・・。

2010/03/03 16:34

投稿元:ブクログ

-部屋が外界へと乗り出したのは、ようやくこのころからであった。その包容力はいよいよ広くなり、積み荷の整理はいよいよ危険となり、波はいよいよ高くなった-

まだ10歳にならないうちに才能を認められ、詩、小説、批評、デッサン、演劇、映画など様々なジャンルで時代を牽引したマルチタレントの持ち主、ジャン・コクトーの代表作のひとつに数えられる小説。
引用の"部屋"は主人公の姉弟エリザベートとポールの創り出す、子供らしい、善悪の境のない、無秩序な、だからこそ、キラキラ透明感があって、居心地よくも感じる"子供の世界"のこと。ただし、"大人の世界"="外界"の中にあって"部屋"は風前の灯。
大人と子供の境の亀裂・融合は、誰もが人生で経験すること。普通なら一瞬で過ぎ去って、忘れてしまう、あの不安定な精神状態を見事に再現している。
言葉だけで目も心も潤す、"美しい"一冊。

2009/05/09 09:56

投稿元:ブクログ

とてもじゃないけど二度と見られない部分がある。姉弟の話なんだけど、結局姉ちゃんは弟を毒殺して自分をピストルで打ち抜いて弟を彼の恋人から奪還する(←実際はちょっとちがうけど、精神的にはこんな感じ)わけだけど、最後のその顛末が(おもに第二章?)よかったのでそこだけは熟読している。なんども。姉ちゃんの悪魔的な権謀術数は完璧だった。だけどそれまでの過程、おもに第一章には心苦しいものもある。ふたりとも若いので。弟の恋人が「撃つつもりだわ、私を殺すつもりだわ」って叫んだときに【ざまあみろ】って思った。もうすぐ死ぬ弟と、よりにもとって彼女のかたきでもある彼の恋人を一緒に殺すわけが無い。ジャン・コクトーの作品自体は好き。

2009/05/14 18:45

投稿元:ブクログ

内容(「BOOK」データベースより)
14歳のポールは、憧れの生徒ダルジュロスの投げた雪玉で負傷し、友人のジェラールに部屋まで送られる。そこはポールと姉エリザベートの「ふたりだけの部屋」だった。そしてダルジュロスにそっくりの少女、アガートの登場。愛するがゆえに傷つけ合う4人の交友が始まった。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
コクトー,ジャン
1889‐1963。フランスの詩人・小説家・劇作家・映画作家。パリ近郊の富裕な家に生まれ、早くから社交界に出入りし、多くの芸術家と親交を結ぶ。特にラディゲとの交友は芸術活動を刺激し、またその死は阿片中毒に陥るほどの重大な影響を与えた。生涯にわたってジャンルの枠を超えた活動を繰り広げながら、その根源は常に「詩」にあった

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