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電化製品列伝
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.10
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:19cm/198p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-215023-1
  • 国内送料無料
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紙の本

電化製品列伝

著者 長嶋 有 (著)

「博士の愛した数式」のアイロン、「日曜日たち」のリモコン…。小説家である著者が、現代文学で描かれる電化製品を熱く語り尽くす! 「オール電化」な“異色”書評、映画評18篇を...

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電化製品列伝

1,543(税込)

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商品説明

「博士の愛した数式」のアイロン、「日曜日たち」のリモコン…。小説家である著者が、現代文学で描かれる電化製品を熱く語り尽くす! 「オール電化」な“異色”書評、映画評18篇を収録。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

長嶋 有

略歴
〈長嶋有〉1972年生まれ。東洋大学2部文学部国文科卒。2001年「サイドカーに犬」で文學界新人賞を受賞してデビュー。「猛スピードで母は」で芥川賞、「夕子ちゃんの近道」で大江健三郎賞を受賞。

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みんなのレビュー22件

みんなの評価3.8

評価内訳

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  • 星 3 (8件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

コンセントのある風景

2008/11/19 18:14

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 先日ヤマダ電機に行ったらこの本が山積みになっていて、というのは冗談だけど(あるいは本当にあったりして)、案外電器屋さんで扱ったら、みなさんナニナニと興味を持つかもしれないなと思ったりする書名である。
 でもこの本は「書評」の本(映画と漫画評もありますが)。
 長嶋クン(なんとなくそう呼びたい雰囲気)の言葉によれば「さまざまな文学作品の、その中の電化作品について描かれている場面だけを抜き出して熱く語った、自分でいうのもなんですが、珍妙な書評集」ということになる。
 著者がそういう時って実は結構真剣に書いていることも多いのだが、読後感でいえばやはりいささか珍妙といっていい。
 長嶋クン、正直でよろしい。

 むしろ、この本がマジメに評論的であるのは、最後の「あとがき」かもしれない。
 少し転記する。
 「高度経済成長期を経て、この世界には「物(商品)」の数が増大した。それは同時に「名前の数」が肥大化したということでもある。室内の景色は、物それ自体と同時に、膨大な名前という「ノイズ」に支配される。(中略)ノイズを隠蔽するのではなく、書くべきものと書かないものを見極める。見極め自体をも表現とする」(191頁)
 長嶋クンの説によれば、そのあたりのブレークスルーは吉本ばななと漫画『ちびまる子ちゃん』ということになる。
 長嶋クンがいう「ノイズ」、つまり雑音だが、確かに名前が氾濫しすぎてノイズ化されていると思うが、逆にいえば最近の文学はあえてノイズを書くことで作品をより身近にしようとする傾向があるように思う。あたかもそれが作品の鮮度のように考えているフシがないではない。
 「形容詞から腐っていく」といったのは確か開高健だったと思うが、実はこういったノイズから作品は鮮度を失い、腐っていくのではないだろうか。
 実作者はそれをよしとするのだろうか。
 そういう問題提起型書評だと思えば、相当マジメな「書評」本である。

 ところで、家の中にはいったいどれくらいの家電があるのだろうか。TV、ミニコンポ、パソコン、プリンター、蛍光灯、空気清浄機、冷蔵庫、電子レンジ、オーブントースター、炊飯器・・・数えだしたらきりがない。
 ノイズに囲まれている。
 そして、それらのノイズを支えているコンセントってきっと大変なんだろうなと感心して、本を閉じた。

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紙の本

観察眼と熱っぽさ

2008/11/14 23:10

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:木の葉燃朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 作家長嶋有氏による現代文学の書評(一部映画評・漫画評も含む)。webサイト「ポプラビーチ」、雑誌『小説現代』に連載されたものを抜粋し、書き下ろしを加えている。

 独特なのは、題名通り作中に登場する電化製品に着目していること。それでいて、それぞれの作品で「何を描いているか」がしっかりと説明されている。
 ここで私が使った「何を描いているか」という言葉には、ふたつの意味がある。ひとつは個々の描写。電化製品のあり方、使われ方を、目線を低く、一文(一場面、一コマ)の単位で観察している。そしてもう一つは作品のテーマ。電化製品の書き方、なぜそれが登場するかを考察することで、その作品の書かれた時代的な背景、作者の意図にまで話が及ぶ。

 この考察の方法は、裏を返すと小説家としての長嶋氏の考え方になるのだろう。長嶋氏は読者に大きなテーマだけを読んで欲しいのではないと思う。そのことはあとがきで、自作のCDコンポの描写についての読者からの感想に「面白かったとか、泣けましたという『大きな感想』を凌ぐ興奮が」(p.197)ある、というエピソードとともに書いている。

 そんなこの本、取り上げられた作品をほとんど知らない私が読んでどうだったかというと、これが非常に面白かった。作品を語る、時に過剰なまでの熱っぽさ、ユーモアも含めたサービス精神には、長嶋氏(のエッセイやコラム)らしさを強く感じる。長嶋氏が「誰も、これを読んで『私も電動歯ブラシ買おうっと』とか思わないだろう」(p.190)と言うように、たしかにこの本を読んで電気店に駆け込む可能性は低い。でも、書店に駆け込む可能性は高い。登場する作品の何冊かは実際に読んでみたくなる。例えば高野文子「奥村さんのお茄子」や福永信「アクロバット前夜」、干刈あがた『ゆっくり東京女子マラソン』。それに映画『グレゴリーズガール』。そして川上弘美『センセイの鞄』や尾辻克彦「肌ざわり」など、既読の本も再読したくなる(だって、「大きな感想」は残っていても家電製品の場面は記憶にないんだもの!)。

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2009/01/11 22:23

投稿元:ブクログ

 小説・映画・漫画に登場する電化製品に注目し、作品を読み解くユニークな評論集。とにかく目のつけどころがナイス!取り上げられた本を読みたくなるし、こんな風に細部に注目して小説を読みたくなる。 小説も評論も長嶋有はいいなあ。

2015/07/04 13:12

投稿元:ブクログ

あとがき長くね?
出てくる本を読みたくなる。「奥村さんのお茄子」は絶対に読む!
自分への自信に溢れている人の文章は、揺らぎがないな~。

2009/02/16 00:44

投稿元:ブクログ

電化製品マニアの長嶋さんが、自由に電化製品を語る一冊。ただ、電化製品と言いましても、小説の中に出てくる電化製品ですよ。ソニーとかやないですよ。

2009/02/06 14:05

投稿元:ブクログ

サイン本があったのでつい買ってしまったwこれもやっぱり、視点はおもしろいんだけど、強烈に惹きこむものがない。少なくともおいらには、作用しなかった〜

2011/03/28 00:18

投稿元:ブクログ

これはすごく良かったですよ!
電化製品を通した書評・映画評・マンガ評。取り上げられてる本をほとんどが知っていた、というところもするする読めたというところになるという自分の事情。それから「説明だ」と本人が行っているとおり説明に終始しているところも否めないけれど、その説明がすごく斬新で落ち着いた目線というところとブレなさが読んでて一定の面白さを保てているところのように思う。映画やマンガの評をはさんだところも1冊のまとまりに波があってよい。
たけしの映画っていうのが見たくなった。あれは女の子にはないように思っているんだけど、最終的に言葉に出さないで自分だけちょっとセンチメンタるようにみる父親というものにたいする視座。
それからよしもとばなな以前・以降というのはほかの人の引用も用いていたけれどものすごく良い指摘というか、その次期にいた人にしかかけない、そんでさらに当時を読んでいた人にしかかけないいいところだな、、ということ。具体的にはよしもとばなな以降では書く書かないという取捨選択まで含めてが小説になったというところ。このセンスの見せ合いのなかで育ってしまったわれわれはセンスにいたるまでの視点が弱いな~と思ったりする。みんなセンスはいいよ。
それから高野文子”奥村さんのお茄子”について。これは完全にファン心理ですが、こうやって色々なほうからたのしめるのはおもしろいな。。と思うし、これはもうファンでしかかけない力の入った評で、でも書いてみても電化製品。なんかこのハクのつかなさというか、力の入れ具合と出来上がりの内容のくだらなさのギャップに非常に脱力というか、満足。しかし、愛もあるしちっとも内容はくだらなくありません。
すばるで連載している回は、(この回については「現代」で読んでいるのならばきっと近くに並んでいるのだろう「すばる」に載っているので読んでみてくださいという前置きからはじまる)こういうちょっとしたおもしろみって誰もがおもいついて誰もが「ちょっとやってみました~」といってやるし、そういう思いつきをやってしまうのってほんと、どうしようもないな、、といつもはおもっているのだけれど書評に関してだけは別。っていうのも甘いな、、っていうかこれはすごくありだな!ってなんかおもったんだよね。あ~、やっちゃうのだなというのと同時に。何でだったんだろう。それはこの本の雰囲気もそうさせている(新しい視座)し、面白いやろ?っていうところがあんまりなかったからだとおもう。買って研究しようと思います。

2008/12/23 00:27

投稿元:ブクログ

小説に登場する電化製品に焦点をあてた、書評。
長嶋さんの、小説の読み方、小説の作り方、の一端がわかってたいへん面白かった。

2015/02/16 21:38

投稿元:ブクログ

まず、本の作りがなぜポケミスみたいなのかがキュンどころ。
いろんな作家さんのほんのちらっと電化製品を登場させたシーンを引用してのあれこれ。
それを長嶋先生が書くんだから面白くないわけがない。期待100%でしたが、割とフツ~。

2008/12/06 22:57

投稿元:ブクログ

 現代の小説のなかから、電化製品の出てくる場面だけを抜き出して語った“異色”書評集!(漫画、映画もアリ。)こんな楽しい試みをしてしまう長嶋さん、本当に大好きです。今まで電化製品などに気を止めて本を読んだことはなかったので、作品を語る視点として、こんな切り口もあったのか! と新鮮な驚きとともに楽しめました。

 一見すると遊びのような企画ではあるけれど、決してそうではなくて。
 電化製品について語ること、それを端緒にして、作品そのものの一番深いところまで踏み込んでゆくような考察がなされているのが本当にすごいと思います。こんな読み方が出来るなんて羨ましいなあと、嘆息するばかりであることよ。
 個人的には小川洋子さんの『博士の愛した数式』と、見たことはないけれど映画『哀しい気分でジョーク』の章が、とっても良かった。電化製品になんて普段は興味もないくせに、次はどんなものが出てくるのか、ドキドキしながら読み進めるわたしがいるのでした。

2009/05/20 22:47

投稿元:ブクログ

書評て読者の視点を示すことだと思う。ストーリーの平行線を垂直に横切るような「こう見るか!」の連続で、発見が多かった。よい観察者。おなすのピーピーには気づかなかったなぁ。読みが深い。

2011/05/17 16:57

投稿元:ブクログ

p60(正確な引用じゃない)
行動(名詞)がもたらしたことを書く。
「世界に及ぼした微かな作用」ぐさり。そうか。

2010/09/10 12:44

投稿元:ブクログ

傑作家電について語るというようなmonoマガジン的なものではなくて、家電が効果的に登場する小説や漫画、映画について語るというちょっと変わった評論集です。

確かに、これだけ家電に囲まれていて日常的に家電を使っているのだから、家電が小説の中で登場してもおかしくないし、重要な小道具として物語の駆動力になったり人物の人となりを表したっていいはず。でもその一方で、実際に家電が効果的に登場することは実はあまりおおくなくて、あったとしてもそれはレコードやラジオと言ったすでに色がついて記号化されたものだったりする。そういう状況であえて家電に登場する場面に着目することで、文学表現の可能性が見えてくるし、同じ作家という職業とはいえ世代的な断絶も浮き彫りになる。そう考えると家電の表現一つにしても実はかなり奥深いものがあるなあと感じます。

でもまあ、そんな難しいこと考えるまでもなく、家電から惹起される時代感やなんかを感じるだけでも雰囲気があっていいし、そうしたことに対する長嶋有の偏愛ぶりもまた面白くて、気楽に楽しい本でした。

2010/06/06 04:32

投稿元:ブクログ

装画 高野文子さん
芥川賞作家であり大江健三郎賞作家でもある著者が電化製品が登場する他人の小説・コミック・映画から17作品(うち一作は自作のもの)を取り上げ、書評と共にその電化製品に対するこだわりと耽溺ぶりを暴露した本。といいつつもアピールは長嶋有先生らしく控えめ。

2013/01/17 10:59

投稿元:ブクログ

書評だと作者は書いているが、本に出てくる電化製品に特化して書かれた書評で、見る角度が違えば本のおもしろさもこんなところで発見されるのかと笑ってしまった。
あるときは漫画であったり、映画であったりもするが、その中で利用されている電化製品の描写や役割、またその電化製品自体の事など読んでいて時代風景など含めて楽しめる書評となっている。
ちょっと堅い本を読んだ後などに、頭をリフレッシュするにはちょうどいい本かもしれない。かといって、そんなに役に立たない本だというわけではありませんよ。

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