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闇の奥(光文社古典新訳文庫)

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.9
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 光文社古典新訳文庫
  • サイズ:16cm/231p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-75191-3

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紙の本

闇の奥 (光文社古典新訳文庫)

著者 コンラッド (著),黒原 敏行 (訳)

船乗りマーロウはかつて、象牙交易で絶大な権力を握る人物クルツを救出するため、アフリカの奥地へ河を遡る旅に出た。募るクルツへの興味、森に潜む黒人たちとの遭遇、底知れぬ力を秘...

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闇の奥 (光文社古典新訳文庫)

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商品説明

船乗りマーロウはかつて、象牙交易で絶大な権力を握る人物クルツを救出するため、アフリカの奥地へ河を遡る旅に出た。募るクルツへの興味、森に潜む黒人たちとの遭遇、底知れぬ力を秘め沈黙する密林。ついに対面したクルツの最期の言葉と、そこでマーロウが発見した真実とは。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー37件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (9件)
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  • 星 3 (12件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

善悪定まらないものの 魔力を感じながら

2010/01/04 18:29

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 新訳で「闇の奥」を読んだ。

 中野良夫の旧訳の「闇の奥」は幾分読みづらい本であったが 本書でも その読みづらさは ある意味で変わらない。となると これはやはり原作自体の難しさにあると考えるしかないと思った。

 僕にとっての 本書の難しさは 結局主人公であるクルツの善悪が定まらない点にある。これは僕自身が「善悪がはっきりしないと物事の理解が難しい」という「考える力の弱さ」を露呈したと謙虚に受け止めるべきだ。

 僕らにとって 何かを考えることは 「それらを区別し 何らかのラベルを貼る」という作業で終わってしまうことが多い。「分かるとは分けることだ」という言い方もあるし それは一面真理なのだろうが それだけだと「分けようとしても分けられないもの」への理解が不可能になる。その一例が 本書であり 本書の主人公であるクルツではないかと事が今回読んだ印象だ。

 文化人類学を学べば 「すばらしく崇高なもの」と 「おそろしく俗物なもの」は一人の中に共存することがある点が分かる。クルツを理解するには そのような手法を取っていくしかないに違いない。

 本書には救いもないし 結論も無い。どこか尻切れトンボで居心地も悪い。クルツの許嫁の大いなる誤解も滑稽だ。あるべき「悲劇」にもなっていない。それがコンラッドの 結局言いたかったことなのだろうか。ただし 結末を作者が提示していないことで 本書の読み方が自由になったことも確かだ。本書から 村上春樹が「羊をめぐる冒険」を書いたと言われるし コッポラは「地獄の黙示録」を撮った。「善悪定まらないもの」への本能的な嗜好が人間にはあるのかもしれない。

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2015/03/22 13:15

投稿元:ブクログ

今月の猫町課題図書。恥ずかしながら、これが映画「地獄の黙示録」の原作とは知らず、途中から「なんかイメージが重なるなぁ」と思いながら読んでいた。

風景、人物、感情から小道具の一つ一つに至るまですべてのものが、未開(当時)のアフリカ奥地の魔境的なイメージを構成しており、一人称話者のマーロウとともに圧倒的な迫力とおどろおどろしい恐怖感を存分に堪能できる。社会派小説としての観点からは、人種差別、収奪に関する批判が徹底していないという評価もあるそうだが、これは純粋に小説として読んで、その凄さを味わいたい。

翻訳は光文社古典新訳の精神にのっとって、非常に読み易く、違和感のある箇所も少ない。しかし、訳者あとがきの自訳解説は、手品師が失敗した手品の種明かしをしているような印象で興醒め。こういうのは訳文を持って語らしめるべしとしたものだろう。

2009/10/05 22:11

投稿元:ブクログ

単なるアフリカ冒険小説かなと思っていたのですが、なかなか難しい小説です。かといって読みにくくはないのですが、話がきれいにまとまらない所が難しい。そういうタイプの難しさです。作者はもとポーランド貴族で、船員をやり、小説家に転身した人物で、英文学と東欧文学の血脈をひいているそうです。語り手マーロウ、コンゴでやりたい放題をしていた象牙の略奪者クルツ、彼のことを何もしらないのに、全てを知っていると豪語する「幸せな」婚約者、道化のようなロシア人、狡そうな支配人、下劣な社員「巡礼たち」などが織りなす、文明と野蛮、植民地の悲惨、物語を消費する読者の内なる野蛮を考えさせられる作品です。解説も秀逸です。

2011/08/25 10:28

投稿元:ブクログ

船乗りマーロウがコンゴの奥地で見たもの・感じたことを語る話。
のっぺりした密度の濃い闇に足を踏み入れていくような感覚を覚えた。
緩やかな語りに耳を傾けていると、気付いたら足を取られ飲み込まれたら戻っては来られないような、粘度の高い質感に包まれているような感じがした。
黒原氏の訳文が大変読みやすい。
期間を置いてから再読したい一冊。

2010/06/27 20:19

投稿元:ブクログ

 20世紀の植民地支配・虐殺の歴史を知らないと、話の筋がつかめない。本書の解説を読んで、初めて理解できた部分も多かった。そのうえで本書の内容を思い返すと、かなり考えさせられる。というか、人間の心の奥の闇が垣間見えて、自分にも同じ闇があるかと思うと空恐ろしくなった。新訳版は、やはり読みやすかったように思う。

2015/02/23 08:08

投稿元:ブクログ

2015年30冊目。

帝国主義時代のコンゴにおける象牙貿易。
船乗りマーロウが河を遡った密林の奥深くでは、恐るべき搾取が行われていた。
沈黙する密林は、人に闇を与えるのではなく、人の闇を引き出すのだと思う。
搾取者クルツは特別な闇を与えられていたのではなく、人にある普遍的な闇を具現化されていたのだと。

「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。(フリードリヒ・ニーチェ)」

2010/03/28 22:47

投稿元:ブクログ

植民地時代のコンゴの奥地に深く分け入って行くと同時に、人間性の闇の奥に迷い込んで行く重層的な語りの物語。
ストーリーや思想を読むのではなく、感覚を味わう物語。
イメージに迷い込んで、宇宙の深淵に放り出されるよう。

植民地時代や文化を描いた物語では全く無い。

2009/10/31 08:44

投稿元:ブクログ

難解な小説と言われてましたが、「リーダブルな新訳」という帯の言葉につられて購入した。物語は、面白く、あっというまに読み終えました。昔見た「地獄の黙示録」の映像がちらつきます。

2015/12/31 11:41

投稿元:ブクログ

いろいろな解釈を取れる作品は
どうしても評価が明確に分かれてしまいます。
それは、この作品のラストです。

この作品の鍵の人物となるクルツは
結局のところ熱病(?)で命を落とすことと
なってしまいます。

そしてその後に、婚約者にあうこととなるのですが…
これ、すべてを打ち明けられないでしょ。
もしもそれを打ち明ければマーロウにも
危険が及んだかもしれませんしね。

どこか見えぬ霧が漂っていたり
黒いものがあったりする感覚が
気持ち悪くもありました。

2014/09/28 09:05

投稿元:ブクログ

夏目漱石が愛読したコンラッドの代表作。
そして、オーソンウェルズ、スタンリーキューブリック、フランシスコッポラなど巨匠たちがこぞって映画化しようとしたけれども、実現には至らなかった。

という前情報〔千夜千冊1070話〕に興味をそそられて読み始めた。

しかし、読みにくかった。
けっして難しい文章ではないのだが、どうにもリズムが合わない。

読後に解説を読んでみると、色んな人が翻訳しており、今回手にしたのは新訳だとわかった。
そして、そこで、原文が読みにくいことで有名だということもわかり、それに対して、それぞれの訳者が色々試行錯誤していることもわかった。

うーむ、その結果が、こういう訳になるのか。

正直、なんだか直訳的なリズムで、肌に合わなかった。

機会があれば別の訳書も読んでみたい。

2013/02/17 23:05

投稿元:ブクログ

新訳ならと思って読んだが・・。言葉は平易で分かりやすいが、その内容はすんなりと入ってこない。物語がまっすぐ書かれておらず蛇行しているように感じる。だからといってムダがあるわけではないし、けっして難しい内容ではないのだけど。やっぱ読み取りに技術が要求されているように感じるなぁ。

2010/01/02 03:10

投稿元:ブクログ

19世紀イギリスの作家、ジョゼフ・コンラッドの代表作。

船上の場面から始まり、これから大航海が幕を開けるのかと思いきや、そうではなくて男の独白の海に飲みこまれる。印象主義的な描写が難解で、ときどき立ち止まりそうになるが、船の上でマーロウの語りを聞いている一員になったつもりで、その圧倒的な語りのフローに身を委ねた。

コンゴへ赴いた当時のクルツは、高く見積もったところで「普通の天才」でしかなかっただろう。残された婚約者の心の中にいるクルツの姿はまさにそれだ。そんなクルツがコンゴ体験、すなわち「魔境 wilderness 」での体験を経て、例の最期の言葉、「恐ろしい!」に示されるような実存的真実を発見するに至る。この変化こそが「闇の奥 heart of darkness 」に潜んでいるものに他ならない。このドラマティックな変化を、マーロウの語りを通じてわれわれは追体験する。もちろんその衝撃の度合い、アクチュアリティは、クルツ自身のもの、マーロウが感じたもの、そしてわれわれ読者の順に小さくなってしまう。残念なことであるが、われわれも自ら「闇の奥」に足を踏み入れなければならない。

訳者が真摯に取り組んだ仕事なのだというのがよく分かる好訳。黒原敏行は信頼できる訳者である。

2010/04/21 15:22

投稿元:ブクログ

西洋植民地主義の「闇」を描いたジョセフ・コンラッドの代表作。
よくこの本の感想で「結局一番怖いのは人だよね」なんていう安易な結論を見るが、実際に読めば「闇の奥」のさらに奥に広がる先が見えない奥深さがわかる。 

ゴールディングの「蠅の王」もあわせて読むと相互に作用し合うものが多い。

誰が読んでも長いレポートが書ける、知的欲求を刺激する本。

光文社の古典新約じゃないと読むのしんどいと思う。

2010/10/14 11:52

投稿元:ブクログ

英国の作家ジョセフ・コンラッドの小説『闇の奥』を読みました。

年老いた船乗りマーロウが、
かつてアフリカのコンゴを旅したときの経験を回想する物語です。


1890年代。
雄大なコンゴ河に魅せられたマーロウは、親類のつてを頼って、
とある貿易会社に就職する。
そこで彼は河を行き来する蒸気船の船長を務めることになった。
河の各所には出張所が設けてあり、そこでは常に大量の象牙が集められている。
マーロウの仕事は、それを船に積んでくること。
船のある出張所に向かうあいだ、マーロウは「クルツ」という男の名を何度も耳にする。貿易会社の一級社員で、彼の出張所から送られてくる象牙の量は飛び抜けているという。
「あの人は、将来経営陣に加わる人材ですよ」
多くの者が、そう口をそろえる。


大西洋に面した港町バナナから半月ちかく歩き、船がある中央出張所にたどり着くが、そこで会った支配人は、ひどく狼狽していた。
「事態はとても深刻なんだ」と彼は言う。
これは噂だが、ある非常に重要な出張所が危機に瀕していて、そこの責任者であるクルツ氏が病気だというのだ。
「クルツは自分の下で働く社員のうちではもっとも優秀な男で、あんな男は二人といない。会社にとって非常に大事な人材だ」

またある社員は「彼は天才です」とクルツ氏を評する。
「慈悲と、科学と、進歩と、そのほかいろんなものの使者です」

クルツは一番の業績を誇る出張所の責任者。天才。はたして彼は、どんな人物なのか。マーロウは彼への興味を抱き始める。


マーロウたち一行は、噂を確認するため、はるか上流にいるクルツに会うため、コンゴ河を蒸気船でさかのぼる。密林が生い茂る、闇の奥へと。




『闇の奥』が発表されたのは1899年、コンラッドが42歳のときです。
コンラッドも元は船乗りで、コンゴ河での乗船経験もあります。彼はそこで重病の社員を連れ帰ろうとしますが、彼は船中で死亡。間もなくコンラッド自身も瀕死の病に倒れ、あやうく一命をとりとめます。
このときの体験が大きかったのでしょう。コンラッドはそれから小説を書くようになり、やがて作家としてデビューします。
いわば『闇の奥』は、コンラッドの原体験をかなり反映した作品だといえそうです。

解説によると、19世紀末の英国では「アフリカ」や「黒人」が、”商品”として流通していました。

動くパノラマの「ナイル川の旅」やアフリカ・ショーの「正真正銘ブッシュマン」、企画団体旅行だと「東アフリカ猛獣狩りツアー」、子ども向けにはアフリカ探検すごろく。もともとは博物学の現地調査、そして英雄的な奥地探検、しかしつまるところは英国の植民地獲得という実態である。(解説より抜粋)


本作品でも、鎖につながれた奴隷のような黒人の描写が出てきます。マーロウは特別正義感にあふれた人物ではありませんが、それでも読み手はそういったシーンを読むと、白人優位な状況にいささか居心地の悪さを感じます。
『闇の奥』は発表���時、文学論争を巻き起こしたとのことですが、この作品から「植民地支配への批判」などを読み取る人が少なくなかったことの表れでしょう。


ですが、ここ現代にあって読んでみると、そのようなメッセージはあまり感じられません。風化してしまったのかもしれないし、もともとコンラッドはそんなことを考えていなかったのかもしれない。
いずれにせよ、今もなおギラギラと潤いを帯びているのは、
未開の地に対する飽くなき好奇心です。


「ところで俺は、子供のころ、地図がとても好きだった。南アメリカ、アフリカ、オーストラリア。何時間眺めても飽きなかった。輝かしい探検を空想したものだ。あの当時は地上に空白地帯がたくさんあったが、とくに気をそそる場所があると(というか、どの場所もそうだったんだが)、指でそこを押さえて、大人になったらここへ行くぞと呟いたものだった」(本文より引用)

マーロウの台詞ですが、少年時代に海洋冒険小説や航海誌を読みふけったコンラッドの原体験そのものでしょう。

その時代、世界地図に描かれていない場所が、まだいくつもあった。人々は、かつて海と空の境界線に世界の果てを感じていたように、そこにロマンを見出していたのです。


コンラッドは、自分がコンゴを旅した興奮を、生死の境をさまよった手触りをただただ伝えたかったのではないでしょうか。
でも、それがおそらくは無理であることも彼は悟っていたような節があります。

「話の筋道が見えるかい?何か分かるかい?俺は何だか君らに夢の話でもしているような気分だよ――虚しいことをしているようなね。というのも、夢の中身をどう語っても、夢の感覚は伝えられないからだ。(中略)どんな経験であれ、生で感じたままを他人に伝えるのは不可能だ――生の感覚こそが、その経験の真実であり、意味であり――捉えがたい深い本質なんだが。不可能なんだ。」(本文より抜粋)



世界地図が完成してしまった時代に生まれ落ちた私たちには、コンラッドが書き残した作品そのものが、闇の奥へとつながる一本の細い道なのかもしれません。そこに、魔境はまだあるのだろうか?

2012/04/06 12:01

投稿元:ブクログ

初コンラッド。「闇」の中に包み込まれていく語り手が描く人々は、「意味」を持っていない。クルツの婚約者が語ることばすらなんだか偽善的なニュアンスを持って響いてくる。

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