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漂う書庫のヴェルテ・テラ 断罪星導師(富士見ファンタジア文庫)
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漂う書庫のヴェルテ・テラ 断罪星導師 (富士見ファンタジア文庫)

著者 川口 士 (著)

『真昼の星空を刻み込め。そうすれば、お前は—』かつて言われた言葉が蘇る。そう、あれはまだ外法星導師となる前のこと。祈りではなく手繰ることで、星を。そうすれば…。「手繰りて...

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漂う書庫のヴェルテ・テラ 断罪星導師 (富士見ファンタジア文庫)

626(税込)

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商品説明

『真昼の星空を刻み込め。そうすれば、お前は—』かつて言われた言葉が蘇る。そう、あれはまだ外法星導師となる前のこと。祈りではなく手繰ることで、星を。そうすれば…。「手繰りて星は—大地を穿つ!」不敵な笑みを浮かべたジグウォルの足元で星導術が完成し瞬間、空に閃光が走り大気が震えた—!聖堂による焚書で多くの書物が失われつつある世界。聖堂が追う『万巻の書』と呼ばれる少女レジィナと旅を続ける目つきと口の悪い外法星導師ジグウォルは、究極の星導術が記された伝説の書の噂を耳にする。だが書物を求めるジグウォルの前に、かつての幼なじみで今は敵対する勢力・聖堂の騎士となった少女リシェルが現れ。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー4件

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評価内訳

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自由に本を読むために戦う

2009/10/18 20:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 聖堂という中世の教会の様な国が教義の背く書物を焚く世界で、本好きで星導師という星の力を使う魔法使いの少年ジグウォルが、「万巻の書」という膨大な本を記録している精霊の少女レジィナと共に、「五賢七書」という星導術の本を求めて旅する物語。
 同出版社の前作「ライタークロイス」に比べ、主人公の性格は真面目少年からエロ少年へ変わり、主人公ははじめから強力な力を備えていて、物語を構成する対立軸も分かりやすいものになっている。だから、一読すると、本当に同じ作者なのかと感じるところがなくもない。とても器用なのだろう。
 今回は人物と能力を紹介する展開だったので、次巻以降で彼らが入り混じりながら対立し、ストーリーを進行させていくことだろう。

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2010/03/13 09:35

投稿元:ブクログ

「――お前のようなものを、愚者という」
 紫水晶の瞳に凍りつくような畏怖をこめて、レジィナは淡々と言葉を紡いだ。
「知識がない。品性がない。だから価値を理解できない。だから他者を理解できない。誰かにとっての大切なものを、ただやみくもに否定することしかできない。人間として生まれながら、人間としての意味を持たない愚者」
(P.194)

2009/11/04 12:26

投稿元:ブクログ

本の好きなジグゥオルは、『万巻の書』と呼ばれる精霊レジィナを連れ、聖堂(シュテル)による焚書で多くの書物が失われる世界を舞台に『五賢七書』と呼ばれる星導(ストラ)の奥義書を求めて旅を続ける『外法星導師』
かつては聖堂(シュテル)に救われながらも、その後対立し・そして抜けることになったジグゥオルは、かつて不得手だった星導(ストラ)を、聖堂(シュテル)が唱える『祈り』ではなく、『手繰り寄せる』ことで星導師(テラ)としての力をつける。

一仕事終えたジグゥオルに『五賢七書』の情報が舞い込んでくる。
しかし、その前に立ちはだかるのは、かつて聖堂(シュテル)に救われた際に子院学舎(スコール)で同室だった幼馴染たち。
中でも、ジグゥオルを助け、読書の楽しさを教えてくれたリシェルは、聖堂騎士(シュテルシオン)としてジグゥオルと対立することに。

ちなみに『万巻の書』たるレジィナ、可愛らしい顔をして結構毒舌かつ多少の嫉妬持ち?
ジグゥオルに対する態度と、彼に近づく女性に対する態度が面白いほどはっきりしています。
当人たちが気付いているかは、はなはだ疑問ですが。

イラスト主体で買ったのは否定しませんが、雛祭さんの口絵イラストは線が細いからか、発色が若干薄く見づらいという欠点はあります。

2016/04/19 22:24

投稿元:ブクログ

全5巻完結。
星導という力を使う世界のファンタジー。身に数万冊の本を有し、喋らない子が、辛辣です。良いです。
終盤にある司書だった子の本に対する考えを披露する場面が、実際にいる良書提供主義の司書の考え、そのままだと思った。そうして見ると作者が図書館への批判を述べているようにも読み取れた。

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