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失われた時を求めて 1 第一篇「スワン家のほうへ」 1(光文社古典新訳文庫)

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.9
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 光文社古典新訳文庫
  • サイズ:16cm/470p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-75212-5

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失われた時を求めて 1 第一篇「スワン家のほうへ」 1 (光文社古典新訳文庫)

著者 プルースト (著),高遠 弘美 (訳)

色彩感あふれる自然描写、深みと立体感に満ちた人物造型、連鎖する譬喩…深い思索と感覚的表現のみごとさで20世紀最高の文学と評される本作。第1巻では、語り手の幼年時代が夢幻的...

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失われた時を求めて 1 第一篇「スワン家のほうへ」 1 (光文社古典新訳文庫)

1,037(税込)

失われた時を求めて 1~第一篇「スワン家のほうへI」~

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失われた時を求めて 1~第一篇「スワン家のほうへI」~

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商品説明

色彩感あふれる自然描写、深みと立体感に満ちた人物造型、連鎖する譬喩…深い思索と感覚的表現のみごとさで20世紀最高の文学と評される本作。第1巻では、語り手の幼年時代が夢幻的な記憶とともに語られる。豊潤な訳文で、プルーストのみずみずしい世界が甦る。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー20件

みんなの評価4.2

評価内訳

2012/06/07 23:21

投稿元:ブクログ

称賛の半分は訳業に対して。このくらい気取った日本語の方がプルーストに合っているし、何より光るのは解釈の適切さ。読みながらはっきり映像が浮かんでくる。そういう体験は今までの訳ではありえなかった。名訳。

2011/03/06 20:53

投稿元:ブクログ

途中まで読みすすめたところで、これは続きが気になるし、集英社版で読んじゃうかもな…と思っていたのだけれども、あとがき解説に目鱗だったので、おとなしく刊行を待ちたくなった。といいつつ、とりあえず集英社版で読みすすめてみて(2巻までは手持ちで読了してる)これはこれで刊行を気長に待つのもいいかもなー。
フランス語が読める人には、邦訳よりも原文を読んだ方が読みやすいと言われる作品。日本語訳にすると難解度が増すんだろうところを、内容がスムーズに頭に入ってきやすい訳になっていると思います。全訳完結するまで応援。

2013/04/10 21:08

投稿元:ブクログ

物語は、ある日語り手が口にしたマドレーヌの味をきっかけに、幼少期に家族そろって夏の休暇を過ごしたコンブレーの町全体の記憶が鮮やかに蘇ってくる、という「無意志的記憶」の経験を契機に展開していき、その当時暮らした家が面していたY字路のスワン家の方とゲルマントの方という2つの道のたどり着くところに住んでいる2つの家族たちとの関わりの思い出の中から始まり、自らの生きてきた歴史を記憶の中で織り上げていく。

前々から挑んでみたいなとは思っていて、アニメ「サイコパス」に関連することをきっかけに頑張りました。うーん、やっぱり難しい気がする。あらすじというあらすじがあんまりなくて、プルーストの紡ぐふわふわした言葉の美しさや麗しさを楽しむ作品なのかなあと、私なりに納得。正直、当時の編集者が、起きてからぼーっとする時間の描写だけに30ページも費やすとかどうかしてるぜっていう考えるのもよく分かる(苦笑)他の訳よりはだいぶすっきりしているようですが、それでも長くて流れるような文章は独特だなあと思います。全巻読み進められる自信はあんまりない・・・。紅茶にマドレーヌをひたすって、私には考えられないんだけど、おいしいのかな?今度試してみます。

2011/05/20 12:28

投稿元:ブクログ

なかなか読みきれない冗長な小説でボクもまだ全体の1/3くらいまでしかたどりついていない。
新たな訳が出たら今度は読みやすいかもしれないと期待するけど誰がどう訳しても冗長なのには違いはなかろう。
でも以前から女性的な訳の方が似つかわしいだろうとは思っていた。
今回の訳は(訳者の名前からしてたぶん)女性なのだろうからけっこういいかもしれない。

2010/12/20 09:53

投稿元:ブクログ

訳者の考えも、訳も気に入りました。中には写真とその説明もあり、楽しい。注で読むときに 本来必要でないものをそぎおとし、初めて同時代人が読むように 読んでほしいとは、利に敵っている。一般読者は研究者ではないのだから。注が、そのページにあるのも私は好きだ。 新訳 の意味がよくわかる久しぶりの本だった。

2011/02/01 21:42

投稿元:ブクログ

この豊饒な表現力を持った文章を存分に感じとるにはまだまだ力不足でした;;それでも空気の匂いが感じられるのが凄い。圧倒されました。

2012/04/21 20:28

投稿元:ブクログ

教科書とか問題集みたいな実用本ならともかく、一般小説で「挑戦」もないとは、思いますが…

いわゆる「読みやすい」作品ばかりがもてはやされて、小説は、効率よくあらすじを把握して消化するものという感が強い昨今、こういう作品に「挑戦」してみるのもいいかと。

訳者が、あらすじを追おうとするな、と繰り返し説くのも、肯けるところ。

2013/02/20 22:59

投稿元:ブクログ

この訳は読みやすいと思います。他の訳で挫折していた私が読みきれました。
開巻数十ページが眠くなりましたが、そこを乗り越えると、比喩の多い文章に酔えます。私はまどろんでいるような幸福感を感じながら読みました。

2010/10/06 21:34

投稿元:ブクログ

何度目かのプルースト。冒頭、夢と現実の境を彷徨いつつ子ども時代の記憶を思い出すシーンを読むといつも忘れていた大切な思い出が浮かび上がってくる気がします。

この第1巻、一度最後まで読んでから再読するとよく分かるのですが、一見散漫でとりとめのないエピソードの羅列に思えるものが物語全体では重要な伏線になっています。名前すら出てこないふと見かけただけの人物が後に準主役になったり、会話の中で名前が出てきただけの祖母の友人が主人公を上流階級に導くきっかけを作ったり。
ただ、ヒロインであるアルベルチーヌの名前だけは一度も出てきません。というのもアルベルチーヌは当初の構想にはなかった人物だから。この辺りの緻密な構成と構想にないエピソードが大きく膨れ上がるダイナミズムが不思議に同居しているのもプルーストの魅力のひとつでもあります。

さて、高遠氏の訳ですが、平易で読みやすく(あくまでプルーストにしてはの話!)、不要な解説や訳注を最小限にとどめているのも好印象です。ところどころ写真が掲載されているのも読書の助けになります。初めてのプルーストにおすすめできる翻訳だと思います。

2010/10/07 17:28

投稿元:ブクログ

光文社の新訳、やはり読みやすいです。

しかし、やっぱり冒頭部分は長い!!
語り手が寝付くまでに、私は何度眠りについたか・・・(笑

2010/11/17 21:52

投稿元:ブクログ

光文社古典文庫の翻訳はどれも意欲的。すごいと思う。この本もそうだ。プルーストは何度も挑戦して1ページも読めなかったが、これなら読める。パリに居たときおじいさんやおばあさんが日向の公園のベンチでプルーストを読んでいる光景によく出くわした。長い話だけれど面白いからみんな読んでいるんだよね。日本のプルーストの翻訳はそれには似つかわしくなかったのだと本書は教えてくれる。

2010/10/07 21:42

投稿元:ブクログ

集英社で出版された鈴木道彦氏の訳で以前読み、第四編で挫折した者です。ということで、以下集英社との比較。フランス語や作者について詳しい知識は無いので、あくまで見た目。

・1ページにぎっちり文字が詰まって無いので、開いて「ウッ」と感じることは無い。
・原作で長い文は括弧やダッシュで読みやすくされており、長文も怖くない。
・註の数が集英社訳に比べて6割弱と少ない。巻末にまとめてある集英社のスタイルと異なりそのページ毎にページ左側に載っているので、
 テンポよく読んでいける。図による解説も嬉しい。(但し、一文一文をがっつり理解する上で註が減るのは人によっては不満かも。)
・「刺戟」「亢奮」等、古い漢字が僅かに使われているけれど、読む上で支障は無い(と思う)。
・前口上や読書ガイドで、「こうやって読んでね!」と訳者が私たちに語りかけてくる。読書ガイドも他の小説の解説に比べてやや激しい。
 (好みが分かれると思うので、これは実際に見てほしい。)

 私を含め、この小説を途中で挫折した人は決して少なくないのでは、と思う。そんな人にとって、格段に読みやすくなったこの光文社訳は、良くも悪くも通読する上で最適ではないだろうか。今秋、岩波文庫でも新訳が出るそうだ。学術的な面で絶大な信頼を誇る(らしい)岩波での訳は、光文社訳とはまた違った方向の名訳になると想像できる。どちらが自分のスタイルに合うか、比べてから読み始めても遅くは無いだろう。間違えてamazonでキッズレビューにしちゃった。

2010/12/09 08:16

投稿元:ブクログ

二度目の挑戦。他社の文庫で、一揃え持っていますが、それは最初で挫折しました。訳文が良いのかな。すんなり話が入ってきます。いわゆるまったりした感じで、話が進んでいきます。本編の語り手の私の子供時代の出来事がつづられて行きます。登場人物も少ないのですが、伯父の家でであったさる女性との出会いが、女性を意識した少年の姿がリアルに描かれている。失われた時を求めてを、こんなに楽しく読めるとは思っていませんでした。続巻の発売が楽しみです。

2015/07/17 18:18

投稿元:ブクログ

恋人というのは、信じているさなかでも疑ってしまうものであり、その心を我がものにすることなど決してできない。

心理学の教科書には必ず、マドレーヌの香りで記憶がよみがえる箇所について言及される本書。一度は読んでみたく気軽に手に取ってしまったのだが、14巻まであるということで長い旅路になりそうだ。それにしても語りが長い。カラマーゾフもお喋りだと感じたが、こちらの方が勝ちかもしれない。そしていつの間にか違う話題になっている。普通なら結論のない話にイライラしてしまうところだが、そこは20世紀を代表する小説。いつの間にか引き込まれていってしまう。そして気づいたら同性愛の話になっていた!訳はすらすら読むことができる。解説も詳しいし、14巻まで頑張れそうな予感。

2011/11/04 12:28

投稿元:ブクログ

ロッシーニの、
『チェロとコントラバスのための二重奏曲』
が聞こえてくるんちゃうかと思いました。