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花のノートルダム(光文社古典新訳文庫)
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.10
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 光文社古典新訳文庫
  • サイズ:16cm/524p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-75214-9
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

花のノートルダム (光文社古典新訳文庫)

著者 ジュネ (著),中条 省平 (訳)

泥棒で同性愛者だった青年ジュネは、獄中で書いたこの処女作で20世紀最大の“怪物”作家となった。自由奔放な創作方法、超絶技巧の比喩を駆使して都市の最底辺をさまよう犯罪者や同...

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花のノートルダム (光文社古典新訳文庫)

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商品説明

泥棒で同性愛者だった青年ジュネは、獄中で書いたこの処女作で20世紀最大の“怪物”作家となった。自由奔放な創作方法、超絶技巧の比喩を駆使して都市の最底辺をさまよう犯罪者や同性愛者を徹底的に描写し、卑劣を崇高に、悪を聖性に変えた、文学史上最も過激な小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー12件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 3 (6件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

好悪分かれる作品

2012/03/24 22:48

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BH惺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 読みながら、これはR-18指定にしなくて良いのだろうか……と思うことしばしば。かなり表現があからさまで刺激的。だけど中条省平氏の訳は過激でありながらワイルドで読みやすい。固有名詞などそのものズバリ登場したりしてあ然呆然の連続だった。
 語り手は一人称がジャンという、作者の名と同じ人物。なのでかなり自身を投影しているとみたので、これは一種の自伝的小説なのかなと。しかし、そうでもないらしい表現もあるので読者を幻惑させる。それも作者の構成のねらいなのだとしたら、かなり狙った緻密な構成なのかと。

 登場するのはすべて同性愛者ばかり。そのうちのメインキャラクターは女装する男娼・ディヴィーヌ。ほとんどヒロインと言ってもよいほどの心まで女性となっている繊細で心優しい人物。そしてその情夫となるイケメン・ミニョン。そしてその彼が拾ってきた、今作のタイトルロールでもある源氏名「花のノートルダム」という美少年。
 つまりはこの3人の愛憎劇、途中からミニョンは警察に捕まりストーリー上からは姿を消してしまうので、実質的にはディヴィーヌと「花のノートルダム」との物語となっている。

 1940年代。おそらく作者が若き頃のフランスを舞台にした、社会の底辺で生きる若者達を赤裸々に描いた一種の風俗小説なのだと個人的に理解。その描写は時に俗悪であり猥褻であり、嫌悪感を抱きそうになるほど。同性愛者達の生活を詳細に描写し、犯罪を重ね身を売り、裏切り裏切られ、刹那的に生きる彼等の青春(というには綺麗すぎるけど)が痛々しいまでに鮮烈。
 そんな俗社会に身を置き、男娼として生きながらもその精神はあくまで純粋で慈悲深いディヴィーヌの存在がひと際輝きを放っている。どんなに他人に蔑まれ裏切られながらも、プライドを捨てることは無いその姿は一種の崇高さを感じさせる。

 対して登場シーンから殺人者として華麗な印象を抱かせる「花のノートルダム」。この作品において同性愛者達は自ら決して本名を名乗ることはない。美少年「花のノートルダム」もそうなのだけれど、その個性はインパクトありすぎ。殺人・万引き・コカインの密売等悪事に手を染め、結局は警察に捕まり斬首刑に処せられる。
 短くもそのあまりにも強烈で鋭い生き方と、息を飲むような美しさの描写には圧倒された。一種の「悪の美学」なのだろうか、ピカレスクロマン(悪漢小説)と言っても良いくらいだと。

 巻末の解説にあったのだが、これはヒロイン・ディヴィーヌの成長物語でもあり、そのディヴィーヌと「花のノートルダム」との複雑な恋愛小説でもあるとのこと。そしてさらに、作者ジュネがこの「花のノートルダム」という小説をどう書いたかを語る「メタ小説」として読むこともできるという説に思わず納得。
 で、作中個人的に一番感動したのが、意外にも法廷劇となった「花のノートルダム」ことアドリアン・バイヨンの裁判シーン。
 殺人罪を問われている彼の裁判に証人として次々に同性愛仲間が証言台に立つ。公的な場での彼等は普段の虚飾をはぎ取られ別人のように委縮してしまった中、たった独りディヴィーヌだけは、堂々と立派にアドリアンにとって有利な証言をしてゆく。その精神的強さと成長に思わず涙腺崩壊。

 下品・低俗・猥雑な描写と崇高・静謐・技巧的な描写が混然一体となった独特の文体。俗と聖が混沌としながらも、心の深奥から湧きあがってくる静かな感動。
 受け付けない人はまったく駄目、耐性のある人にはとんでもない奇書であり、感動作。だからこそ、この時代まで読み継がれてきた作品なのだと思うと感慨深い。

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2011/05/04 09:38

投稿元:ブクログ

借りたもの。
神話的同性愛賛歌。
文章の形式が自由で、フィクションとジュネ自身の体験が織り交ざっている。言葉も卑猥な言葉と聖句、隠語と比喩が交互に表れ、互いを貶め、昇華してゆく。
回想録のようでそうではない。
そんな小説。
ディヴィーヌとミニョン、ゴルキの三角関係を、蔑む訳でも賞賛している訳でもない。その駆け引きを神聖視しているのだろうか。
これが日本語では一番読みやすい翻訳だと思う。それでも斜め読みでは理解できない。

2010/12/27 18:53

投稿元:ブクログ

同性愛の神話的世界。帯にあるように、そうとしか言いようが無いメタ小説。

小説として、物語としては、そのあまりに自由自在に形式から逸脱していく文章は破綻をきたしている。

だけどこのわけがわからないけど圧倒的な濃密なイメージの奔流に酔わされる。

本物の文学な気がする。

2012/07/28 00:02

投稿元:ブクログ

泥棒で同性愛者だった青年ジュネは、獄中で書いたこの処女作で20世紀最大の“怪物”作家となった。自由奔放な創作方法、超絶技巧の比喩を駆使して都市の最底辺をさまよう犯罪者や同性愛者を徹底的に描写し、卑劣を崇高に、悪を聖性に変えた、文学史上最も過激な小説。

2010/12/29 08:25

投稿元:ブクログ

同性愛の話としか知識がなくて読み始めました。なかなか深みのある内容です。心理描写など、びっくりするほど細かいです。20世紀最大の怪物作家と言われるジュネにちょっと触れてみました。

2011/03/24 13:36

投稿元:ブクログ

旧訳初読時感想→「(自分だけのものにしたいくらいなので)私以外の人は読んじゃ駄目っ」、今回新訳を読んで→「(落ち着いた様子で)大好きよ?」…こういった調子です。

2015/08/27 23:46

投稿元:ブクログ

とんでもない本だった。この本の語り手となる「私」(ジャン)が、刑務所の独房でこの本について述べている描写が多いので、メタ小説のようになっている。まるでジャンとともに牢屋に押し込められて、そこでジャンから作り話めかした思い出話を聞かされているような気分になる。
基本的には男娼のディヴィーヌ(本名はキュラフロワ)の生い立ちから死ぬまでが描かれており、時系列や空想と現実が入り乱れて展開する。直接的な同性愛描写や犯罪描写も多く読みづらい。しかし読むのをなかなか止められない。
聖なるものを貶める行為が逆に聖性につながっているのを、物語のなかで「私」がディヴィーヌに仮託しただけでなく、現実世界でジャン・ジュネ本人も結果的にそのように祭り上げられていくのは興味深い。
ボンクラな言い回しになってしまうが、頭のなかにある自分の様々な顔に、名前を付けて、キャラクター化して、それを動かして喋らせて、自分を語ろうとするオリキャラ小説を文学の域に高めた作品と言えるかもしれない。自分を愛せない、母から愛されないが故に作り上げられた強烈な自我を感じる。世間から押し付けられた犯罪者の仮面に流されるまま犯罪を犯すのではなく、自発的に汚れに身を浸す行為で自分を保っていたのかもしれない。

2012/04/23 22:02

投稿元:ブクログ

エロ本です(しかもホモ)。人目が気になって通勤電車で読めません。いつか再びこの本を開こうと思うような日が自分に訪れるんだろうか。訪れなくていいな…

2012/07/11 23:01

投稿元:ブクログ

ジュネの感性にはついていけなかった。話が飛びまわるし。文章は力強くて純粋で、ずっと詩みたいな感覚で読めた。

2012/10/23 08:20

投稿元:ブクログ

変態。と言い切ってしまえばそれまでなのですが、めまいがするほどに押し寄せてくる強烈なイメージが嫌悪感と吐き気を呼び、それがいつしか気持ち良さにも似た何かに変わっていく感覚、拒否したいのに惹きつけられる中毒性はいかにもアンダーグラウンド。卑猥で倒錯している中にもどこか純粋さがあり、そこに美しさを見出してしまうのは、認め難いけれども人間の本性なのかもしれません。フランス人作家の手による作品ですが、その感触はまさしくイギリス発祥のグラムロック。この物語を読む際に必要なのは、理性より感性。それも、狂気に近い感性。

2012/11/25 20:53

投稿元:ブクログ

泥棒日記に続いてジュネ二作目。ものすごい妄想の世界だった。花のノートルダムが裁かれる(裁かれていたのか?)場面に圧倒された。読むのにたいへん疲れた。

2013/02/25 19:12

投稿元:ブクログ

難しかった。話の筋が奔放に飛ぶので作中の時間軸と過去の回想、登場人物の空想が入り乱れる。
言葉は美しく、現実できたないとされているものを聖なるもののように神聖に映し出していて読んでいて不快ではなかった。

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