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決壊 上(新潮文庫)

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.6
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/480p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-129041-6

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文庫

紙の本

決壊 上 (新潮文庫)

著者 平野 啓一郎 (著)

地方都市で妻子と平凡な暮らしを送るサラリーマン沢野良介は、東京に住むエリート公務員の兄・崇と、自分の人生への違和感をネットの匿名日記に残していた。一方、いじめに苦しむ中学...

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決壊 上 (新潮文庫)

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商品説明

地方都市で妻子と平凡な暮らしを送るサラリーマン沢野良介は、東京に住むエリート公務員の兄・崇と、自分の人生への違和感をネットの匿名日記に残していた。一方、いじめに苦しむ中学生・北崎友哉は、殺人の夢想を孤独に膨らませていた。ある日、良介は忽然と姿を消した。無関係だった二つの人生に、何かが起こっている。許されぬ罪を巡り息づまる物語が幕を開く。衝撃の長編小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

【芸術選奨文部科学大臣新人賞(第59回)】【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー32件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

結局なんなんだろう

2016/09/28 15:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポージー - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み終わって、悪い意味でなく結局のところなんだったんだろうと思った。現代は色んなテーマにあふれすぎている。そのテーマたちは個人からメディアまで様々な単位で日々ざっくばらんに取り上げられ、多様な感情や言葉にまみれてどんどん捨てられていく。しかもその言葉はその場のノリに合わせたテキトーなもので、すぐに対象を曖昧であやふやな世界に飲み込んでしまう。この本では殺人が起きたり人間の幸福について議論されたりと、明確なものが硬い文体で物語られている気がするのだが、なぜだか結局なんだったのと思ってしまうのはそういうことなのかもしれない。

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2017/03/29 15:12

投稿元:ブクログ

大きな事件(しかも表紙に書いてある)が起きるのが上巻の最後という。
途中、崇が語る言葉が長かったり回りくどかったりで、かなり読み飛ばした感じ。目が滑るーそして分からなくても今のところまったく困らないー。

登場人物の不器用さとか、他人との距離の取り方とか、かなりリアル。よく分かる。
人間関係、いろいろあるよね…

2011/08/07 10:17

投稿元:ブクログ

取り返しのつかない凄惨な現実一点に向かって、人の強い思考をなぞってヒビが走っていく。ヒビは「悪魔」の一打で決壊へ。
「あなたは殺人者である。たとえ世界が、卑劣にも捏造した事実であったとしても、それは結局、不可避の運命だ。それ以外の何でもない。世界はあなたを選んだ。なぜか?あなたに、殺人以外の『幸福』がないことを知っているからだよ。」

相変わらず「プロットの時から文章削ること一切考えてないのでは」と言いたくなる思考のボリューム。著者は中二病なの?と途中うんざりしそうでしたが、それでも下巻まで手にとる気になったのは、「中二病」という言葉で把握した「つもりにしている」現実の一部があることに気付くから。

アイデンティティーの複数性、という考え方は「ドーン」に引き継がれているんですね(「決壊」は「ドーン」より以前の作品)。
「この著者はこういう哲学を持っている」と、明確な印象を持ってその著書をとれる作家、最近(比較的若い作家では)まれな気がしますが、平野さんはそんな一人だと思います。それでいてどの話も同じような雰囲気、というマンネリには陥らないから飽きない。
「頭がいい」かどうかとかよくわからないけれど、読んでいると、言葉を通して著者が「ぶつかってくる速度」がとても速く、また意志をもって敢えて乱暴なぶつかり方をしてきているよう感じる。その度胸に敬服はします。
凄惨な描写をすればいい、ということではなく、えぐい現実を突きつければいいということでもないし、自分哲学を書きなぐればいいということでも勿論なくて・・・
押し付けがましくないのに、明確な意思を感じる。そのバランス感覚が、嫌味がなくて好きなのです。突きつけている現実は「現代」だけれど、とてもクラシックな感じがする。

下巻に続く。
上巻の最後の時点で、もう、取り返しつかない事態になっていて・・・このあとこなごなに散っていくだけであろう物事を思うと、その後味を回避したい気持ちから、読む意義を自分自身に問いたくなるんだけど・・・
なんで読むのか。
こういうことを書く作家がいるからです。昔からいたけれど、最近あまりいないからです。

2012/07/18 00:40

投稿元:ブクログ

下巻まで読了。
言葉と行為との絶望的な隔絶、そのギリギリを突き詰めたような文章は大変読み応えがありました。
作者が犯罪被害者の家族の視点に寄り添って、登場人物に語らせた言葉の中で、「共感もまた暴力である」というようなものがあって、そこがとても印象的でした。ああ確かに、と。
人間の精神や行為を極限まで突き詰めてしまえば、そこにあるのは寂寥感だけなのかも。
他者との交流に於いて、「100%の相互理解は有り得る」と無邪気に信じられる鈍感さこそが幸福の鍵か。

2013/11/12 16:03

投稿元:ブクログ

文才があるというのは、この人のような人を言うのだろうなと思う。そう感じる本を読むと、本を読むことは好きだが、作家には絶対なれないなと感じさせる。そんな感じの本。
文体が哲学的で癖があるので、合わない人もたくさん居るだろうと思うけれど、私はぐいぐい引き込まれ、あっという間に読めた。

2015/02/21 10:33

投稿元:ブクログ

『その苦しみを優しい寛大さと喜びもを以て耐えている姿にはね、生まれてくるこの子にとってだけじゃなくて、僕らすべての生を生きられるに値すると感じさせるような慰めがあると僕は思う。』

『この世界に3キロほどの重みを持って、最早、否定出来ないような事実として放り出される前にはね、やっぱり、母親という一個の人間の内部に、最初の場所を許されていた。これは、人間の生が始原に於いて抱えている根源的な条件だよ。』

『今もまだ、「優しい」理由は何だろうか? 別れてからも、いつまでもよく思われていたいという、男のあの見苦しい、単純な願望のせいだろうか?』

『なぜそうしたいんだろう? 俺が今、生きようとしている理由は何だろう? ここから落下するための数秒では足りなくて、更に数十年が必要な理由とは、一体何だろう!』

『…俺はただ、捏造された自殺の苦痛を、新鮮に保ち続けることでしか、生き続けることが出来ない!』

『俺は名声には興味がない。しかし、その考えを突き詰めれば、たった一人から蒙る評価だって、捨てなきゃならないだろう。他方で、名誉はどうか? 名声は量的な評価で、名誉は質的な評価だと言う。しかし、俺にはその違いが分からない。誰に褒められるかに拘ってみせることは、実は軽薄なんじゃないかと思う。』

『人に喜ばれると、実際は当たり前に嬉しいと感じるからね。だけどね、自分という人間が、そういう他人からの承認の束を支えにして存在しているという考えには、救われないんだよ。』

「シャワーじゃ物足りなくてお風呂に入りたいっていうのは、一種の退行的な儀礼なんだと思うよ。合理的に考えれば、ヘンな習慣だから。夜になる度に、こういう狭い場所に全裸で身を屈めて入って、体温くらいの液体に浸るっていうのは。浴槽が母親の子宮の象徴で、お湯が羊水でって考えると、ちょっと分かりやすすぎるかもしれないけど。…」

「眠りが死の象徴っていうのは世界中で共通してるのかもしれないけど、その前に必ず入浴があるっていうのは、そんなに一般的にじゃないよ。日本人は、そういうところで、手が込んでいるだね。母親のお腹に回帰したような余韻に浸って、布団に入るなら、死ぬっていうより、自分がこの世界に出現する前のゼロの状態に戻るみたいな感じがするかもしれない。ーー沙希ちゃんが言うみたいに、リセットっていう感じなのかな、それは。…」

『そうして彼が今、苦しい胸の裡を明かすのが、自分でなく見ず知らずの誰かであるということが、彼女には理解できなかった。それも、浮気をしているだとか、おかしな趣味があるだとかいったことではない。誰よりも家族が支えとなるべき仕事のことで、彼は妻を相談相手として選ばなかったのだった。』

『彼女は、再び自問した。なぜ、自分ではないのだろう? 愛していればこそ、相手に知られなくないというのだろうか? しかし、そうまでして守る愛とは、一体何なのだろう? そんな、こわれものを扱うようにして大事にするのが夫婦の愛なのだろうか?…』

「知性というものが、蛇に似ていると気がついた古代人は偉大だね。そう思わないか? 柔軟で、艶々しくて、掴み所がなく、何でも一呑みで消化して、頭から尻尾へという単純な一本の線にしてしまう。おまけに不気味で、凶暴だ。咬まれれば全身に毒が回る。ーーあなたを留まらせたのは、あなたの蛇だよ。」

「あなたには、殺したい人間がいる。ーー結構。殺すべきだ! あなたがそう思ったという事実こそが、あなたの殺人を全面的に肯定してくれる。」

「殺人は、太古の昔から今日に至るまで、一日として例外なく行われてきたことだ。自然死と同じくらい自然にね。そして、未来永劫にこの事実は変わらない。」

「人間というのは、そういう愚かな存在だ。ーーその愚かさこそを、むしろ人間は、人間性と呼んでいる。」

「ーーところでだ。人間の行為の中で、最も愚かなのは、殺人ということになっている。つまり、殺人こそは、最も人間的な行為というわけだ。ーー分かるね? 簡単な三段論法だ。」

「いいかね? 存在者から存在を奪う! これは月の引力が海をも引っ張り寄せるように、人間を密やかに、しかし、逃れ難く強力に拘束している考えだ。この世界は、表面上、確かな殺人を駆逐するフリをしてきた。尤も、その唯一の現実的な方法は、常に殺人だったがね。」

『テレビは視聴率の前では盲目のブタだ。』

『殺す阿保に見る阿保
同じ阿保なら殺さな損損www』

『わたしは、わたしの生きている世界には、わたしの居場所がないと思っています。反論する人がいるでしょうが、もう聞き飽きました。
人間はひとりとして同じ人はいません。なのに、この世界は一つしかありません。その世界は、一部の人たちにだけ、都合よくできていて、わたしにとってはそうではありませんでした。だからわたしも、離脱者の一人になることにしました。法律からも、道徳からも、完全に離脱します。
わたしは、世界は、人間の数だけ多様であるべきだと思います。みんなが納得できる世界なんて、あるはずがないと思います。それで、わたしはわたしの世界で生きていくことに決めました。
人を殺すのはどうかと思いましたが、それもわたしが、離脱する前にいた世界の勝手なルールにとらわれているからだと考えなおしました。
わたしは、わたしに、とても言葉では言い表せないような残酷なことをしてきた人たちに、これから一人ずつ復讐していきます。その人たちは、わたしのやりかたを責めるかもしれませんが、それはその人たちの考えなので、わたしには関係ありません。』

2012/06/15 19:57

投稿元:ブクログ

圧倒的な知識量で描かれる渾身の現代ミステリ。

まだ事件の起きない上巻では家族、友人、恋人に対して抱く微かな「不信感」や、自分以外が他者であるがゆえの「心のズレ」を感じる違和感を巧みに書いている。

人間関係を上辺では体裁良く保っていても、日常的に心の奥底に感じている上記のような空虚感は誰でも抱いた事があるのでは無いだろうか。

序盤のシーンで韓国語教室のCDを義母が流した時に、佳枝が「夫が在日韓国人なのではないか」と不意に疑ってしまう部分から、様々な人間が抱く不信感の連鎖はまるで自分を見ているかのよう。

ただ上巻は地の文が三人称なのだが、二次的な一人称が一つの章の中でコロコロと変わってしまって分かりづらいシーンが多かった。

2012/06/24 01:27

投稿元:ブクログ

勉強好きな人の文章って感じ。わかりやすくはないし読みやすくもない。僕は好き。
なんか細部に目がいってしまって、物語の核というか、著者の「一番主張したいこと」をよく読めてない気がするという反省。現代社会と人間を、その「世界」の脆さという観点から描いてるって感じかねー

2011/07/05 23:08

投稿元:ブクログ

救いようのない物語へ突き進む凄惨な序章。下巻も読み終わった今、正直なところ、ここまで書かないと「揺さぶられない」かと言われれば、そうじゃないだろうと反論したいというか、逆にこれくらい人間の「善性」を逆撫でしないと「考えさせられ」なくなってしまった(のかもしれない)読者像の気配にゾッとした。

ここには、我々が「常識ならば」という参照先をもつ数々の罪と罰と痛み/悼みの「感覚」を真っ向からぶち壊し、「考え直す」という表現もはね飛ばして、ただただひれ伏すことしかできない「現実」がある。「取り返しがつかない」、ただそれだけだ。

2011/10/08 19:43

投稿元:ブクログ

まだ面白いゾーンまで達してないっぽいけど十分面白い。平野啓一郎好きだな。一つずつの事象の裏に意味を考え過ぎなとことか。

2012/11/18 01:28

投稿元:ブクログ

平野啓一郎の比較的新しい小説。上下巻で1000ページ強ってことで、とにかく長い。現代社会における「違和感」や「気持ち悪さ」をあぶり出す表現力はさすがであり、これぞ現代文学って感じ。この人は本当に頭いいね。

2015/01/28 21:56

投稿元:ブクログ

所々飛ばし読み。いかにも平野さんっぽい哲学的なところを…そこが一番重要な気もするけど。。下巻読んでみて再読するか決めよ。

2011/08/22 15:06

投稿元:ブクログ

いままで平野さんの小説は文体もテーマも重そうと思って、なんとなく避けてしまっていたのだけど、読みやすいかった。他の作品も読みたい。

2012/05/19 11:41

投稿元:ブクログ

小難しい文章を書くイメージの平野さんだったが、というか過去に読んだ初期2作とは文体が違ったので、読み始めてすぐに過去に読んだ作品よりも読みやすくてこれは楽しめるかもと思い、なんてことない話が続く前半の時点でぐいぐい引き込まれていった。
上巻を半分ほど読んだあたりで、世界が広がっていく感覚というか、長編独特の良さを感じることができ、使われている語彙を楽しみながら丁寧に読み進めた。

人にどこがどう面白いと説明するのが難しいが読んでいて非常に楽しい、下巻にも期待。

2011/08/19 19:52

投稿元:ブクログ

初めて読む作家。
文章に重さがあってよい。

が、とにかく長い。
心情の描写がめちゃくちゃ長い。
会話の中での哲学や政治への小難しい解説や主張もめちゃくちゃ長い。
この辺をちゃんと読んで理解しておかないと、登場人物の行動や心情を考察できない
というのならなかなかしんどい。

その辺はそこそこにしか読まなかったけど、
とりあえず下巻が楽しみなくらい面白いので、
まぁいいかなと思います。