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脱兎リベンジ(ガガガ文庫)

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  • カテゴリ:中学生 高校生 一般
  • 発行年月:2011.7
  • 出版社: 小学館
  • レーベル: ガガガ文庫
  • サイズ:15cm/294p
  • 利用対象:中学生 高校生 一般
  • ISBN:978-4-09-451283-0

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紙の本

脱兎リベンジ (ガガガ文庫)

著者 秀章 (著)

「宇宙人」と揶揄され、友達もいない内気な高校生・兎田晃吉。軽音楽部に所属する彼の唯一の趣味はギター。文化祭を控えるも、彼にはバンドを組む仲間もなく、イケメン部長・志鷹の嫌...

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脱兎リベンジ (ガガガ文庫)

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「宇宙人」と揶揄され、友達もいない内気な高校生・兎田晃吉。軽音楽部に所属する彼の唯一の趣味はギター。文化祭を控えるも、彼にはバンドを組む仲間もなく、イケメン部長・志鷹の嫌がらせで練習場所もない。そんな兎田と偶然出会い、事情と実力を知った漫研の部長・兎毛成結奈は、彼にリベンジを遂げさせるため、なにやら妙な友達を集め始めるのだが…。軽音部の笑われ者と、漫研の実力者、ふたりの残念な出会いが新しい才能を開花させる。クソッタレな世界をねじ伏せろ。第5回小学館ライトノベル大賞・ガガガ賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】

【小学館ライトノベル大賞・ガガガ賞(第5回)】【「TRC MARC」の商品解説】

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書店員レビュー

ジュンク堂書店千日前店

クラスでは「宇宙人」...

ジュンク堂書店千日前店さん

クラスでは「宇宙人」と呼ばれ、軽音部でも虐げられているギターだけが趣味の少年が不屈の漫研部長に出会い、彼女が集めた個性的な仲間と共に、文化祭のステージを目指す……。

どストレートな話です。
どストレートな話なんですが、そのストレートさが心地よい作品です。
しかしながら、ただのストレートなだけではこうも心地よくはならないでしょう。
個性的な仲間と、彼らが集う動機がしっかり描かれ、だからこそという集束するエモーショナルな力強さ。

その、力のあるストレートさは疾走するギターロックやエモを聴くような気持ちよさに近いかも知れません。

はみ出し者たちによるロックでストレートな青春軽音小説。
あなたの思う、一番テンションの上がる疾走ロックナンバーを用意してお読み下さい。

(卯)

みんなのレビュー8件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

そこで諦めるのか、あるいは突き進むのか

2011/12/27 20:23

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 兎田晃吉は軽音楽部に所属しているものの、部長の志鷹京平からは文化祭のステージへの出場を禁じられ、クラスメイトからは宇宙人扱いされている高校生だ。そしてそれを仕方のないこと、他人がそう評価するならば受け入れなければならないことだと思っている。
 そんな彼が校内での練習場所を求めてやってきた物置部屋で、隣に部室のあるマンガ研究同好会の兎毛成結奈と出会ったことが、彼の運命を変える。結奈はプロ級のマンガの腕前を持っているが、読者には受けず、編集からボツをくらう日々を続けていた。そんな彼女の前に現れた、超絶技巧のギターテクニックを持っているにもかかわらず、見かけのせいで正当に評価されない少年。彼女は自身の鬱屈した仮託するかたちで、彼にあることを持ちかける。

 正しいことを正しいといっているだけなのに、それを受け入れてはくれない世間に対し、多くの人は仕方のないことだとあきらめてしまうのかもしれない。でもそこで足掻き続ければ?やはり駄目かも知れないし、もしかしたら認められるかもしれない。本当のところはやってみなければ分からない。
 この物語は、負けることになれていた少年が、自分を認めてくれる人々と自分と同じ様な境遇にある人々を味方に得て、勇気を持って立ち向かってみる話。それが実を結ぶのか、あるいはやはり届かないのかは、最後まで読んで確かめて欲しい。

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2011/12/02 19:56

投稿元:ブクログ

たいへん面白かった。途中まで、「こんなチートな人材集めてリベンジとか…」と不安に思いつつ読み進めていたのだが、まったくの杞憂だった。優秀な才能というご都合主義に頼ることなく行き着いた結末は、爽快で感動的。こんなに熱い小説は久しぶりに読んだ。
千咲のキャラクターにはまんまと騙されたクチ。

2013/06/11 20:53

投稿元:ブクログ

宇宙人と呼ばれ虐げれていた少年が
変人たちとバンドを組んで文化祭でライブを.
一部違うけどだいたいそんな感じで.

クラスメイトがビッチ過ぎる.
というか,アレだよな.
バンドマンと仲良くしたい女の子たちって
「有名人と付き合いたい」
んじゃなくて
「ステージでキャーキャー言われてるあの人と一緒にいる私って素敵!」
っていう事なんだろうな.
つまり本当に好きなのは「チヤホヤされる自分」.

2013/07/29 12:55

投稿元:ブクログ

非常に良い物語だった。才能はあるのに世間から冷遇されている仲間達が、クソッタレな世界を見返すためにリベンジに挑戦する話。冷遇さ加減が本当に理不尽であり、主人公ウサ吉は負け犬根性が染み付いている。だからこそ兎毛成と出会って理不尽に気付いて足掻くことを決めて、仲間の協力を得て練習して、牙を向けられる恐怖を知ってそれでも前へ進んで、といった流れに滾る。思った通りの大成功にはならなかったけど、一度味わってしまえばもう戻れないはずだ。青春リベンジストーリーとして、非常に面白かった。脱兎リベンジ、かっとばせ!!

2012/04/18 22:48

投稿元:ブクログ

ガガガ文庫の単巻には面白い作品が多いけど、この脱兎リベンジもその一つ。
いじめられ居場所をなくした少年が、出会った少女に勇気付けられ、仲間を作り得意のギターでリベンジを試みる。
その過程は当然のように順調にはいかず、一難去ってはまた一難。
ドキドキハラハラしながら読めます。
敵キャラにあまり魅力が無かったことと、ラストがご都合主義過ぎたのが若干残念だけど、作者のデビュー作であることを考えたら十分すぎるくらいに満足のいく作品でした。

2012/12/20 01:20

投稿元:ブクログ

主人公兎田君の内に秘めた気持ちをヒロイン兎毛成さんが解き放つ熱血学園部活ライトノベル。1つのことに打ち込んだ男女の魅力。登場キャラに要らない人がいないんじゃないかってぐらいキャラが良い。
「失せなビッチ」の千咲ちゃんマジビッチ。そういえば七元リュウはアナグラムだって気づいた。

2012/07/03 22:43

投稿元:ブクログ

2011年7月21日当時の日記転載

今年の新人NO.1です。たぶんw←

「寄生彼女サナ」は手に入らなかったのでわかりませんが、
少なくとも評判めちゃ高い今年のガガガ受賞作、
その中に並べても個人的にはトップです。

抗い×バンド×成長という自分好みな要素が重なってるのが原因。
でも他の人にもきっと受け入れられると思うんだ。

個性的でアウトローな登場人物たちが、
それぞれの世界に抗い、
その閉ざされた才能の扉を開くための、
大事な儀式の物語。

丁寧な伏線で王道展開を進み、
抑揚のある素晴らしい物語に仕上がっています。
ご都合主義も激しくなく、つじつまも綺麗に合わせてる。

世界を敵に回すなんて、ちょっと頭の弱い子なら勘違いして
何かをやってるつもりになって満足しちゃしそうな、
そんなテーマのお話ですが、
世界はそんなにチョロく無いし世間はそんなに優しくない。
苦労や挫折のない成長なんて有りませんよね…

とにもかくにも、
屋上が面白かった人にはきっと楽しめるはず。オススメw

2016/03/31 23:58

投稿元:ブクログ

勢いがあって、恥ずかしくて、必死で。笑ったやつらを見返してやれ!すごいやつは認められなきゃ!コンプレックスをひっくり返せ!ううー青春だなあーーー!
お、もしやこれは…と思ったらすぐアナグラムに気付いたから、ずっとにやにやしながら見ていた。そりゃあ嬉しいですよね。
彼女にしてみれば志鷹の変わりようは、確かに素晴らしいものだと信じられていたはずの、作品や自分の力が本当はダメだったって見せつけられるようなものだったのかもしれないなあ。…そこに兎田が現れたわけですから。青は藍より出でて…じゃないけど、…うん、嬉しかったし励まされただろうし、まあ、自分もやらなきゃなってなりますよね!
というわけで、次回作に期待だ!

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