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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 51件
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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2012/04/26
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/220p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-450802-0

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紙の本

さよならクリストファー・ロビン

著者 高橋 源一郎 (著)

【谷崎潤一郎賞(第48回)】いつの間にか、いつものように、暗闇の中で、ぼくはお話の中に入りこんでいる。パパのお話の中には、いつもぼくのいる場所があるような気がする−。子ど...

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さよならクリストファー・ロビン

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さよならクリストファー・ロビン

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商品説明

【谷崎潤一郎賞(第48回)】いつの間にか、いつものように、暗闇の中で、ぼくはお話の中に入りこんでいる。パパのお話の中には、いつもぼくのいる場所があるような気がする−。子どもたちのために書かれた物語をめぐる新しい冒険。『新潮』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

さよならクリストファー・ロビン 3−26
峠の我が家 27−54
星降る夜に 55−83

著者紹介

高橋 源一郎

略歴
〈高橋源一郎〉1951年生まれ。81年「さようなら、ギャングたち」で群像新人長篇小説賞優秀作、88年「優雅で感傷的な日本野球」で三島由紀夫賞、2002年「日本文学盛衰史」で伊藤整文学賞を受賞。

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みんなのレビュー51件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

これは・・・・・・・・・!

2012/08/20 15:53

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東宮時雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

繊細な文章に、ほんのりとした雰囲気をまとう、不思議な作品でした。
一番好きなのは表題作「さよならクリストファー・ロビン」。
みんなが知っているあのアニメーションからこんな哲学的要素の入ったおもしろみのある短編ができるとは!!・・・・・・・・・・・まさに脱帽です。

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紙の本

明日を生き抜くために今夜しっかり夢を見ること

2012/06/02 11:30

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あまでうす - この投稿者のレビュー一覧を見る

毎日毎日砂を噛むように空虚な時間が流れて行き、ともすれば天変地異も勃発し、人々はおのれの存在理由を見失う。慣れ親しんだ友人や物や世界が、気がつけばどんどん失われていくのである。

この明るい崩壊の時代にあって、それでもなお正気を保ったままよき社会人、家庭人として生き続けていくためにはなにが必要か。おそらくそれは毎日ささやかな夢を見ること、どんなに絶望してもあえて見続けることである、と著者は説いているようだ。

表題作の主人公、クリストファー・ロビンも、3.11の衝撃で精根尽き果てたあの吉田秀和翁のように老いさらばえて両手を上げて、静かにあの世へ旅立ってしまった。しかしクリストファー・ロビンも吉田秀和翁も、遥かな遠い世界へ去ったのではなく、きっと私たちの傍にいて私たちのことを温かく見守っているに違いない。

それどころか、著者が「ダウンタウンへ繰り出そう」で書いたように、死んだ人たちは愛犬ムクと手を携えて、遠からずわたしたちの世界へ帰還してくるのかもしれない。死者と生者が現世と来世をお互いに行き来しながら共生するという夢は、誰もが一度は夢見る夢かもしれない。

しかしそれが他ならぬ高橋ゲンちゃんによって組み立てられると、ある朝君が目覚めたら、ベッドの隣に鉄腕アトムが眠っているような驚きとリアルな相貌、そして一抹のノスタルジーを帯びてくるから摩訶不思議だ。

大切なもの、偉大なもの、愛しいもの、壊れやすいものはどんどん消えてゆくが、著者が力説するように、わたしたちが消えるまでになすべきことは、まだたくさん残っているのである。

明日を生き抜くために今夜しっかり夢を見ること 蝶人

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紙の本

【物語】を愛する全ての人に読んで欲しい一冊

2016/01/14 14:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーシカ - この投稿者のレビュー一覧を見る

何故私たちは本を読み、毎週ドラマを録画予約し、映画や芝居を観に劇場へ足を運ぶのか。
【物語】の持つ力を強く感じられるところがボルヘスやPオースターにも通じるように思います。
いつか話題が死んでも私の愛した【お話し】は存在し続ける、多分、世界の終わりまで。
それはとても大きな救いなのだと思います。

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紙の本

静かで、ちょっと物悲しくて、穏やかで優しい

2015/08/31 22:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うおざ - この投稿者のレビュー一覧を見る

雑誌「SIGHT」のインタビューや対談で、
我が家ではすっかりお馴染の「源ちゃん」だけど、
そういえば、源ちゃんの小説って、ちゃんと読んだことないや、
と図書館で借りた「さよなら クリストファー・ロビン」

なんつーかね。

面白いとか、面白くないとか、
わくわくするとか、感動するとか、
そういう表面的な読書とは、
なんか全然違う体験をした感じがする。

ストーリーを追うとか、
登場人物に感情移入できるとか、
お話の中の事象のつじつまがあっているとかいないとか、
そういうことは、読んでいるうちに、全部どーでもよくなっちゃう。

通常「物語を読む」時に使う層とは違う層、
頭じゃなくて、心だか魂だかの層、
普段使う表面とは違う奥の層、
「わたし」の奥の、しんと静まりかえっているところに、
じわじわと物語が届き、響き、ゆらぎ、波紋が広がって行く感じがしたよ。

書いてある言葉は、全然小難しくなくて、
むしろ、とってもやさしいのにね。

どれが面白かったか、とか全然言えない。

だけど、何故か一番泣けたのは「峠の我が家」だった。
それも、悲しいとか、可愛そうとか、そういう感じじゃなくて、
自分がなんで涙を流しているのか、わからないんだけど、
心の奥の方から、泉が湧き出すように、静かに泣けちゃった。
何かが、響いたんだろうなあ。

全体を読み終わっても、
なんだか何かの「終わり」に立ち合っている感じ。
静かで、ちょっと物悲しくて、穏やかで優しい。

うーん、不思議な読書体験だった。
源ちゃん、おそるべし。



第48回谷崎潤一郎賞授賞だそうで、おめでとうございます
 → http://www.asahi.com/culture/update/0828/TKY201208280676.html

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紙の本

いろいろな物語を借りての語り。

2016/10/18 21:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る

彼の作品あまり読んでいないので偏見めいてくるが、「子供」や「親子」の書き方はかなりあざといなぁ、と感じる。わかりやすくセンサイで、理解力の高いこども。ファンにはそこが魅力なのだろうけれど。
 ハウスの管理者のフォスター夫人は「アリス」かなと思ったのだが、もし彼女ならハーグリーヴス夫人らしい。読み間違ったか。
自分はアトムの基本設定の知識があまりないので、どこからが独自設定部分なのかが実は判然としない。

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2012/06/28 21:32

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2014/02/27 20:54

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2013/01/04 03:39

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2012/05/27 23:21

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2012/07/19 18:52

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2012/07/06 00:00

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2012/05/14 08:37

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2013/10/10 00:19

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2013/06/05 00:45

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2012/07/29 23:51

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