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小説、世界の奏でる音楽(中公文庫)
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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2012/10/20
  • 出版社: 中央公論新社
  • レーベル: 中公文庫
  • サイズ:16cm/518p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-12-205709-8
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

小説、世界の奏でる音楽 (中公文庫)

著者 保坂 和志 (著)

小説は、人を遠くまで連れてゆく―。書き手の境地を読者のなかに再現する、小説論という小説、10篇。(本書目次より)文庫版まえがき/まえがき―真に受ける能力―/1 私たちの生...

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小説、世界の奏でる音楽 (中公文庫)

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商品説明

小説は、人を遠くまで連れてゆく―。書き手の境地を読者のなかに再現する、小説論という小説、10篇。(本書目次より)文庫版まえがき/まえがき―真に受ける能力―/1 私たちの生を語る言語/2 緩さによる自我への距離/3 グリグリを売りに来た男の呪文/忘れがたい言葉/小島さんの肉声と文学の不死性/K先生の葬儀実行委員として/4 涙を流さなかった使徒の第一信/5 ここにある小説の希望/6 私は夢見られた/7 主体の軸となる現実は…/8 われわれは自分自身による以外には、世界への通路を持っていない/9 のしかかるような空を見る。すべては垂直に落ちて来る。/10 遠い地点からの【「BOOK」データベースの商品解説】

「読者を信じる」というのは、「読者全般に通じるように書く」ということではない。「少数であっても、最良の読者に訴えかけるように書く」ということだ−。“予感”と“胎動”に導かれた小説論。小島信夫への追悼文も収録。【「TRC MARC」の商品解説】

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書店員レビュー

ジュンク堂書店三宮店

保坂和志の小説論を読むと、無性に小説が読みたくなる。

ジュンク堂書店三宮店さん

保坂和志の小説論を読むと、無性に小説が読みたくなる。
小説を読むという行為は決して受動的なものではなく、身体性をともなう非常にアクティブなものであるということも再認識させられる。
取り上げられるのは、小説家だけでなく、ニーチェやハイデガー、フーコー、ベンヤミンといった思想家、民俗学者のミシェル=レリス、画家のセザンヌなどさまざまだ。
しかし、保坂がさまざまな人の言葉を借りて、語ろうとしていることは同じことのような気がする。それはおそらく言葉によって言葉の外側にいこうとしているのだと思う。
文庫担当:桟 奈津子

みんなのレビュー3件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2013/06/08 17:31

投稿元:ブクログ

小説論三部作、三作目。少しずつ読んでいたら二ヶ月くらいかかってしまった。一作目、二作目同様、様々な小説の引用を読めること、保坂さんの思考を辿れることがとても楽しい。読んでいると脳が刺激されるのか、とりとめない考えが浮かぶ。

2014/01/31 09:25

投稿元:ブクログ

保坂和志の小説論小説第3弾。小説を読み、思いつき、加速し、立ち止り、まったく違うことを同時進行で考え出す、といった著者の多様な思考の運動に身をゆだねらることができるならば、何にも代え難いおもしろさを得られる名著。

2014/08/19 22:24

投稿元:ブクログ

保坂和志「小説、世界の奏でる音楽」 http://www.chuko.co.jp/bunko/2012/10/205709.html … 読んだ@台北、うおおおお、おもしろかった!!!この人の本自体が初めてで話はあっちこっち連想で飛ぶし文体も独特だしで、慣れるのに手間取ったけど、途中からのめり込み。旅先の時間の殆どが読書に。。(つづく

そんなに予防線を張らずとも誰もツッコまないとツッコむほど言い訳めいたクドい文章は途中で哲学の様相を帯びる。この人は人間の身体感覚を信じ小説家なのに言葉の力を信じていない、と判った途端に俄然面白くなる。思考をそのままを反映しているような文体だけど幼稚さはない(あたりまえか)(つづく

あらすじとして要約できないものを小説という。小説を批判するのではなく書いてあるままを信じる。印象に残るたった一つの描写に出会うことが小説を読むということ。小説はライブ。とかとか。「わかる」という定義や、時間の概念と記憶と実体の話がおもしろい。この人の他の本も読む。猫。。(おわり