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小さいおうち(文春文庫)

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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2012/11/29
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/348p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-784901-6
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

小さいおうち (文春文庫)

著者 中島 京子 (著)

昭和初期、女中奉公にでた少女タキは赤い屋根のモダンな家と若く美しい奥様を心から慕う。だが平穏な日々にやがて密かに“恋愛事件”の気配が漂いだす一方、戦争の影もまた刻々と迫り...

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商品説明

昭和初期、女中奉公にでた少女タキは赤い屋根のモダンな家と若く美しい奥様を心から慕う。だが平穏な日々にやがて密かに“恋愛事件”の気配が漂いだす一方、戦争の影もまた刻々と迫りきて―。晩年のタキが記憶を綴ったノートが意外な形で現代へと継がれてゆく最終章が深い余韻を残す傑作。著者と船曳由美の対談を巻末収録。【「BOOK」データベースの商品解説】

【直木賞(143(2010上半期))】昭和10年に建った、赤い屋根の洋風住宅。若く美しい時子奥様と一家につかえた女中・タキの日々。懐かしい記憶とある恋愛事件の秘密を綴ったタキのノートは思わぬかたちで現代へとつながり…。巻末に船曳由美との対談も収録。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー361件

みんなの評価4.0

評価内訳

電子書籍

時を経てより鮮やかに映る小さいおうちでの日々

2013/11/04 22:39

22人中、21人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:browntabby - この投稿者のレビュー一覧を見る

小さいおうちの思い出は、甘やかで愛おしく、そのなかにある秘密はどこか後ろめたくて、子供の頃に、こっそり隠した宝箱のような輝きを放っている。読者は、そんな宝物を覗く楽しみで、タキのノートをめくるのである。
 物語は現代のタキが、十五歳だった昭和7年から11年間、女中として奉公した平井家での日々を思い返しながら、ノートに残していくことで綴られる。たくさんの家で奉公してきたタキであるが、赤い三角屋根の平井家で過ごした日々は特別だった。
 平井家の時子奥様は若く美しく、何不自由なく育ったお嬢様そのものであった。年も近く、お互いを認め合い、唯一無二の関係で結びついた時子とタキ。ひたむきに時子奥様を慕うタキの姿が、まっすぐ健気で、だけど芯は通っていて、また、タキをタキちゃんと呼び、信頼を置く奥様のお嬢様らしいおっとりとした人柄も微笑ましい。
 女中という職業は、貧相で不憫な職業として描かれることが多いが、小さいおうちのタキは清々しく、誇り高い奉公人として映る。何より、タキ自身が平井家で働くことをとてもとても気に入っていることが伝わってくるのだ。
 そして、物語から見える2人の小さいおうちでの生活から、昭和初期がこんなにも優雅でモダンな時代とは、興味深い。今でも全然古くない銀座の資生堂やアラスカのエピソードや、華やかに装う奥様の姿など、そこには私が知らなかった昭和の情景を見た。それはカラフルで、今までモノクロでしか見えていなかった昭和初期の東京がお話を通して、彩られていくようだ。昭和初期といえば、モノクロ写真で見た主に戦時中~終戦の頃の、瓦礫に覆われた町の印象が強かったからだ。
 そんな2人は奥様の秘密を巡って一度だけ対立することがある。タキのまっすぐ通った芯の強さを感じさせるエピソードで、晩年になってもタキの心に強く残る一件だ。心の拠り所として、振り返れる思い出があることは幸せに思えるが、物語最終章でのタキの姿からは平井家にまつわる記憶は果たしてそれだけだったのかは見えない。さらに、戦争に翻弄された当時の人々の運命もまた物語に大きな影を落とす。
 華やかで幸せだったタキと時子の小さいおうちでの思い出は、それからの2人と平井家の歩んだ人生の明暗やその年月の重みを通して、より鮮やかに読者の心に刻まれるのである。

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紙の本

よい女中なくしてよい家庭はない

2016/05/04 13:27

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「よい女中なくしてよい家庭はない」

  昭和の初め、山形から東京に出て来て、景気の良かった玩具会社の常務の家の
女中となったタキさん。
女中やお手伝いという言葉には、どうも身分が低いというイメージがありますが、
一生、独身で色々な家庭の女中や家政婦をしたタキさんから言わせたら
「百の夫婦がいれば百の家庭がある」それくらい女中という仕事もピンからキリまで
多岐にわたっていた、ということが最初に語られます。

 現代になって、年老いたタキさんが昔を思い出して手記を書くという形をとって
14歳で初めて東京に出て、女中奉公した家の思い出を語ります。
昭和3年生まれの田辺聖子さんの『欲しがりません勝つまでは』とあわせて読むと
興味深いのですが、もちろん後から知る歴史的には日本はずっと戦争ばかりして
いたのです。

 しかし、当時の上流家庭では戦争の影はなく、むしろ景気がよくて再婚になる
けれど旦那さんと奥様はとても仲むつまじい。
連れ子であるけれども恭一という男の子もかわいがられて、女中のタキさんも
「タキちゃん、タキちゃん」と呼ばれて家族同然の暮らし。
全体的に明るい雰囲気が漂っていて、タキさんが、家事から何からきちんと
きれいに「頭の良い女中」である、ということがよくわかる細かい描写が
すばらしい。

 どんなお料理をどんな季節に出していたか、奥様から何を学んだか、女中といっても
親同然の責任を持つという昔の裕福な家庭の女中という立場がとてもよく
わかります。
幸田文の『流れる』は、落ち目の芸者の置屋の女中になった中年女性の物語ですが
しっかりものでないと勤まらないという点では同じ。

 タキさんの手記を甥の次男の健史が読んで、戦争中なんだからこんなはずはない、
などと口を出すのが、最初はイライラするのですが、これが最後まで読むと
タキさんの意志を継ぐのは健史だったのだ、という中盤からと後半の流れががらっと
変わる凝った構成です。
お金持で仲の良い夫婦だけれど、奥様の前に美術学校を出たという若い板倉という
社員が現れる。


 昭和初期の日本の浮かれ具合と、だんだん敗戦色濃くなってからのきつさが
よい対比になっています。
今でも家政婦さんがいるような家庭というのは、限られているけれど、普通の家庭とは
違う奥様の様子に敏感になる、まだ若いタキさんがやはり賢い女性だったと
つくづく思うのです。

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紙の本

ストーリー構成といい、テーマといい、申し分なしの大傑作!

2016/02/18 08:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は、中島京子氏の代表作の一つです。映画化もされましたのでご存知の方も多いと思いますが、この作品は小説として読むほうが深い味わいがあると私自身は思います。昭和の初め、田舎から出てきた主人公タキはモダンな赤い屋根の一軒家でお手伝いとして働き始めます。この家にはハンサムな旦那様と綺麗な奥様、そして一人息子の坊ちゃんが何不自由なく暮らしているのですが、この家にはある秘密がありました。さて、時代を経て、タキの親戚にあたり一人の青年が若かりし日の「タキおばあちゃん」が過ごした「ちいさなおうち」での日々をつづった日記を見つけます。そこにはある秘密がつづられていました。一度読み始めたら、読者はすぐにストーリーに引き込まれていくでしょう。

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電子書籍

映画より「本」がオススメ!

2014/04/24 00:12

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やまば・や - この投稿者のレビュー一覧を見る

もちろん映画も良かったです。
ただ、ビジュアルでドン!と提示されるよりか、
自身の想像力を膨らませて世界を描くと、
より一層味わえる作品ではないかと思いました。
戦争ものですが、戦争と距離を置きつつも、
キッチリとその時代を描いているあたりは脱帽モノ!

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2013/02/01 16:25

投稿元:ブクログ

あんまり期待しないで読んだのですが、かなり面白いです。
戦前戦中の悲惨さではなく豊かさを描いた作品。構成も主人公の手記で現在と未来が交互になっていて読みやすい。ラストも結構感動的でした。

2013/06/06 22:47

投稿元:ブクログ

女中さんとして働いていたタキさんが晩年ノートに残したのは、きれいな奥様とそのご家族と過ごした昭和初期の日々でした。
構造としてはイアン・マキューアンの作品が原作の映画「つぐない」に近く、最終章で覆される事実もむしろ納得のいくもので意外性はありませんでした。その映画では一定の答えは得られるのですが、この作品では際限なく想像が膨らんでしまうため散漫な感じもしました。しかしこの作品の魅力は戦前のタキの生活。歴史上は不穏な事件が続き戦争へまっしぐらな時代に、タキは東京郊外の赤い屋根の家でお嬢様然とした奥様と深い信頼関係を築き、この家を守っていくという決心のもと仕事に励み、お上の決め事があればそれに従いつつも時勢を楽しんでいる。日本国内ではオリンピック招致や万博の話もあり、賑やかさも芸術も溢れていた時代。次第に悪化する戦局に左右されることがあっても、生き生きと日々を送っている。本人が気がついていないからこそ、より切ないタキの気持ち。良い女中としてどうあるべきかを問われた際、その気持ちがどれくらい決断に影響を与えたか。さらにはその決断が彼女の人生をどれだけ変えたのか。
今となっては戦前の高揚した雰囲気を「あり得ない」「不謹慎」と思ってしまうけれど、タキの中ではいつまでも明るく楽しい東京。その思いや当時の人達を否定したくはないなと思います。

2014/03/24 12:00

投稿元:ブクログ

登場人物が好きだった。何もかもなくしてポカンと心に穴が空いたような読後感。タキさんの口から語られないところもよかった。語れないと思うから。

2015/04/04 14:51

投稿元:ブクログ

すごく良かった。女中視点での戦中の描写も新鮮だし、女中生活そのものも潤いあるものに描かれてる。タキが時子に恋していたと考えれば、睦子のあの引用も手紙についても筋が通るんだけど、それだと論文を火にくべた女中のエピソードが繰り返し語られた事が未消化で残る気がする。あるいは、あのエピソードを拠り所に自分の行為を肯定していたのか。最終章に至るまでの構成もとても良かった。

2012/12/15 14:55

投稿元:ブクログ

かつて昭和の人々が〝大正ロマン〟と名づけ、ひとつ前の時代を懐かしんだように、いまや昭和も懐かしがられる時代になってしまったのですネ。本書に漂う古き良き時代の空気感に、ついつい惹きこまれてしまいます。戦争についても声高に何かを伝えようとするのではなく、あくまで市井の人の視点で描かれ、わたしたちの知らない日本の姿がここにありました。
この小説の大半は、女中という職業に誇りを持って、昭和という時代を生きたタキという女性の、最晩年に書き綴った手記〝心覚えの記〟からなっています。戦前から戦中にかけて奉公した、東京郊外のある家庭の様子が、女中の目を通して綴られているのですが、当然彼女ひとりの視点で書かれたものなので、随所に散りばめられた小さな謎は、最後まで解き明かされることなく、すべて読者の心に委ねられます。それどころか手記を綴ったタキさんの心情さえ、最後まで明かされることはありません。このあたりの構成がとても巧みで、読後に深い余韻が残ります。赤い三角屋根の家で女中として過ごした日々が、60年以上の時を経て、美しくも哀しい物語として甦ります。第143回直木賞受賞作。

2015/02/05 14:15

投稿元:ブクログ

あくまで秘密ではっきり描かれていないからこそ、ずっとずっと考えてしまう。
痛い、というほどではないけれど、どこか心に引っかかる物語。
http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-194.html

2014/02/25 21:05

投稿元:ブクログ

「ある種の頭のよさ」
「主人のために友人の論文を焼く女中」
正しかったのか、と時を経て問うことのできない
主人公の回想だから真実をすべて語っているのか。
しかし板倉氏が見た小さいお家は、第三者の視点だから。
数ページ、数行の歴史で知っている戦中と
庶民の戦中は違った雰囲気で、
徐々に戦争の影が忍び寄ってきたのだろう。
当時の「モダン」をしっとりと描いている場面が
とても良い。
『帯が解かれるのが、その日初めてでないかもしれない』
という表現は色っぽい。

2014/01/11 00:00

投稿元:ブクログ

2014.1.10
映画キャストの黒木華さん、去年の世にも奇妙な物語に出演してたのを見て可愛いな〜と気になっていたのがきっかけで、梅田の本屋で仕事帰りに疲れでふらつきながらレトロな装丁とコピーに惹かれて映画予告の雰囲気を思い出しながら買いました。たいてい本は途中で飽きて放置して半年以上かけて読む私ですが日記の口調が読みやすく、今週の3.4日で読み終えた。
女中だったタキおばあちゃんが当時を綴った昭和初期の物語が懐かしく、楽しく、寂しくて悲しく、美味しそうで、切なくてロマンチックで可愛くておかしい。私にとって憧憬がありました。
甥の健史のツッコミや最終項、作者対話でどうしても研究資料みたいな印象になっちゃって、どこまでを自分の感想として捉えればいいかという点で迷った。(映画の原作だからという認識があってかどうか)とても映画にしやすそうな構成だとも感じた。(映画も早く見たいけど原作読んだ映画は見れなかった傾向があるので注意。。)
感情的な感想は、タキさんの時代の様子や念が美しく同感できてすっと入ってきて大切に思え、胸の内にしまって大事にしたい。秘密を暴く外側からの物語となる最終項以降を除いて繰り返し読みたい。
八重の桜の後の時代、朝ドラごちそうさん、祖母が小さい頃と同時代のお話で、明治維新からの発展の仕方や戦前後の町の様子、人々の生活とか、教科書で学べないことも多く、(こういうことは本中でも表現されているが)その時代を知ることができた点も面白かった。何よりウチで祖母を筆頭に行っている年末年始の慌ただしい様子は過去はもっとああだったんだろうと彷彿させるシーンがあり、祖母とタキちゃん(の時代)がリンクし心動かされるものがあった。

2014/02/11 10:41

投稿元:ブクログ

映画を観た後、原作を読んでみた。
昭和初期、地方から都会に女中奉公にでたタキのお話。
戦後生まれの私は、映画を観てピンとも来なかったんだけど、原作を読んで、復習の意味でもう一回映画観ても良いかも…って、思った。
戦中は、何かと暗い陰湿なイメージだが、日本に残った人々は、それなりに逞しく生きていたのかもしれない。
戦争があった時代の昭和だが、やはり昭和はステキな時代だった。
この作品は、読み終わった後に何か心に残る。
作者はそれなりに戦争を知っている人かと思っていたら、戦後生まれの人でびっくりした。
'14.02.11読書完了

2013/04/26 11:13

投稿元:ブクログ

いい本だった。
女中の目で見た昭和初期の風景はとても新しくてキラキラしていて。
ごはんの描写がとってもおいしそう。

2016/05/01 11:23

投稿元:ブクログ

女中タキの、平井家で過ごした回顧録と、現代との交わり。戦時中の話だけど、戦争の色は薄い。不思議な1冊。時子さん、現代にもいそうな愛されていないと不安定になるタイプ。タキが手紙を自分の懐にしまったのは、吉だったのか凶だったのか。