紙の本
小中学校の先生に読んでほしい本
2022/02/26 09:32
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の苦い体験が語られながら、どういうときに子どもが自分を「バカ」と認識するか、どう成長していくか、どうすれば成長できるかが書かれている本です。能力や思いやりの欠けている教師に読ませたい。でも、本来本書を読むべき人は自分をバカかもしれないと思い至らず、読まなさそうで悔しい。本当のバカはこの本を読まずバカのまま。
個人的には、バカにはたいてい目標がない、言語化すると行動が変わる、成果は比例関係でなく突然ぐーっと上がるという指摘が収穫でした。
紙の本
親御さんにもお薦めします
2016/06/10 11:05
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投稿者:とぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
親として勉強になりました。
紙の本
この本みたいなことを言ってくれるおじさんがいたら、いいよね〜
2015/08/31 21:40
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投稿者:うおざ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学校でぜひ買ってあげてください。
小学校の高学年から中学生・高校生の頃って、
しょっちゅう「自分はバカかもしれない」と悩む時期だと思う。
そんなのはみんな通る道だけど、
でも、そんなこと誰も教えてくれないし、
そもそも「自分はバカかも」と人に言えない。
言えたとしても、冗談っぽく、だよね。
マジに相談できないし、そもそも誰に相談すればいいの?
そんな時に「バカをこじらせない」ために、
この本みたいなことを言ってくれるおじさんがいたら、ほんといいな。
・・ってことで、
ぜひ、中学校と高校の学校図書館に!
以下、思わず付箋を貼ってしまったところです。
「つきつめると、この社会の中でバカかそうでないかを分けるのは、
どれだけフィードバックを受けられるかってことなんですね。
フィードバックを受けることによって自己修正がどれぐらいできるか、
行動をどれくらい変えられるかということで、
たぶん、バカかそうでないかが決まるんですよ。
自己修正のサイクルを止めてしまったときに、バカが始まるといってもいい。」(P100)
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どんなバカが出てくるのだろう、と上から目線で読み始めた、のだと思う、多分。人はバカに生まれるのではない、バカになるのだ、ということ。多様性がバカを回避すること。レビューをされず、目標を持たないとバカに陥っていくのだと。
ええと、僕はバカなことが好きだけど自分がバカと思って読み始めたわけではないのですが、バカだったのだなと思ってしまいました。そういう意味では、まわりにも、バカばかりです。環境のせいなのかな…? でも出された問題はみんな解けたよ!(それも一方向バカか)。というわけで、自分とまわりのバカを見つける本、だった。
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前半はおもしろく、ふむふむ納得と読み進めたのだが、途中から共感できない表現が増えてきてちょっと残念。いいこともたくさん書いてあるけど、読後感がいまいち悪いので★2つ。
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「自分がバカかもしれない」と悩む中学生に向けたエール。
バカは作られるということが良く分かります。
明日を夢見て、簡単にあきらめず、目標を具体的に設定して頑張りましょう。
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自宅ソファーで読了(75/100)
んータイトルから想像してた内容と違う。このタイトルじゃなきゃまあまあ面白いんだろうけど、もの足りなし。
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14歳の世渡り術シリーズの1冊。
バカは周囲の人によって作られるものだから、バカをこじらせさえしなければよいということを著者の体験をもとに綴られている。
とても説得力のある運びで、大人の自分が読んでも新しい視点の発見があり、とても面白かった。
最終章末尾の社会に出てからの仕事に対する取組み方についての記述は耳の痛い厳しい指摘があり、ここは大人のための一節。肝に銘じて日々の仕事に取組みたい。
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この14歳の世渡り術というシリーズ、なかなか刺激的なタイトルが揃っているので、何冊か読んでいる。
しかしこの竹内薫はダメだった。なんというか、浅い。自分の立ち位置ならこの程度の考察を示しておけば充分だろうという読みがあからさまで、がっかりだ。
同じ著者の本をもう一冊一緒に買ったのだが、そちらも期待薄だな。
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14歳なんて遠い昔ですが、読んでみました。
勇気を貰えました。読んで良かった。
目標をしっかりして、がんばります。
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筆者のこれまでの著書の内容を踏襲していて目新しさは無いが、中学生くらいまでの子に伝えたい、という温かな熱意を感じて好感。
理性的でわかりやすい本を書くサイエンスライターであり、もっと評価され、こういった本への説得力という意味でも社会的に成功してもらいたい。トンデモ系のあの教授らと同列に扱われては可哀想だ。
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14才向けの本だけれど、実に読んで「あー」ってなった。
確かに自分で自分のことをバカだと思えば「出来ないこと」が「当たり前」となるから努力しなくなる。「なぜ出来ないのだろう」「どうしたら出来るのか」と考えるからこそ人は伸びる。
そしてそれは、子供をバカだと思っている親や教師にも言えることで、「バカ」だと子供に言い続ければ、子供はバカだと思ってしまう。
最近流行った「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」なんて言うのも、彼女ががんばれたのは「本人が出来ると思ってること」「母親がバカだと思っていなかったこと」「先生も出来る」と思っていたことが大きいのかも知れない。(でも私はWebでしかこの話を読んだことがない)
職場でも同様だ。「こいつはバカだ」という方がバカって話だ。
(仕事なんて効率的にやらせるのが上司の仕事なんだから)
子供と言うよりも、大人の親や上司が読んだほうが良いだろうけれど、周りから「バカ」と言われたときに自分を守れる一冊ではある。
そして考え方について多角的視野のススメが見事なので読み返したい。
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結果がすぐに出なくても諦めないこと、発想の転換をすること、様々な考え方に触れること、更に英語力と数学力があれば、人生変わるよね。ごく稀な天才以外、能力に大差ないなら。
ここに書かれたことを素直に受け入れ、10代前半から頑張れば未来は明るい。
素直に受け入れる才能が必要だけど。
そしてその才能は、家庭環境に負うところが大きいけど。
自分を欠点も含め愛し、見守り、時に経済的負担もいとわない家族がいればね。
そこが整ってない家の子供には厳しいメッセージだと思う。
逆に自力した大人がここに書かれたことをやれる範囲で実践してみて、人生好転すればラッキーくらいに考えた方がいいかもしれない。
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子供向けの書棚にあったので、塾の子用にと思って読んだが、何歳からでも役に立つ。ところどころにある数学の問題・お話もなかなか面白い。
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バカなんかじゃない
承認欲求。
それはマズローの分類によると極めて高次の欲求である。
人が社会的動物として生きているという証明でもある。
ただ、この社会的欲求というのは厄介なもので、それが満たされないと人はいとも簡単にダメになっていってしまう危険性をもはらんでいるのだ。
夢に向かって努力する、しかしそれは(今年は!)叶わなかった。
昇進試験に向けて努力する、しかしそれは打ち砕かれる。
良き親であろうと奮闘する、しかしそれは認められない。
もしかしたら、私って、バカなんじゃないだろうか?
じゃあもういいよ、はいはい私はバカですよダメ人間ですよ......!!!!!
ちょっと、待った。
あなたは本当に、バカなのですか?
バカをこじらせる前にちょっと立ち止まって考えてみないか?
自分を信じたってどうせダメ、その時点で安西先生(『スラムダンク』)の言葉ではないけれど、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」。
時には逃げたり逸れたり諦めざるを得ない状況があるかもしれない。
だが、どんな状況であれ、自分がやりたい道というのは進み続ける人には必ず見えてくるものなのだ、と私は信じている。
まあ、拗ねちゃうことも多いけれど、うまくいかない方法を99個見つけたんだ、とエジソンも言っていることだし、ね。
この本の中で感動的だったのは「成果というのは、比例関係にはない」ということ。
こんなに頑張っているに、と思ったことは一度や二度ではないからこそ、この言葉が身にしみる。
熟成期間を我慢できるか否か、そこが分かれ道なのだ。
立ち止まったり戻ったり、進んでいないように見える時間も無駄ではない。
どんな時でも楽しもう、そんな意思こそが「頭のいい」生き方につながるのだ