サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料(~2/28)

【HB】丸善丸の内本店×hontoブックツリーが贈る あの著者が選ぶ『テーマで読む5冊』:ポイント5倍キャンペーン

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

ゾウと旅した戦争の冬
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 7件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×

新刊お知らせメール登録

この著者の新着情報

一覧を見る

  • カテゴリ:小学生
  • 取扱開始日:2013/12/09
  • 出版社: 徳間書店
  • サイズ:19cm/205p
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:978-4-19-863727-9
  • 国内送料無料

紙の本

ゾウと旅した戦争の冬

著者 マイケル・モーパーゴ (作),杉田 七重 (訳)

リジーは、母親と弟のカーリとドイツ東部の町ドレスデンに暮らしていた。父親はロシア戦線に送られ、母が動物園の飼育係として働きはじめた。動物園の猛獣は、町が爆撃を受けたら、射...

もっと見る

ゾウと旅した戦争の冬

1,620(税込)

ポイント :15pt

紙の本をカートに入れる

電子書籍化お知らせメール

電子書籍化お知らせメールサンプル

電子書籍化お知らせメールヘルプ

メールを登録する

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

リジーは、母親と弟のカーリとドイツ東部の町ドレスデンに暮らしていた。父親はロシア戦線に送られ、母が動物園の飼育係として働きはじめた。動物園の猛獣は、町が爆撃を受けたら、射殺されてしまうと聞き、母はかわいがっている子ゾウのマレーネを守るため、夜間はうちの庭につれて帰り、世話をすることにした。ある夜、近所の犬におびえて逃げ出したマレーネのあとを家族三人で追いかけていると、空襲警報が響き渡り、激しい空襲が始まった。燃えあがる町を背に、リジーたちはマレーネを連れ、安全な場所を求めて歩き始める。しかし、たどりついた農場には敵兵が…?凍えながら歩く道、弟の病気、敵兵との恋、迫り来るソ連軍…戦争の冬、ゾウを連れ、ドイツ東部から西へと向かった十六歳の少女リジーとその家族の旅を綴った物語。数々の賞を受賞し、イギリスで第三代「子どものためのローリエット(子どもの本の優れた作家に授与される称号)」をつとめた児童文学作家マイケル・モーパーゴの感動作。小学校高学年から。【「BOOK」データベースの商品解説】

戦時下のドイツ。母と弟と暮らす少女リジーは、ドレスデンが空襲にあった夜、母が勤務先の動物園から連れてきた子ゾウのマレーネを守りながら、安全な場所を求めて歩き始めた…。戦争に巻きこまれた動物と人間の愛を描く物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

マイケル・モーパーゴ

略歴
〈マイケル・モーパーゴ〉1943年イギリス生まれ。動物が登場する作品や歴史を扱った作品を多く書き、ウィットブレッド賞、スマーティーズ賞などを受賞。著書に「戦火の馬」など。

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー7件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2014/07/10 16:52

投稿元:ブクログ

戦時中のドイツ・ドレスデンでかつて起きた出来事を語る、子どものための本です。

看護師の「わたし」はお年寄りの介護施設で働いています。そこで知り合った82歳のリジーは、少し気むずかしいところもありますが、「わたし」とはどこか気が合う、凛としたおばあさんです。
「わたし」は、週末、息子のカールの預け先が見つからず、職場である施設に連れてくることになります。リジーはカールをとても気に入り、昔、「庭でゾウを飼っていた」話をしてくれると言います。
リジーが呆けておかしなことを言っていると思っていた「わたし」ですが、カールはリジーを信じます。徐々に、二人の真剣さにつられ、「わたし」はリジーの話を信じ始めます。
そしてリジーは、「あの頃」のことを語り始めるのです。

戦争に行ってしまったパピ(父親)、動物園で飼育係として働くムティ(母親)、足が悪く、喘息持ちの弟、カーリ、そして当時はエリーザベトと呼ばれていたリジーは、ドレスデンに暮らす家族でした。
ムティは、担当する子ゾウのマレーネをとても可愛がっていました。ある日、ムティは、夜になると怯えるマレーネを家に連れ帰るようになります。

1945年2月13日、リジーの街、ドレスデンは恐ろしい運命を迎えます。街から逃げ出した一家は、子ゾウを連れて、長く苦しい逃避行を行うことになります。その途で出会ったペーターは、撃ち落とされた敵軍爆撃機の兵士でした。一度はペーターを殺そうとしたムティでしたが、不注意のために死にかけたカーリが、ペーターに命を救われたことから、彼に心を開いていきます。結局は皆は、ペーターの方位磁石を頼りに、ともに旅を続けることになります。

リジーは、ハイティーンで難しい年頃です。世の中に苛立ち、母ムティともぶつかります。家族や親戚も欠点がまったくない人々であるようには描かれません。ムティと姉妹のロッティ叔母さんとの間で、国の方針について激しい議論が行われたりもします。
逃避行の中で、いがみ合う人も助け合う人もいます。同国人でも敵対することもあれば、敵国人と助け合うこともあります。
作者のモーパーゴは、そうしたさまを思春期の女の子のみずみずしい感性を通して描いていきます。
全編を通じて浮かび上がってくるのは、戦争の中で、一方を悪者に仕立て上げるのではなく、戦争そのものが「悪」であるとする作者の姿勢です。

かわいい子ゾウ・マレーネは、お話の中で、子どもたちを和ませ、人と人との垣根を取り払います。そしてまた、お話を読む人にとっても、優れた導き手として、物語の最後まで連れて行ってくれるのです。

後半以降の展開はいささか「うまく」行き過ぎているようにも感じます。このお話を、どこか、おとぎ話めいたものにしてしまったようにも感じます。
しかし、これはある意味、作者が子どもたちに捧げる「祈り」のようなものなのかもしれません。
私たちは、互いの衝突を克服できるはずだ。私たちの心の中には、ペーターが持っていた方位磁石のように、正しい方向へと導くものがあるはずだ、と。
イギリスの作家として、英米軍がドイツを爆撃し���エピソードを「敢えて」選んだ作者が、子どもたちに託す「希望」、それがこの明るい結末なのだとも思えてきます。

リジーは最後に、カールに方位磁石を託します。

この物語もまた、作者から子どもたちに贈られた、方位磁石であるのでしょう。


*対ドイツ空爆については、いずれまた別の本(ノンフィクション)を読んでみたいと思っています。

*動物園のゾウに関しては、モデルがいたようです。(*リンク先、英語です)
http://www.belfasttelegraph.co.uk/life/books/baby-elephant-kept-in-belfast-backyard-is-inspiration-for-book-28543013.html
ドレスデンではなく、ベルファストですが、戦時中、動物園で飼育を担当していたゾウを毎夜、自分の家に連れ帰っていた女性飼育員がいたとのこと。この話を知った作者は強いインスピレーションを得たようです。

2014/03/04 13:05

投稿元:ブクログ

第二次世界大戦中のドイツ、ドレスデンの町で、16歳のリジーは、母と弟と暮らしていた。戦争に行った父の代わりに動物園で働きはじめた母は、空襲に備えてかわいがっている子ゾウのマレーネを家の庭につれてくる。ある日、犬に驚いて逃げ出したマレーネを3人で追いかけていると、空襲が始まった。もう町へはもどれない。マレーネをつれた4人は、敵兵から隠れながら親戚の農場を目指すが…。
介護施設に入居したお年寄りが語る驚くべき物語。ゾウのマレーネが生きのびたかどうかが最後まで気になって仕方がない。用意されていた結末は…?

2015/08/18 13:36

投稿元:ブクログ

「象」と「戦争」というキーワードを聞くと真っ先に「かわいそうなぞう」を思い出す。
子供の頃はなんと酷いことを思ったが、戦時中における猛獣殺処分はなにも日本に限った
ことではなかったらしい。
ところでこの作品では、主人公・リジーの母親が、勤務先の動物園の子象・マレーネを
守りつつ戦火の中を家族とともに逃げていくのだ。
児童書でありフィクションでもあるというのに、その爆撃の描写は凄まじく、その後の
生死をかけた逃避行でもそれは変わらない。
人の死でわざと恐怖感をあおったり、悲劇的な演出をすることもなく描いているので、
よくある戦争物のような反戦思想を押しつけられる印象もない。

第二次大戦下のドイツの地方都市ドレスデン。
ここは1945年2月13日に無差別爆撃を受けている。
そのドレスデン爆撃が重要なキーポイントで、この日からリジーの家族の運命は激変していく。
子象のマレーネを守りながら、空腹と恐怖と寒さとの戦い、弟の病気、敵兵との恋、迫りくるソ連軍。。
ドイツ東部から西へ西へと逃れていくリジーたちに、安住の地はあるのか。

面白いのは、カナダの老人介護施設に入っているリジーというおばあさんが、
看護師とその息子に戦争時の思い出を語るという出だしであること。
映画のようにドラマチックなのはむしろこのスタートの部分で、
ここから読み手は一気にリジーの回想の旅へと誘われていくのだ。

食べ物に困って盗みを働いたり嘘をつき通したり、戦時下というのはとても
ヒューマニズムどころではないのだという場面も随所に登場する。
また、主人公たちと出会う警察や捕虜の捜索隊、西から撤退する兵士たちも出てくるが、
決して単なる悪人としては描かれていない。
都合の良い描き方を排したところも好印象だ。
どんな状況下でも生きることを投げ出さない主人公たちの姿は、読んだ後の深い満足感に繋がる。

語り手のリジーに疲れが見えて(笑)終盤は急いだ感があるが、戦時下で行方知れずに
なってしまったマレーネと再会する場面は、何度読んでも涙がこみ上げる。
我が家の猫たちでさえ、何年も会わない家族をちゃんと記憶していて目いっぱい歓迎するもの。
象にこういうことがあっても、驚かないよ、うん、そうだろうとも。

マイケル・モーパーゴはこれで5作品読んだことになる。もういいかなと納得の一冊。
人により好みはあるかもしれないが、これはおすすめ。

2014/11/17 21:13

投稿元:ブクログ

第二次世界大戦中、ドイツでの物語。

リジーは母親と弟のカーリーと一緒にドイツ東部のドレスデンに住んでいた。父親は戦争でロシア戦線へ送られ、母は動物園で象の飼育員として働いていた。戦争が長引くにつれ、ドイツ軍は劣勢になってゆき、各地が爆撃されていった。動物園では猛獣達は殺処分されるなか、母が世話をしていた子象マレーネは、母の熱い説得で、動物園から家に連れ帰ることができた。しかし、ドレスデンもついに爆撃ははじまり、リジーと母とカーリーは、マレーネを連れて、逃げる事となったのだ。
戦火を避けて、長い人の列ができ、リジーたちは何度も挫けそうになる。まずは田舎の叔父の家を訪ねるべく、難民の列からはずれ、森を行く。
過酷な旅を助けてくれたのは、一緒に逃げたマレーネだった。

老人の昔話からはじまる、子象マレーネとの旅。
戦争の悲惨さだけでなく、そこに生きた人々の姿に感動。敵味方どちらにも公平に描かれているのもいい。

2014/01/26 07:27

投稿元:ブクログ

1945年ドイツ・ドレスデンは英国軍の空襲で焼けおちてしまった。16歳のリジーは、動物園で飼育係をしている母と弟のカーリとともに、母ゾウが死んだために夜だけ自宅に(!)連れ帰っていた子ゾウのマレーネと田舎の親戚の農場を目指す。
物語は、老人施設に暮す年老いたリジーが施設の看護師の息子・カールにゾウとの逃避行を語って聞かせる形で始まる。

荒唐無稽な設定と思えるが、読んでいて違和感はなかった。ゾウがいることで、周りから受け入れられるという事も自然に思えた。

2013/12/24 22:10

投稿元:ブクログ

老婦人リジーが、看護師の息子に話して聞かせる形態で始まる。ドレスデンの町から、避難する途中で、出会った敵兵。名前を知ることで、敵から一人の人間と見るようになり、さらに体の弱い弟を助けたことで、母親からの信頼も得る。
戦争中は、人を人でなくすというが、その中にあって、どうたち振る舞うか。また、ゾウの存在が、人々をあたたかくしていたようだ。読んでるときは、話に引き込まれたが、読み終わってみると、ゾウに関してはできすぎな感じも少しした。

2014/02/21 21:46

投稿元:ブクログ

1945年、第二次世界大戦終結間際のドレスデン大空襲を背景にした物語。

戦争という背景において、ストーリーの進み方はやはり旨すぎるとは思うけれど、作者が伝えたいことを児童書として子供に伝えたかったのだろうことを考えると、許容範囲だと思う。

ただし、戦時下にある人の本心や行動、国を超えての人としての交流、それは空想とは一蹴し難いリアリティがある。

機密保護法や国防に関する憲法改正、中韓との問題。
(実態はどうあれ)平和の祭典であるオリンピックで出てくるナショナリズム問題。

この時期に、この本を読んで思うのは、「時間がたてば、悲惨な歴史も、記憶も風化するのか」ということと、「なぜ、歴史に学ばないのか」ということ。

外国の作品 ランキング

外国の作品のランキングをご紹介します一覧を見る

前へ戻る

次に進む