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タコの才能 いちばん賢い無脊椎動物
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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2014/04/17
  • 出版社: 太田出版
  • サイズ:19cm/282p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7783-1402-6

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紙の本

タコの才能 いちばん賢い無脊椎動物 (ヒストリカル・スタディーズ)

著者 キャサリン・ハーモン・カレッジ (著),高瀬 素子 (訳)

3つの心臓をもち、血液は青い。巣穴を飾り、庭造りもする。擬態能力に着目した米海軍が研究開発費を提供…。タコの驚くべき生態や能力を明らかにするとともに、生物学からロボット工...

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タコの才能 いちばん賢い無脊椎動物 (ヒストリカル・スタディーズ)

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商品説明

3つの心臓をもち、血液は青い。巣穴を飾り、庭造りもする。擬態能力に着目した米海軍が研究開発費を提供…。タコの驚くべき生態や能力を明らかにするとともに、生物学からロボット工学まで、最先端の研究の現場を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

キャサリン・ハーモン・カレッジ

略歴
〈キャサリン・ハーモン・カレッジ〉ミズーリ大学ジャーナリスト学科で修士号を取得。『サイエンティフィック・アメリカン』誌で編集を務めるかたわら、『Wired』『ネイチャー』などに寄稿。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店ロフト名古屋店

イカ派?タコ派?

ジュンク堂書店ロフト名古屋店さん

ダイオウイカがメディアで紹介されてから、タコの存在がイカにおされつつあるように思えてならない。
タコ派の私にとっては、ゆゆしき事態である。
だが、本書の登場でこの難局は打開できるであろう。
著者のユーモアのある語り口にのって読み進めるうちに、謎にみちたタコの生態が明らかにされる。
注目すべきはその優れた能力だ。
地球上の全動物約95%のなかで最高の知能を備えているという。
また、皮膚や吸盤などタコの特性を利用した技術開発も進行中であるらしい。
知れば知るほど魅了されるタコ学。噛みごたえがあって、おもしろい。

みんなのレビュー6件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2014/06/22 08:23

投稿元:ブクログ

 タコと言えば、前回のワールドカップで話題になったパウルくんだ。ドイツのオーバーハウゼンの水族館シー・ライフで飼育されていたマダコで、サッカードイツ代表の結果を予想して有名になった。そして、今週の火曜日のGoogleのトップページに登場したのが、タコ。天国から試合の結果を予想している姿を描いている。

 驚いたのが、心臓が3つあることだ。1つは、大部分の働きをこなして、残りの2つがh所の役割を果たしてえらに血液を送る。なぜ3つあるのか気になるが不思議だ。それにうらやましいと思ったのが、人間と違ってエネルギーの多くを成長に回せることだ。特に女性なら羨望のまなざしで見つめることだろう。

 タコは引越し好きだそうだ。著者曰く「平均的なニューヨーカーよりよく引越しをする」とあるように、一所懸命にとらわれることなくより良い住処があれば求めて次から次へと渡っていく風来坊といったところか。

 最近の研究では、タコは目印を選んで擬態することがわかってきているという一節を読んで、タコが海のカメレオンだったとはびっくりした。他の生き物を翻弄するテクニックを身に付けていたとはただ者ではないな。

 イギリスでは、タコは、研究対象として脊椎動物と同じレベルで扱われ、痛みや苦しみなどを与える可能性がある実験から法的に保護された唯一の無脊椎動物になっている。タコの知能の高さを物語っている。

 タコがハイテクの世界でも注目を集めている。タコの吸盤には、情報を収集する能力があるとして研究機関で、吸盤からの情報伝達経路を研究している人たちがいる。吸盤のことを「ミニ脳」と呼んでいる人がいるくらいだ。タコも調べれば調べるほど奥が深い生き物だなあ。

パウル君について

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%AB_(%E3%82%BF%E3%82%B3)

Googleのトップページに関する記事

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1406/17/news141.html

Scientific AmericanのOctopus Chronicles

http://blogs.scientificamerican.com/octopus-chronicles/

2014/05/06 22:40

投稿元:ブクログ

読了。タコは心臓が3つあり血が青い。地球上の生物の95%は無脊椎動物であり、タコは無脊椎動物の中で最も頭が良いと言われている。そんなタコを生物学的にも料理的にも幅広い特殊な愛情で掘り下げていく。

2015/01/24 14:39

投稿元:ブクログ

読んでいてタコが愛しくなる。タコ飼いたいなあ、と思わせてくれる本。そして食べたくもなる。

タコのもろもろの知識が詰まっている良書なんだけど、なんかエッセイ風・文学風の記述が妙に多いのには違和感。別に嫌なわけじゃないけど、こういう記述をなくせばもうちょい薄い本になれたのでは?

2014/11/24 15:32

投稿元:ブクログ

タコ いちばん賢い無脊椎動物
キャサリン・ハーモン・カレッジ

日本人にとって身近な生物である「タコ」の謎に迫る本。地球上の全生物の95%を占める無脊椎動物のうち最高の頭脳を持つと言われるタコの、未だに謎が多い生態や最新の研究成果を紹介する。作者は動物ジャーナリストであるため、生物学者のみならず、イタリアのタコ漁やギリシャのタコ料理店等も取材し、食材としてのタコ文化にも迫っている。

以下印象に残った事を列挙
・イタリアのヴィゴという町がタコの一大集積地である
・タコには心臓が三つある。また、タコの血にはヘモグロビンではなくヘモシアニンが含まれているので青い
・タコが自由に擬態できるのは皮膚に色素胞と呼ばれる色を出せる細胞があるため。他にも、光を反射できる虹色細胞や反射しない白色細胞も持つ。アメリカ海軍もタコの皮膚の研究をしている
・タコは飼育員の見分けがつくほどに賢く、気に入らない相手に墨を吹きかけることもある
・タコの腕には神経束があり、脳を通すことなく動かせる
・タコの吸盤は着脱をタコの意思で自由に行える上、一つ一つを独立して動かせる
・タコは寿命が数年しかなく、殆どの時間を孤独に過ごし、交尾後は間も無く死ぬ

タコについては人並みに知識があるつもりだったが、読んでみると知らない事ばかりだった。これほど面妖な生物が平気な顔をして海を泳いでいるのは驚くべきことだ。後書きには本文中で言及される動画のURLが載っており、タコの擬態等の様子をより詳しく見ることができる。

作者は本文中でタコについての書籍やキャラクターによく言及しているのだが、中でもアリストテレス『動物誌』からの引用が多い。『動物誌』は未読なのだが、アリストテレス=タコマニアのような印象が自分の中で出来上がってしまった。

2014/09/08 22:13

投稿元:ブクログ

タコについて広く紹介している。
タコ自体のこと、そこから派生される研究のこと、タコの環境のこと…
ただタコ触手のエロについて、日本で流行っていると紹介されてて、顔が微妙になってしまった( ̄- ̄)

2015/04/03 16:10

投稿元:ブクログ

我が家には「たこちゃん」(そのまんま!)というメンダコのぬいぐるみがある。
いろいろ細かい設定はあるのだが、それはともかく、そんな愛すべき「たこちゃん」、実は謎多き生き物だという。
食べるのも美味しい、見ても可愛い、それにくわえて、とても賢いタコ。
一体タコとはなんなのか?
タコの魅力と謎、そして人間の生活にもたらす影響まで網羅、いや、蛸羅した本書。
タコの世界へようこそ!

タコには心臓が三つ、血液は青い。
なんと、まずそこから驚きだ。
ふにゃふにゃと柔らかい体は、突起を出してイガイガした雰囲気もだせるし、色だって変えられる。
それなのに、タコは色盲だというのだ。
いや、本当は色覚に異常があるのではなく、人間にはわからない波長のものが見えているのではないか?
シャコですら12色、に加えて偏光も感知できるそうだ。

生殖の仕組みもまだ完全解明には至っていない。
しかも、タコの寿命は驚くほど短い。
だから、タコは養殖されていないのだ。
いつかは近大マグロのように、養殖される日が来るかもしれないが、それまでタコは乱獲せず、謎の解明のために保護することも一定程度は必要であろう。

知れば知るほど不思議なタコ。
先日の夕飯はキムタコ(キムチーズタコ)にしたのだが、中々感慨深いものがある。
身近なのに謎だらけのタコ。
我々はタコ足の迷路にどうも迷い込んでしまったらしい。
研究はまだまだ続く。
いつかそれを応用しようとしているが、我々人類にはタコが日常的に行っている行動すら真似できない。
タコ、恐るべし!