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バニヤンの木陰で
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 4件
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/04/14
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:20cm/409p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-20647-9
  • 国内送料無料

紙の本

バニヤンの木陰で

著者 ヴァデイ・ラトナー (著),市川 恵里 (訳)

カンボジア大虐殺を引き起こしたクメール・ルージュ(ポル・ポト派)の狂気と残虐を生き抜いた少女の自伝的小説。【「BOOK」データベースの商品解説】クメール・ルージュのカンボ...

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バニヤンの木陰で

2,808(税込)

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商品説明

カンボジア大虐殺を引き起こしたクメール・ルージュ(ポル・ポト派)の狂気と残虐を生き抜いた少女の自伝的小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

クメール・ルージュのカンボジア支配のもと、強制労働や飢餓を経験、家族の多くを亡くしながらも辛うじて生き延びた著者による自伝的小説。幼い少女の視点から、クメール・ルージュ支配下のカンボジアの惨状を描く。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ヴァデイ・ラトナー

略歴
〈ヴァデイ・ラトナー〉1970年カンボジア生まれ。シソワット王の末裔。クメール・ルージュ(ポル・ポト派)支配で強制労働や飢餓で家族の多くを亡くす。母と共に脱出し難民としてアメリカ到着。コーネル大学卒業。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2014/05/24 00:44

投稿元:ブクログ

良い王様だったのか
良くない王様だったのかは
わからないです。
それは、どちら側を視点にするかによって違うだろうし
(歴史をしっかりしっていれば一目瞭然かもしれないけれど…今の私にはわからないです)

この本を読む限りでは、
素晴らしい王様家族で
革命派は恐ろしくて理不尽でおかしくて…

何がくるってしまったの?
どこでくるってしまったの?
ってなります。

この辺りの歴史も知りたいなあ。
と思う1冊でした。

2014/03/13 11:35

投稿元:ブクログ

生きて生きて生き抜いて欲しい。。。

河出書房新社のPR
「破壊と虐殺の嵐吹き荒れるクメール・ルージュ下のカンボジアの惨状を7歳の少女の視点で描く自伝的小説。痛ましい喪失の中で、言葉の力を信じて生き延びた主人公の感動的な運命。」

2015/07/13 20:30

投稿元:ブクログ

久しぶりの凄まじいパワーのある本。
カンボジアへの旅の為、カンボジアの歴史を美しく綴った本として紹介されていたのをきっかけに読み始める事に。。
ざっと内容は知っていたので、重くなるであろうこの本を読むのは正直初めから気が乗らなかった。
ただ、こういうものは読む必要がある!
と、自分に言い聞かせ・・

クメールルージュと呼ばれる4年弱を、歴史的な流れに翻弄され、死や痛みや絶望に直面させられながらも美しい言葉と愛情深い両親の影に支えられ生き抜いた少女の物語。
苦難の中であっても、瞬間の美しさやユーモアを捉え、目に見えない愛や信念を絶やすことなく、身体も心も傷付き、壊れそうになりながらも「生き続ける」事を選択する。
「この世は生きる価値がある」その言葉をこれらの経験をしても言うるだけの命に対する情熱を私は持てるだろうか?
重く辛い人生の一時を、共に進むことになる一冊。

2015/10/14 10:30

投稿元:ブクログ

カンボジアに行き、トゥール・スレンも訪れ、クメールルージュの残虐行為について多少とも知っていると思っていたが…本書で書かれていたこと、彼らが国全体で何をしていたかは知らなかった。子供の頃実際に体験して家族のほとんどを失い、辛うじて生き残った女性による小説である。「バニヤンの木陰には限られた数の者しか残らない」。
書かれた内容は衝撃的だ。知識人や上流階級などブルジョワをやり玉に挙げたこと、都会人を地方に連行し強制労働に従事させたこと、文化や宗教の破壊など、中国の文化大革命と似ている。大勢が殺され餓死や病死をした。人間の残酷さや愚かさ、集団的な狂気の闇の深さが計り知れない。
但し、小説としてはあくまで美しい、時に美しすぎるほどだ。物語や神話が隣にある精神世界、風景や生き物の繊細な描写、何より家族の愛と娘に対する生きてくれというメッセージ、それに答えて生き抜く姿は感動的だ。悲惨さ醜さはことさらには強調されず、祖国や家族への鎮魂に昇華される。
理想化、神格化されたような父親が印象的に描かれるが、ただ美しい奥様だった母親が、主人公に寄り添い柳のように細くも折れずに生き抜いた様子にも心を打たれる。
エリ・ヴィーゼルを読んで自らの体験を書き残そうと思い立ったという作家の勇気を称えたい。また、翻訳者の市川氏は「テヘランでロリータを」に続き非常に意義深い訳業を送り出してくれた。

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