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地球経済のまわり方(ちくまプリマー新書)
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  • カテゴリ:中学生 高校生 一般
  • 発売日:2014/04/07
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくまプリマー新書
  • サイズ:18cm/190p
  • 利用対象:中学生 高校生 一般
  • ISBN:978-4-480-68914-6

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地球経済のまわり方 (ちくまプリマー新書)

著者 浜 矩子 (著)

いつの世も、風が吹けば桶屋が儲かる。そのカラクリにさえ気が付けば、経済はとても面白い。古今東西の物語をまくらにしながら、経済の根本原理と地球経済の「今」を大胆・明快に描き...

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地球経済のまわり方 (ちくまプリマー新書)

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商品説明

いつの世も、風が吹けば桶屋が儲かる。そのカラクリにさえ気が付けば、経済はとても面白い。古今東西の物語をまくらにしながら、経済の根本原理と地球経済の「今」を大胆・明快に描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】

目次

  • プロローグ 風が吹けば桶屋が儲かる
  • 第一章 経済を動かすもの、働かせるもの
    • 1 経済活動の黄金の正三角形
    • 2 経済活動の大波小波
    • 3 物価が上がる時、物価が下がる時
    • 4 経済は生かすも殺すも金融次第
  • 第二章 モノやお金が国境を超えるとき
    • 1 米も醬油も道を渡れば貿易になる
    • 2 通貨と経済:犬とシッポの奇妙な関係
    • 3 経済政策、それは卵とさそりの鑑定術

著者紹介

浜 矩子

略歴
〈浜矩子〉1952年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。同志社大学大学院ビジネス研究科教授。著書に「グローバル恐慌」「新・国富論」など。

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評価内訳

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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2016/08/30 19:47

投稿元:ブクログ

 エコノミストしてシンクタンクで働いたことのある著者が、中高生向けに分かりやすく、経済や金融、日本、アメリカ、ヨーロッパの経済の歴史や現状を解説したもの。随所にシェイクスピアやスティーブン・キングの小説、オペラ歌手、聖書などのユニークな例が出てくるのと、巧妙な語り口が落語を聞いているようで、スラスラ読めてしまう。
 なかでも気に入ったのは、FTA(自由貿易協定)への批判の中で、「相手限定・地域特定は、自由・無差別・互恵の原則に対する明確な違反行為だ。そのような貿易のやり方を『自由貿易』とはしゃらくさい。そんなことをいうやつらは、束になってかかってくるがいい。全員、刺身にしてやるぜ。」(p.177)となっており、突然何が起こったのかとか思うが、「本書のプロローグにご登場いただいた三船敏郎扮する用心棒の浪人さんなら、きっとそういうに違いない。」(同)という感じで、著者も楽しんで書いているあたりがいい。
 感じたことは2つあって、1つは経済学そのものの面白さ、現象だけを見るのではなく、「現象に惑わされず、その原因を見極めようとする」(p.85)、論理がつながっていく快感というのを味わうことが出来る。また、「最もシンプルな答えにばかり飛びついていると、頭の中まで、すっかりシンプルに単純化してしまう。」(p.162)なども、経済学だけでなく、全ての学問に共通することで、知的な興味を活性化させるのに必要な態度だと思った。あと、「合成の誤謬」(p.108)という、「個別的にみれば合理的な事柄を総合=合成してみると、とんでもない自滅のコースにつながっている状態」(同)というのも、色んな場面で起こりそうだなと思った。おれは英語の教師だけれども、1文1文を正しく読んでいるつもり、でも全体として何の話か分からない、むしろ思っていることと逆だった、みたいな感じだろうか。ミクロの視点とマクロの視点の重要性。
 もう1つは経済とは「経世済民」で、「情けは人のためならず」のような倫理的な意義があるという側面を感じた。
 経済の知識が多少なりともある人にとっては物足りない内容だろうが、おれにはちょうど良かった。著者は中2の時にはエコノミストになろうと思っていたらしいが、高校の時の政治・経済だってもっと面白い科目だったんだろうなあと思うと、学問の面白さに中高生で気付けるというのは幸せなことなんだなと思う。あと、スティーブン・キングのThinnerという作品は面白そうだなと思った。(16/08/29)

2014/06/13 22:51

投稿元:ブクログ

「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉通り、
あるイベントが発生した時、そこから予期せぬ事態になることは多いものだ。

グローバル経済にとっては、それが日常茶飯事であり、イベントの連鎖を見極めることがエコノミストにとって大切な能力だと説く一冊。

メディアに頻出する、髪の毛の色が変なおばちゃんが書いたものだと、高をくくって読んだところ、存外に面白かった。
所々に、教養的な例えを持ち出して、その出典を知らないために、わかりやすいのかわかりにくいのかよくわからないような、でもわかった気にさせられる妙な説得力……

本来、人の暮らしの流れを円滑にし、豊かにするためのものである経済が、その本来の目的と乖離し、金のために人々ががんじがらめになっている状況を素人目にもわかるし、そのこんがらがった糸を一つ一つ解きほぐすことこそが、グローバル経済の死活問題を救うことになるというのはとてもうなずける。
しかし、その道は果てしなく遠く、高邁な理想の前にただなすすべもなく立ちすくんでしまう人々の姿も垣間見えてしまう。

ユーロ危機や、貿易協定の軋轢など、現在のグローバル経済の抱える問題は多岐にわたり、その問題点が挙げられているが、解決の糸口は明示されて折らず、ただ途方に暮れてしまう一冊だった。

2014/09/28 14:40

投稿元:ブクログ

2014年5月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
通常の配架場所: 1階文庫本コーナー
請求記号: 333.6//H22

【選書理由・おすすめコメント】
「風が吹けば桶屋が儲かる」のはなぜか。経済学を学んでいるというより推理小説を読んでいるような、謎解きを楽しめる本で、初学者でも受け入れやすいと思ったため
(社会経済システム学科2年)

2014/10/13 19:36

投稿元:ブクログ

地球経済を分かりやすく解説した本。そもそも「経済」の語源が「経世済民」世を治め、民を苦しみから救う。というものだったことにビックリ。そんな意味あったんだ・・

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