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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2014/04/05
  • 出版社: ぶんか社
  • サイズ:19cm/190p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-8211-4372-6

読割 50

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紙の本

日本人の9割が思い違いをしている問題にあえて白黒つけてみた 国際社会 日本経済 健康問題 人間社会 男女問題 環境問題

著者 武田 邦彦 (著)

増税で財政は再建できるのか? 女性は子どもを産むべきか? 歯に衣着せぬ発言で注目を集める工学博士が、あらゆる思い込みを一刀両断。『Exciting MAX』連載「NOから...

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日本人の9割が思い違いをしている問題にあえて白黒つけてみた

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商品説明

増税で財政は再建できるのか? 女性は子どもを産むべきか? 歯に衣着せぬ発言で注目を集める工学博士が、あらゆる思い込みを一刀両断。『Exciting MAX』連載「NOから始まる日本人!」に加筆修正し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

武田 邦彦

略歴
〈武田邦彦〉1943年東京都生まれ。中部大学教授。工学博士。環境問題や原発問題を中心に多数の著書をもつほか、テレビ番組にも出演。

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評価内訳

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2014/07/09 15:37

投稿元:ブクログ

国際問題・日本経済・健康問題・人間社会・男女問題・環境問題あと多岐に渡っての、例の武田節が炸裂し、結構楽しめるのであるが、冒頭の国際問題の論理展開は相当疑問が残る。
環境問題・原発問題等で鋭い切り込みをし、ある程度評価支持をしてきた筆者だけに、この論調だと他の論調も果たして大丈夫なのかと、ちょっと心配になったというところが本音だ。
今後の執筆言論活動を引き続き注視したい。

2015/05/30 08:39

投稿元:ブクログ

環境エネルギー問題、放射線関連について、この本の著者である武田氏の本を何冊か読んだことがあります。彼が著者の中で指摘している様に、環境(CO2温暖化、石油枯渇、放射能)関連の解説本を読む場合には注意が必要だと感じています。

その著者がどのような団体に属しているかによって、書かなければならない内容・避けるべき内容が決まっているからです。お蔭さまで、本を読むときに、その内容を鵜呑みにするのではなく、一歩引いて観る癖をつけることができたと思っています。武田氏は自分はどの団体にも属さず、特定の補助金を貰ってないので真実が書けると、以前読んだ本には書いてありました。

さて、この本は、武田氏が3年間(2011-14)に渡って雑誌向けに書かれていた内容をベースにしたもので、6つの問題について書かれています。日本人の9割が思い違いをしている、というタイトルにあるように、この本を読んで、なるほどと納得した点もあり興味深かったです。

以下は気になったポイントです。

・常識とは、事実ではなく、その社会で都合の良いようにあることを常識としているだけ(p3)

・日本は昔から国があったので、殿様同士の戦いはあったが、住民はみな、日本国民として保護されていた。中国は国がないので誰も住民を守ってくれないので、城壁の中に隠れて生活する(p13)

・中華料理店に行くと必ず丸テーブルがあるのは、親族一同が毎日のように裏切らないようにするための細工(p14)

・今から2200年前に秦の始皇帝が揚子江と黄河の間の小さな地域を統一したが、すぐに漢王朝に変わり、後漢末期には大虐殺があって支那人(漢人)の9割は殺されて新しい国になった(p15)

・沖縄はアメリカ一国管理、台湾が連合国管理という違いがあったが、台湾も沖縄もアメリカは併合しなかったので「国」ではなくなった(p18)

・アジアでは、インドネシア、ベトナム、フィリピン、台湾、日本の地域に住んでいる民族は、生活パターン、考え方、背の高さが似ている、EUのようなものをつくるなら、この5か国がいいだろう(p20)

・南京が日本軍に占領された時の人口は20万人、3か月後には逃げていた人が帰ってきて、30万人。南京の中立地域にあった国際委員会に、日本軍に殺されたと訴えたのが49名(p26)

・軍隊も、降伏も国際法で厳密に決まっている、降伏は、1)軍隊が、2)集団で、3)白旗を掲げ、4)武器を携帯したまま、5)抵抗せずに投降するときに限る、これを捕虜になる権利という(p28)

・ホンダの創始者、本田宗一郎は、戦争前に始めていた自動車修理の東海精機をトヨタに売って、浜松でオートバイを作り始める、松下電器、ソニーの前身もこのころ創業(p38)

・人間社会にとって戦争に負けるより恐ろしいのは、「古い社会、古い人間が社会に残っていること、日本は戦争に負けることで、幅をきかせてきた、軍部・財閥がなくなった(p40)

・年金制度が始まるとき、厚生省の中では、「年金で集まるお金は国���予算より大きくなるから、それを扱う厚生省のトップは日銀総裁より強い権限をもつ、年金給付の40年後には物価が上がり、積み立てたお金はなくなったも同然になるので、使ってしまえ」と言っていた(p47)

・若い人がいなくても年金負担の少ない世界を作るには、コンピュータのクラウド化と、女性の社会進出、この二つが「かつての若い人」になる(p51)

・日本のお金は長い期間(40年間:25歳から65歳)をとると、一定比率で低下する。物価上昇:4.3%、生活改善:3.3%、年齢による出費増:2.3%、の合計10%(毎年)価値が下がる(p53)

・毎年10%、お金の価値が下がるので、10年で3分の1、30年で25分の1となる。55歳から年金を納めたほうがよい。多くの人が若いときに死なず、子供が少なくなれば、お金の価値が下がっていく限り、年金が維持できなくなるのは当然(p55)

・自分だけの年金を貯金するのは50歳からで、それから15年間の間に、65-80歳までの必要なお金の50%を蓄積する。50歳以上で、というのが肝心で、それ以前の貯金は無駄になる、また50歳以上で貯金できる環境を整えておかなければならない(p56)

・政府は国民に節約を呼び掛けて、消費を抑えさせて預金させる、消費が減るので企業は再投資できずお金を借りない、なので銀行にお金が余り、国債を出して吸い出すことができた(p59)

・40年間たっても、100万円は100万円、ただし、物価は540万円になる。したがって、100万円のお金は、18万円までに腐ってしまう(p64)

・インフレに勝てる商品は、株を買うこと、個別の株ではなく、日経平均を買うこと、これを買って40年寝かせるのがポイント(p67)

・メタボを気にして、170センチの人が70キロ(BMI=24)から61キロに落とすと、癌にかかる可能性は14%増える。87キロまで体重が増えても、発がん率は変わらない。厚生省のデータによれば、糖尿病が怖ければ痩せろ、癌が怖ければ小太りが良い(p72)

・男性の喫煙率が半分になったのに、肺がんが6倍になった、女性は喫煙率がほとんど変わっていないのに、肺がんが5倍になっている。(p75)

・タバコが健康を害する、というのはとんでもない言いがかりで、禁煙運動が始まった白人の「黄色人種のタバコ習慣」に対する嫌悪感に他ならない(p76)

・コレステロールの80%は体内で合成される、つまり体が必要とするもので自分で合成するもの。それは善玉も悪玉も。悪玉といったのは、輸送を担当しているので、研究の最初のころは何をしているか分からなかったから(p80)

・コレステロール降下剤は、市場規模5000億円、コレステロールの低下が「うつ」につながるとの指摘もある(p81)

・痛風の元となる尿酸も、体内で80%合成される、現在ではビールや牛肉を食べても、それだか体内での合成する量が少なくなるから問題ないとされている。性格が攻撃的な人ほど、体内の尿酸が高くなる(p82)

・データをよくよく調べると、人間の価値観は25歳の時に決まり、そのまま65���ころまでほとんど変わらない。その意見も実は「社会の意見」。だから同窓会は楽しい、考え方は同じだから(p97、98、99)

・人間が見ているものは目の像ではなく、それを頭で加工したもの(p105)

・会社を経営するときは、相棒と2人でやる場合は、それぞれが93%の力を出す。社員を7人雇うと、4人分の仕事しかしない、給料が倍になったようなもの、それなら4人で1.5倍にした方がいい(p110)

・生物は常にサボろうとする。それは生きる自体がとても辛いので、他人がいれば他人にしてもらおうとする。人口密度の高い日本ではなおさら(p110)

・人間のオスが性欲を失うと、メスは必死になってお化粧をし、オスの性欲を誘導して交尾を達成しようとした。お化粧の痕が見られる人骨は、200万年前から発掘されている(p131)

・200年後の鉱山は探査できない、いつも無いと言っていないと価格は暴落する、という2つの理由から、石油の寿命はいつまでたっても40年と言う謎は納得される(p155)

・地球ができた46億年から今までの地球の変化を調べ、それに基づいて今の地球ができるために、どのくらいの石油系物質がないといけないかを計算すると、その寿命は500万年。人間が手に届くのは10分の1だが、厳しく見て600分の1として、8000年ということになる(p157)

・ダムをつくってしばらくすると、川の下流の自然が破壊されてきた、水力発電は、太陽の光エネルギーが位置のエネルギーに変わったものをさらに電気エネルギーに変換すること。ダムを造ることによってエネルギーが半分になれば、そのエネルギーを使っていた自然が影響を受けるのは当たり前(p161)

・200年前、イギリスは産業革命によって増えた生産を維持するために、エネルギーを主として森林から得た。イギリスの山はたちまち、禿山となり、独立した広大なアメリカも森林破壊された。自然エネルギーでは豊かな生活はできないと悟って、石炭・石油を利用してきた(p163)

・原発の電気を使うというメリットがあるので、1年1ミリシーベルト(1億人で5000人の発癌というデメリット)を我慢しようということで、1979年パリ(ICRP)で国際的に合意された。1ミリには「我慢の限度」という名前がある。それ以降、世界中が1年1ミリで統一されている(p165)

・現在日本で適用されている、1年20ミリとは、1年に胸のレントゲンを400回に相当する放射線である。ICRPが20ミリを許容しているのは、1)暫定的に数週間、2)それに相当するメリットを個別、具体的に示すこと、としている(p167)

・日本の場合は、さらに「地産地消の給食」がセットされるので、同様にさらに、1年間20ミリを浴び、合計40ミリとなる(p167)

・官僚による政策作り→東大教授による権威化→NHKによる空気化、が行われる(p170)

・特定の地域の人を絶滅させようとする場合、着物・家・暖房を取り上げる。最初の年の冬に、寒さに耐えられない幼児と老人が死ぬ、そのうち「普通の人」が死に、何十年も経つと、若者・洞窟に逃げた人まで��ぬ(p176)

・1980年代、アメリカの農業は不況にあえいでいたので、農業議員を中心にして、「地球温暖化」「生物多様性」という議事環境問題をつくって、農産物価格の上昇をもくろんだ、CO2削減ができないなら農業に補助をしろ、という運動(p178)

・生物多様性の狙いは、発展途上国の森林が開発されて畑になり、農作物の生産量が多くなり値段が下がる恐れがあった。さらに発展途上国の森林開発を、環境問題にして、それを資源にするという計画だったが、こちらは、CO2問題と異なり、原子力業界や欧州の応援もなく、頓挫した(p181)

・COP3(京都)でアメリカはゴア副大統領を派遣したが、その決定内容を、上院で全会一致の95対ゼロで否決、生物多様性については、COP10(名古屋)はアメリカは代表団さえも送らなかった(p182)

・人間が登場する前までは、生物はDNAという「親からもらった情報」のみで生きてきたが、DNA情報よりも100倍多い、脳情報を持った初めての生物である(p188)

・次世代の人間のような動物は、火星人のように頭がやわらかく、食べれば脳の体積が増えるようになるだろう(p190)

2015年5月31日作成

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