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夏目漱石『こころ』をどう読むか
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/05/19
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:21cm/227p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-02289-5
  • 国内送料無料

紙の本

夏目漱石『こころ』をどう読むか (文芸の本棚)

著者 石原 千秋 (責任編集)

夏目漱石「こころ」の刊行から100年。永遠の問題作はいかに読まれうるのか。東浩紀のエッセイや、丸谷才一と山崎正和の対談、小森陽一の評論など、過去の「こころ」論をセレクトし...

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夏目漱石『こころ』をどう読むか (文芸の本棚)

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商品説明

夏目漱石「こころ」の刊行から100年。永遠の問題作はいかに読まれうるのか。東浩紀のエッセイや、丸谷才一と山崎正和の対談、小森陽一の評論など、過去の「こころ」論をセレクトして収録する。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

『こころ』はどう読まれてきたか 石原千秋 著 4−8
夏目漱石『こころ』を読む 奥泉光 述 9−27
こころ 夏目漱石 水村美苗 述 48−58

著者紹介

石原 千秋

略歴
〈石原千秋〉1955年東京都生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門は日本近代文学。著書に「漱石はどう読まれてきたか」「近代という教養」「『こころ』で読みなおす漱石文学」など。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2016/11/24 21:56

投稿元:ブクログ

「こころ」についての対談と少し軽めのエッセイを複数収録。
のっけから奥泉光氏&いとうせいこう氏が「こころは絶対失敗作」と飛ばしている。
対談はどれも面白かった。
コラムは、うーん、好みの問題もあると思うが、質の差が激しいように思えた。

2016/02/27 23:53

投稿元:ブクログ

「こころ」を二回続けて読んだ。
ホモの話だという説もあると聞いて、え?そうなの?と思ってしまい、手に取った。

でも、結局、各個人が解釈を述べていて、著者は既に鬼籍の方であるので、結果が出ないで、ある意見には納得、ある意見にはうーんと思うのは変わらずで、やっぱり分からないままだった。ただ、色々な読み方ができるとは、改めて認識。

少しく残念なのが、作家が対談しているが、誰?っていう人が多いこと。編者の講演の部分で、他人の意見をおそらく間違っているという点については残念。

135ページの、静に話したら本当に許されのではないか。それを許さないのは、妻への告白によりもっと大きな罪(罪の意識が時の流れに伴い薄れてしまうなど?)を自覚しなければならないので、一種の感情の偽造である。
163ページの襖が先生とKの心の壁であるという解釈は興味深かった。先生の方からは開けなかったとあり、Kに対しては先生の方が相手に興味を持っていると思っていたので意外だった。Kは恋をし、先生を必要とした。そして伝えたい事があった。だけど、襖が閉じられていて、伝えられない孤独があったとのこと。なるほど。

他には、静だけが、固有名詞を与えられており、この後、強く生きていくのではないかという解釈。
確かに!漱石の他の人物描写に伴って、奥さんや妻という名称だけでもやっていけるだろうに、名前がある!

2014/10/12 18:55

投稿元:ブクログ

朝日新聞で100年ぶりに漱石の「こころ」を、再連載していた。かく言う私も30年ぶりに読み直すことになったが、まぁ、それなりに感じるところは、中学生の頃とは、違うような・・・
ということで、本書。こころの捉え方って、いろいろあるんだなってところ。硬軟取り混ぜて色々な「こころ」論があり、それなりに楽しめた。結局、簡単なプロットながら、共感できる内容が含まれ、同時に納得いかない感も満載、それが「こころ」にみんなが惹かれる要因なんだと思う。

2014/09/29 11:58

投稿元:ブクログ

 小説は多様な読みを与えてくれるから面白い。しかも、発表から100年を経ても、なお新しい読みを可能にしてくれる夏目漱石の作品は、さながら古井戸のようだ。新しい水が地下深くからこんこんと湧き出し、口に含むと奥行きのある味が広がる。
 『こころ』をめぐって、多くの対談、短文、評論を集めている。誤読や勝手読みも含めて、うまく選び抜かれており、作品の一義的な解釈を排する効果も生んでいる。

 作田啓一の「師弟のきずな」は、「<先生>はKの欲望を模倣した」とする立論をベースに、愛するためにも媒介者に依存せざるを得ない構造を明らかにした上で、<自己本位>を貫くことのの困難さを指摘している。

 小森陽一の「『こころ』を生成する心臓」が秀逸だ。小説『こころ』の構造が、全体で<私>の手記となっており、<先生>の遺書も<私>の引用の一部であるとする分析により、この新聞小説の最終回を読み終わった後、小説の冒頭へと回帰することを促す。すると、これまでは後に控えていた<私>と<静>の存在がいきなり前面に姿を現し、暗いはずの『こころ』が、<生き直し>の物語に生まれ変わるのを発見できる。
 作者漱石は、<私>と先生との差異を意識してこの小説を書き始めている。冒頭で、<私>は、確かに「私はその人の記憶を呼び起こすごとに、すぐ<先生>と云いたくなる。筆を執っても心持は同じ事である。よそよそしい頭文字などはとても使う気にならない。」と記している。一方、先生はその遺書の書き出しで友達を「K」というよそよそしい頭文字を使って書き記している。
 さらに、<静>である。静の口にする言葉は少ないが、いつも男の論理からは距離をおいた突き放したトーンを帯びている。極めつけは、明治天皇崩御を知って、明治の精神が終わった、時勢遅れだという先生に対して、静は笑って取り合わず、殉死でもしたらと調戯う始末だ。時代への批評を女性に語らせる漱石がここにはある。
 <先生>の遺書の余韻に酔いしれてこの小説を閉じるのではなく、冒頭に帰って読み直すと、古い時代と決別しようとして逞しく生きて行くに違いない<私>と<静>の姿が見えて来る。

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