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カステラ
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/04/19
  • 出版社: クレイン
  • サイズ:19cm/336p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-906681-39-6
  • 国内送料無料

紙の本

カステラ

著者 パク ミンギュ (著),ヒョン ジェフン (訳),斎藤 真理子 (訳)

【申東曄創作賞(2005年)】【日本翻訳大賞(第1回)】1985年、UEFAチャンピオンズカップ決勝戦、リヴァプール対ユベントス。ヘイゼルの悲劇から、物語は始まる−。表題...

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カステラ

1,836(税込)

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商品説明

【申東曄創作賞(2005年)】【日本翻訳大賞(第1回)】1985年、UEFAチャンピオンズカップ決勝戦、リヴァプール対ユベントス。ヘイゼルの悲劇から、物語は始まる−。表題作をはじめ韓国最高の文学賞“李箱賞”受賞作「朝の門」など全11編を収録した短編小説集。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

カステラ 7−31
ありがとう、さすがタヌキだね 33−61
そうですか?キリンです 63−90

著者紹介

パク ミンギュ

略歴
〈パクミンギュ〉1968年蔚山市生まれ。中央大学文芸創作学科卒業。作家。

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みんなのレビュー7件

みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

荒唐無稽な話に拒否感が無ければおすすめ!

2015/09/30 09:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る

ホラ話が好きな親しい友人の独り語りをのんびりと聞いている様な気持ちにさせてくれるトンデモ短編小説集。独白に近い口語体で綴られる物語は、予想もできない、だけどどこか気が抜ける様な展開と村上春樹風の比喩表現と言葉遊びとがリズミカルに絡み合い、シニカルでありながら暖かい独特の雰囲気を醸し出している。社会に対する風刺だとか皮肉も利いているし楽しい話ばかりでもないのだけれど、それでもなんとなくその語りに引っ張られて、ふっと心が弛んでゆく様な、ちょうど夏の夕暮れをゆっくりと眺めている様な気分になれる癒しの一冊だった。

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2015/04/20 10:24

投稿元:ブクログ

妙なファンタジーである。初期の春樹に似てるなという印象。カンガルー日和を思い出した。タヌキとかキリンとか、動物はなんのメタファーだろうか。カステラに象徴される、ふわふわしたナンセンスさ。その中に仕込まれる現代韓国のリアリズム。
韓国が舞台である本を読んだのは初めてだ。登場人物は進学しても就職に困っている普通の青年であったり、だらだらとした人間関係を続けたり、世界や時代を飛び越えたり。ああ、兵役があって、メンタルが変わって戻ってきたりするんだなとか。ベトナムのボートピープルが吉祥寺のスワンボートに出現する日も近い。
お隣の国のそういう現状を知る機会はなかなかない。ダイオウイカって流行ってるのか、アイヴァス『黄金時代』にも出てきたな。
最後の一作『朝の門』の集団自殺にあぶれた青年の置いてけぼり感は毛色が違うがたしかに出来のいい短編。賞をとったこの一作は原書にはなく日本だけのボーナストラック。
翻訳大賞授賞式で日本人の翻訳者が「日本に一番近い外国文学です」と熱弁をふるっていたのが印象的。そういえばこの表紙には翻訳者の名前が載っていない。

一部の人々による差別が当然のように目の当たりにする昨今、彼らの本がなぜ読まれなかったのか、このタイミングでの翻訳大賞の受賞はそんな日本の現状を打破したいという願いもあることだろう。

2015/09/30 22:27

投稿元:ブクログ

ストレートに面白かった。現代の狂った世の中へのささやかなシュプレヒコールという感じ。この空気感、なんかわかるわ…と思わせて疲れさせておいてからヒョイっと予想外な場所に落ちつかせる。言いたいことはドロドロしたことばかりなのに読んだ後は何故かスカッと爽やか。絶妙なバランスだと思う。

2015/05/19 14:42

投稿元:ブクログ

韓国の文章の書き方なのか著者のオリジナルなのか、見た状況や思った事や会話も「」なく改行せず一塊につづきばっさり一行フレーズが入る。突飛な出来事と突飛な出来事をパッチワークのようにつなげ最後にセンス良く着地させている。前半の短篇はユーモアもあり新鮮に読んでいたがだんだん読むのが苦しくなってくる。突飛な出来事と突飛な出来事はコラボせず広がらず奥行きを持たないから。この短篇集の根底にあるのは韓国の若者の閉塞感や絶望感なのかもしれない。カステラのように甘く柔らかく喉が詰まりそうな生活が描かれていると思う。『朝の門』だけは異質でこの作家がもっと飛躍する予感がある。村上春樹風なのが日本では好き嫌いがでそう。もっと韓国の文学が紹介されるといいなと思う。

2016/07/10 22:49

投稿元:ブクログ

満員電車に乗客を押し込む男が、毎朝父親を押し込む中で宇宙の静けさを体感する話「そうですか?キリンです」。
競争社会の中で疲れた人々が集まる遊園地のスワンボートの池を描いた「あーんしてみて、ペリカンさん」。
ある日唐突にハルク・ホーガンにヘッドロックされた男が、右脳と左脳に分裂してしまう話「ヘッド・ロック」。

本書の奇矯で軽妙な世界には惹かれる。太陽系を離れて地球外生命体と遭遇するヤクルトおばさん等、全編を通して、意味不明で頓狂なギミックが、やりたい放題。

それらが小気味よく現代社会を揶揄する展開が、読んでいて笑いを誘われる。それでありながら、そのアプローチが過酷な状況との真剣勝負であることも、すんなりと諒解させられる部分もある。
本書のほかにも翻訳があるようなので、いつか読んでみたい。

2015/08/02 17:49

投稿元:ブクログ

韓国小説っておもしろい!
なんであんまり翻訳されてないんだろう。(はじめて読んだ…)
素直に第一声はこれだと思います。
第一回日本翻訳大賞を受賞しただけある、するする読める訳語と、ちょっと村上春樹を思い出させる描写、資本主義社会の圧倒的な不条理感とそれを現代文学らしい(意味不明な)出来事や解釈たちで描いた短編集。

2015/07/07 10:59

投稿元:ブクログ

第1回の翻訳大賞受賞も納得。内容自体も良いが、韓国の現代小説が日本で紹介された意義も大きい。訳者が後書きで書いているが「韓国には日本の本のコーナーがあるが日本では韓国の本は読まれていない。」翻訳本自体に人気がないが、その小さい市場も英語、主に米国文学に偏っている。
韓国文学というと、朝鮮戦争などの歴史や文化を背負っているイメージがある。米国文学のポール・ユーンの「かつては岸」であっても、移民だからなおさらルーツにこだわったのかもしれないが、韓国という国に色濃く言及している。
本書は現代小説として普遍的だ。韓国は背景の一部にすぎない。表題作のカステラで、両親やアメリカを放り込んだ冷蔵庫にキムチも入っている、という扱いだ。その点が村上春樹に共通している。(レビューに「村上春樹に似ている」というコメントが散見される。私は小説として似ているとは思わないがハルキチルドレンではあろう。)ユーモアの効いた奇想系の短編集で、日本でも中国でも米国でも、国を問わず楽しく読まれるだろう。しかも、サラリーマンの窮屈な人間関係や殺人的な満員電車などのテーマは、欧米より日本でより実感を持って読まれるのではないか。作家が取り上げる底辺で喘ぐ若者たちが住む社会は、閉塞感が増す現代の日本とよく似ている。
日本版のボーナストラック「朝の門」は、粗さもあるがリアリズムの手法で書かれた迫力のある一作。次作以降も日本で翻訳されるよう期待している。

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