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紙の本
夢の花、咲く (文春文庫)
著者 梶 よう子 (著)
朝顔栽培が生きがいの気弱な同心・中根興三郎は、植木職人が殺された事件の探索を手伝うことになった。その直後、大地震が発生し江戸の町は大きな被害を受け、さらに付け火と思われる...
夢の花、咲く (文春文庫)
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商品説明
朝顔栽培が生きがいの気弱な同心・中根興三郎は、植木職人が殺された事件の探索を手伝うことになった。その直後、大地震が発生し江戸の町は大きな被害を受け、さらに付け火と思われる火事もつづいた。無関係に見えるいくつかの事件の真相を、興三郎は暴くことができるのか。松本清張賞受賞作の姉妹編。【「BOOK」データベースの商品解説】
朝顔栽培が生きがいの気弱な同心・中根興三郎は、植木職人が殺された事件の探索を手伝うことになった。直後、大地震が発生。さらに付け火と思われる火事もつづき…。興三郎は、事件の真相を暴くことができるか。【「TRC MARC」の商品解説】
清張賞受賞作の姉妹編、あさがお同心再び登場!
植木職人の殺害と大地震直後に続く付け火。朝顔栽培が生きがいの興三郎は、無関係に見えるふたつの事件の裏に潜む真実を暴けるのか?【商品解説】
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丁寧に描かれ、情緒ある作品に仕上がっている。
2015/09/17 16:49
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝顔同心興三郎の若かりし時の話。「一朝の夢」では興三郎の最期まで語られてるいるから、これは完全に過去の話になる。雰囲気はだいぶちがうが、これはこれでおもしろい。
後半、人物が入り乱れてややまとまりがなくなったきらいはあるが、割と現実味のあるまとめ方だったのがよかった。
背景の描き方として、前作では井伊寄りだったのが今回のはどちらかというと開国派寄りに感じた。この中立性は興味深い。