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訓読みのはなし 漢字文化と日本語(角川ソフィア文庫)
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訓読みのはなし 漢字文化と日本語 (角川ソフィア文庫)

著者 笹原 宏之 (著)

日本人が独自の感性による創造を加えながら、各時代の中で発展させてきた訓読みは、今も自在に変容し続けている。そのユニークな例を辿り、豊かで深遠な日本語の世界に分け入る。〔光...

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訓読みのはなし 漢字文化と日本語 (角川ソフィア文庫)

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商品説明

日本人が独自の感性による創造を加えながら、各時代の中で発展させてきた訓読みは、今も自在に変容し続けている。そのユニークな例を辿り、豊かで深遠な日本語の世界に分け入る。〔光文社 2008年刊の加筆・修正〕【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー6件

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評価内訳

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2014/05/06 17:08

投稿元:ブクログ

光文社新書版を、加筆修正したもの。

ひじょーーーに、情報量の多い一冊!
一読では、残念ながら頭に入りきらない。

「中国で漢語を表すには、旁などで音を示す形声文字が適していたのに対して、日本では字音語ではなく和語を表すには意味の組み合わせによる会意の方法が好まれた」

音読みと訓読みの違いはまだしも。
形声文字や会意文字、重箱読みや湯桶読みが織り混ざってくると、正直混乱していた。
が、そこを「ユニーク」と表現し、楽しみながら解説をしてくれている所に安心する。

また字義についても、丁寧に歴史的背景を踏まえており、なるほど、現代に至るまでの変化が分かりやすい。

ただ、扱う語数がなかなかに多く、それらが個々に迫ってくるため、全体として概要の部分は見えにくい。(熟読しろ、ということだな)

私がかつて間違えて恥ずかしかった「月極」や、「玉子焼き」と「卵焼き」の違いまで触れている。

しかし、日本語は不思議。
漢字と平仮名とカタカナを織り交ぜて、しかも漢字には漢語から来た読みと、和語から来た読みを振るんだから。

「この訓読みという行為は、実はかなり驚くべきことを行っていることに気づかされる。

仮にアメリカ人が……「犬」という字を「dog」と読み、反対に……「dog」を「犬」と書き、さらに「my dog」を「my 犬」などと表記していたら、かなりの違和感を抱くであろう。」(引用省略部分有)

2014/06/18 01:51

投稿元:ブクログ

漢字に対して自分の中で曖昧で気になっていたいろいろなことが分かって面白かった。
また自分の中で持っている漢字のニュアンスとそれほど違ってなかったので少し安心できた。
漢字は普段から使っている割に知識に乏しいのでこういう本は読んでおくといいなと思う。
純粋に知識欲を満たしてくれて楽しかった。

2014/07/19 16:33

投稿元:ブクログ

第一章、第二章だけで十分楽しい。
特に「訓読み」というものの特殊性、唯一性を解説しているところは、わかりやすく、面白い。
そのあとは体系だっていないためか、知識の羅列になってしまった印象。
唯一の訓読み国家である日本の、民族性なりと絡めた話が読めればより面白いと思う。

2015/07/01 08:37

投稿元:ブクログ

数年前から中国語を勉強しています。覚悟をしていましたが、音の変化の無い軽声を入れて5種類ある発音は難しく、未だに一つの文章を間違いなく読むことができずに困っています。

こんな私ですが数年も勉強していて日本人の使う漢字と中国語で習う漢字の違いがあることを理解できます。発音が異なる以外に特徴的なのは、中国語の漢字の発音は基本的に1種類で、日本語のように、音読みや訓読みがありません。

訓読みとは日本人がつけた読み方のようですが、どのような歴史があるのだろうとずっと気になっていました。そのような私がこの本と出合うことができて嬉しかったです。

この本の著者は、中国語だけでなく韓国語にも堪能なようで、随所に中国語や韓国語での発音の解説があります。今の私には興味深く読むことができました。

以下は気になったポイントです。

2014/12/04 17:33

投稿元:ブクログ

同訓異字・一字多訓の話が面白かったが専門的な話がかなり多い。楽しく読めたが難しいところもおおかった。
2014年出版ということで最近の流行語も多数入っている。
男の娘が「女」を「こ」と訓読みするところで紹介されていたのにはびっくりした。

漢字の表意文字としての素晴らしさを改めて実感。同時に何故韓国・ベトナムは漢字を捨てたのか疑問に思う。

2015/05/06 18:03

投稿元:ブクログ

内容はとても楽しく読みました。
ただ、最後のほうは飽きてきてしまった……。
韓国や朝鮮、ベトナムといった国の漢字事情も少しづつ紹介され、とても参考になるのですが、日本だけに絞っていただければ最高でした。
「和名類聚抄」、「類聚名義抄」、「伊呂波字類抄」なんかからの例がもっと沢山あると、より楽しめたと思います。
訓示は古訓なども含めますと、複雑ですね。

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