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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2014/06/26
- 出版社: 弘文堂
- サイズ:20cm/166p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-335-55165-9
紙の本
被災地デイズ (時代QUEST)
著者 矢守 克也 (編著),GENERATION TIMES (企画・編集)
被災者、自治体職員、ボランティア、報道関係者など、さまざまな立場にたって災害時のジレンマを考える、本当の災害を知るためのロールプレイングブック。防災ゲーム「クロスロード」...
被災地デイズ (時代QUEST)
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商品説明
被災者、自治体職員、ボランティア、報道関係者など、さまざまな立場にたって災害時のジレンマを考える、本当の災害を知るためのロールプレイングブック。防災ゲーム「クロスロード」の方式を採用した31の問いを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
矢守 克也
- 略歴
- 〈矢守克也〉大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学)。京都大学防災研究所教授。専門は社会心理学、防災心理学。著書に「巨大災害のリスク・コミュニケーション」など。
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書店員レビュー
災害に遭遇した時、最適な状況判断ができるか?
丸善 丸の内本店さん
災害に遭遇した時、最適な状況判断ができるか? 本書のロールプレイング形式の問いの殆どに思考停止してしまった。
「Q1 自宅で地震に遭遇。10分後に津波が来るという。近所には一人暮らしのおばあさんがいるが様子を見に行く? Yes or No」
といった問いが、時には会社の管理職、時には自治体職員、あるいは報道関係者の立場にあると想定して次々に提示される。正答はない。それでも、東日本大震災や阪神淡路大震災の経験に基づいたシチュエーションごとの解説は災害発生後にどのように行動するか考える助けになる。普段からの災害対策が必要であることは分かっているつもりだったが、非常持ち出し袋の準備や避難経路の確認という程度だった。現実にはいつ、どこで被災するか分からない上に避難中や避難所でどんな問題があるか分からない。震災の直後は誰もが、その時の反省を踏まえて、備えることを考えるが、時とともに日々のことにかまけて、次に震災が起こっても似たような行動しかとることができない。この本を読んでみて、災害とはこんなにも非日常なのだと理解した。防災や避難だけが災害対策ではない。非日常を乗り切る覚悟を持ちたい。
(評者:丸善丸の内本店 和書グループ 伊藤美保子)