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日本はいかにして中国との戦争に引きずり込まれたか 支那通軍人・佐々木到一の足跡から読み解く
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/05/29
  • 出版社: 草思社
  • サイズ:20cm/350p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7942-2054-7
  • 国内送料無料

紙の本

日本はいかにして中国との戦争に引きずり込まれたか 支那通軍人・佐々木到一の足跡から読み解く

著者 田中 秀雄 (著)

辛亥革命後、在留邦人を守ろうとした日本が、中国側の協定違反、反日煽動、巧妙な対外宣伝の果てに派遣軍出動を余儀なくされ、支那事変へといたるプロセスを、支那通軍人・佐々木到一...

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日本はいかにして中国との戦争に引きずり込まれたか 支那通軍人・佐々木到一の足跡から読み解く

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商品説明

辛亥革命後、在留邦人を守ろうとした日本が、中国側の協定違反、反日煽動、巧妙な対外宣伝の果てに派遣軍出動を余儀なくされ、支那事変へといたるプロセスを、支那通軍人・佐々木到一の足跡に重ねて克明に追う。【「TRC MARC」の商品解説】

中国側は一貫して日中戦争を「日本の侵略」と評してきた。だがそれはどこまで事実に即した歴史認識なのか。孫文とも親しかった支那通軍人の著作・論文、当時の新聞報道をもとに、度重なる権益侵害、在留邦人の虐殺事件を経て日本が軍隊の派遣を余議なくされ、宣戦布告なき戦いに突入していくプロセスを詳述。中国側の挑発・宣伝戦の実態をも明らかにした、きわめて今日的教訓に富む日中戦争前史!【商品解説】

目次

  • 支那軍は改造できるか/錯綜する国民党/北伐の開始/張作霖鉄道網に取り囲まれる満鉄/「田中上奏文」の原型となった中国の宣伝文書/万宝山事件、朝鮮農民の苦境/G・B・リーの「満洲国独立の必然性」/国際聯盟脱退、松岡洋右の主張/共産軍の不気味な動き/通州事件、中国保安隊による邦人虐殺/共産主義に無防備なルーズベルト/南京攻略戦

著者紹介

田中 秀雄

略歴
〈田中秀雄〉1952年福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。日本近現代史研究家。「朝鮮で聖者と呼ばれた日本人」で第2回国際理解促進優良図書優秀賞受賞。著書に「映画に見る東アジアの近代」など。

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評価内訳

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2016/01/28 21:33

投稿元:ブクログ

日中戦争は侵略かどうかで議論があるが、安倍さんたちはそうではなかったと言いたいのだろう。その根拠となるべき事実をあげて論じているのが本書である。本書は「支那通」軍人佐々木到一の中国とのかかわりを軸に書いているが、これを読んでいくと、中国の軍隊はどうしょうもなく、日本人居民にたびたび危害を与えていて、日本の軍隊が出動するのもやむを得ないような気になってくる。たしかに、昔中国語を習ったとき、「よい人は兵隊にならない、良い鉄は釘にならない」ということわざを習った記憶がある。中国の軍隊というのはつまるところ傭兵―給料でやとわれているわけで、どこかの街を落とした時には、しばし、略奪させるのが常識だったようだ。そういうわけで、蒋介石の北伐軍が北上したときも、あちこちで略奪強姦を繰り返していて、それが日本居民にまで及んだということであろう。日本軍は中国のあちこちで略奪強姦放火を繰り返したと言われるが、「通州事件」や「南京事件」における日本人虐殺を含め、中国軍も同じかそれよりひどかったことがわかる。人はみなそういう状況に置かれると、往々にして残酷になるのである。たしかに、日本人はへたないいわけをせず、潔くするのを尊ぶが、中国人はねっからの外交官と言われるように、宣伝がうまかった。それは抗日の中心であった国民党だけでなく共産党も変わらない。それに外国の人たちはまんまとのせられ、日本が悪者になったところもある。言い換えれば日本人は単純だったのだ。帝国主義列強の仲間に入ろうとしたが、周りは一枚も二枚も上手だったというしかない。別の言い方をすれば、外交がまずかったから、武力にうったえざるをえなかったということになろう。本書を読みながら、そんなことを考えた。

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