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こちらあみ子(ちくま文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 43件
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/06/10
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま文庫
  • サイズ:15cm/237p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-480-43182-0
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

こちらあみ子 (ちくま文庫)

著者 今村 夏子 (著)

あみ子は、少し風変わりな女の子。優しい父、一緒に登下校をしてくれ兄、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいる母、憧れの同級生のり君。純粋なあみ子の行動が、周囲の人々を否応な...

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こちらあみ子 (ちくま文庫)

691(税込)

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商品説明

あみ子は、少し風変わりな女の子。優しい父、一緒に登下校をしてくれ兄、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいる母、憧れの同級生のり君。純粋なあみ子の行動が、周囲の人々を否応なしに変えていく過程を少女の無垢な視線で鮮やかに描き、独自の世界を示した、第26回太宰治賞、第24回三島由紀夫賞受賞の異才のデビュー作。書き下ろし短編「チズさん」を収録。【「BOOK」データベースの商品解説】

【太宰治賞(第26回)】【三島由紀夫賞(第24回)】純粋なあみ子の行動が、周囲の人々を否応なしに変えていく過程を少女の無垢な視線で鮮やかに描き、独自の世界を示した表題作と、「ピクニック」、書き下ろし短編「シズさん」を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

こちらあみ子 7−121
ピクニック 123−207
チズさん 209−225

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書店員レビュー

ジュンク堂書店福岡店

あみ子色の世界

ジュンク堂書店福岡店さん

"「読むと、きっとあみ子のことが忘れられなくなる」という帯コメントに惹かれて頁をめくれば、そこには本当に忘れがたい少女がいた。
こちらが勝手に痛みを感じてしまい、都合の悪いもののように、見て見ぬふりをしたくなるくらい、ずっとその心は子供のまま、鈍感で繊細だ。
文章からはいつかの帰り道にあった土や草の匂いがたちこめ、この感覚を知っているという妙な既視感におそわれる。
かわいそう、わずらわしい、伝わらない、というかなしいおもい以外に、特定することができないきらきらしたものがわきあがってきて、なんだかもうたまらない。
物語の筋でなく、その有様に、ただただ唸らされる。"

みんなのレビュー43件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

あみ子の愛おしさが刃のように刺さる

2016/10/26 09:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:390 - この投稿者のレビュー一覧を見る

いつも純粋でまっすぐなあみ子。読み進めるうちに「あみ子はそのままでいいんだよ」と応援してしまう。あみ子が大好きになってしまう。…無責任に。あみ子はまっすぐに生きているのに、それだけなのに、日常は歪んでいく。なぜか周囲の人々は傷ついていく。そして、あみ子への愛おしさが「刃」となってこちらに向かってくる。小さな頃、無知で残酷な子どもだった自分の姿が思い出される。愛おしいのに痛い――。

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紙の本

相手のいないトランシーバー

2015/08/23 09:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る

心がざわざわします。社会は学校は異物を排除する、そのくせ一番を競わせる。無垢は周りを傷つける?人はそれを恐れるのか、だからといって裁かれる必要はないのにゆるそうとするやさしさは見当違いで押し付けがましい。誰も悪くはない、誰もが相手に無関心なだけ、そして無垢な彼女すら自分に向けられた視線に気が付かない。相手のいないトランシーバーが全てを象徴していました。

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2014/08/11 06:29

投稿元:ブクログ

料理上手な母、いつも優しい父、登下校を一緒にしてくれる兄。大好きな男の子。
あみ子の純粋さゆえに振り回される周囲の人々、そしてあっけなく崩れていく日常。
切なくて、もどかしくて、誰かをぎゅっと抱きしめたくなる作品。

2014/06/26 23:23

投稿元:ブクログ

文庫化されたので再読。人間の残酷さをここまでさりげなくそれでいて身も蓋もなく描いた小説は近年なかったのでは。新作の小品「チズさん」はちょっとほっとさせてくれる。

2016/04/23 23:10

投稿元:ブクログ

こんな感情になる本は初めてかもしれない。
ドラマチックでハラハラドキドキの創りものの話には決して伝えることのできない人間的な感情。
ずっと大事に大事にします。
これからもいっぱい書いてほしい。

2016/12/22 22:27

投稿元:ブクログ

すごい力を感じる(パワーのほう)小説だった。圧倒された。最初の2ページで確実に好きだなと思った。ストーリーはやるせないけど。

2016/01/25 00:49

投稿元:ブクログ

あみ子は純愛のかたまり。そのため自身は満身創痍。また、周囲を傷つけ、暴力を生む。しかしあみ子は諦めない。一文一文が、奇跡のような小説。

2016/05/30 12:37

投稿元:ブクログ

書き下ろし短編「チズさん」目当てに購入。

3編すべてに共通するテーマは「向こうの世界の住人」かな。ちょっとズレた世界のちょっとズレた人たちを望遠鏡でのぞき見している感じ。そしてある時、自分の後頭部が視野に入っていることにふと気がついて恐怖と哀切を感じるのだ。ちなみに、語り手は向こうの世界にいる。語り手と読者の距離感が読み方によって縮んだり広がったりするのだが、このあそびの部分でどう楽しむかは読者次第なのかもしれない。

2014/09/23 10:39

投稿元:ブクログ

打ちのめされたような気分。
正しい顔して座ってた子どもの頃の自分も、今の自分がもってるやさしさも、全部並べて違うと言いたい。全然違う、そういうことじゃない。いちからやり直しだ。
ちゃんと寄り添える人間でありたい。

2014/08/14 12:42

投稿元:ブクログ

夏のこの蒸し暑い、どうしようもなく打ちひしがれてしまう季節に読むことができて良かった。読み終えて顔を上げ、ぼんやりと見つめた窓の先、私の目の前には小刻みに揺れる影は見えなかったけれど。

2014/06/22 21:58

投稿元:ブクログ

文庫になれば読もうと思っていた。とりあえず表題作を読んだ。「面白い」という言葉が妥当ではないのだろうなという印象を受けるがゆえに面白いと感じた。これは様々な読みを可能とする。というかいろんな気持ちを抱かせる。所詮フィクションだなどと割り切れない思慮の時間を与える。凄い。

あみ子は「ちょっと変」な女の子である。周囲の人間はあみ子を「ちょっと変」だと感じることでそのすべてを許容してやれない。そもそも全ての許容など誰にも与えられたものではないが、その与えられた範囲があみ子の場合、他の人間たちと比べて狭くなっている。読者はあみ子に対して「可哀そう」だとか「切ない」などといった感情を少なからず抱くと思う。しかしそんなものであみ子を救ってやることはできない。仮にあみ子と同じ時代を同じ場所で生きたとして我々はあみ子を対等に許容してやれただろうか?できるはずもない。互いが互いの行動を監視しあい、その中で生まれるマイノリティーに対して非情なまでに冷徹な社会。特に経験の未熟な思春期においてはなおのことである。そんな中であみ子を受け入れることは茨の上を歩くことであり、誰からも、ともすればあみ子本人からさえ讃えられることなく徒労に終わる行為かもしれないのだ。人はしがらみや世間体の前に無力であり、罪悪感を覚えつつも「ちょっと変」を切り捨てる。利己的に生まれ得る罪悪感から許しを得ているのは自分自身だけである。

解説で町田康がこの作品は人に何かを与えるために書かれたのではないと言っている。そりゃそうだ。これを読んでも人間の持つ悲しい歪みを知っただけで何かの答えが見つかったわけではないのは上でも述べたとおりである。それでも僕達があみ子から何かをもらえるとすれば、どうするでなく、どうしようもなくともそれに「気付く」ことではないだろうか。

冒頭で描かれる現在のあみ子はそれなりに自分として楽しくやっているように見える。僕にはそんなあみ子に逆にちょっぴり救われることしかできなかった。



“次第に空気が冷えてきて、母が鞄の中から毛糸のセーターを取りだして着せてくれた。もう少し遊んでいたくて、「四つ葉のクローバー見つけるまで」と約束し、二人で芝生に座って雑草をつまんだりしながら、おしゃべりを続けた。”(46ページ)

2016/05/19 00:56

投稿元:ブクログ

家族からも学校からも取り残された少女の物語「こちらあみ子」
虚構で社会と繋がりながら生きる女性の孤独を見つめる「ピクニック」
そして文庫書き下ろし、独り暮らしの老女と不思議な友達の生活場面を切り取った「チズさん」
最後まで地雷を踏み抜かれた感がする。社会から取り残された人々を描いた三編。弱いものを弱いままにさらす、無粋で正直で、良い作品。決して「泣かせる」作品ではないが、心の機微の繊細さと、人の心の鈍感さを同時に暴き出す描写に琴線が震える。
中高生の頃だったら、あまりの生々しさに正視できなくて読めなかっただろう。でも大人になるとこういうのが読める。むしろ、こういうものを読んできっと大人になれるんじゃないかと思う。
世間は甘くない、と脅す大人はたくさんいるが、脅されなくても世間を知らなくても生きることがそう楽じゃないことは、あみ子の年頃の子供だって感じているはずだ。もしかしたらあの人も…と、他人の生きづらさをそっと思わせてくれる、そういう優しさに満ちた作品集だ。

2016/09/07 00:35

投稿元:ブクログ

通勤途中に読んで、えらい引き込まれすぎた本。
あみ子のふらふらしていく視線と考えから小説の世界をのぞくのはとっても不安をあおられる。
あみ子は自分のことをよく分かってないから、そこまで不安ではないと思っているのだろうが、読んでるこっちは少ない情報から色んな想像をしてしまうから結構不安。
でも、不幸とはちょっと違う感じ。

2016/07/08 20:39

投稿元:ブクログ

とても魅力のある話だった。でも、読み終えた後、なぜか感情が動かない。人とはかなり違っているあみ子が、世間的に見ればかなりかわいそうな境遇になっていくにもかかわらず、あまり悲しみや辛さを感じていないように描かれているせいかもしれない。それなのに、親に見捨てられてかわいそうな子と、勝手に感じるわけにはいかない。だからといって、希望も見えなくて、何とも妙な気分になる物語だった。

唯一の救いは、現在のあみ子が、近所の子を一般的に正しいやり方で思いやれるようになっているところだ。このまま、少しずつ成長していってくれれば…と思う。

2014/10/31 13:31

投稿元:ブクログ

表題作では、あみ子が何故かひょうひょうとたくましく生きている姿に、ほっとする感じがした.のり君との長い付き合いでのエピソードがどれも面白かった.「ピクニック」では七瀬さんの行動にルミたちが巻き込まれて楽しんでいる様子が楽しめた.「チズさん」のようなちょっととぼけたようなおばあさん、居ますね.