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日本一の女

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/06/24
  • 出版社: 小学館
  • サイズ:19cm/223p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-386377-3
  • 国内送料無料

紙の本

日本一の女

著者 斉木 香津 (著)

兄は穀物商の跡取り、美人の妹は老舗旅館に玉の輿!豊臣秀吉似のサル顔が災いして、片田舎の農家に嫁がされたサダ。口も悪くて金払いも最悪のこの女に、それでもなぜ人は吸い寄せられ...

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日本一の女

1,080(税込)

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商品説明

兄は穀物商の跡取り、美人の妹は老舗旅館に玉の輿!豊臣秀吉似のサル顔が災いして、片田舎の農家に嫁がされたサダ。口も悪くて金払いも最悪のこの女に、それでもなぜ人は吸い寄せられるのか?悩みも悲しみも笑い飛ばす、最強女の一代記!【「BOOK」データベースの商品解説】

豊臣秀吉似のサル顔が災いして、片田舎の農家に嫁がされたサダ。口も悪くて金払いも最悪のこの女に、それでもなぜ人は吸い寄せられるのか? 悩みも悲しみも笑い飛ばす、最強女の一代記。【「TRC MARC」の商品解説】

ブスでも鼻つまみでも超魅力的&パワフル!

三十二年前の七月九日に曾祖母・匹田サダは亡くなり、その翌日に私が生まれた。なんだか私は曾祖母の生まれ変わりみたいだ--。
サダは昭和二年、大分の片田舎に嫁いできて、村初めての精米所をつくり、大きな富を得た。さらに男の子を九人も産んだ。
家族を飢えさせることもなくよく働いたが、歯に衣着せぬ物言いのせいか、誰にも好かれなかった。息子たちにまでくそババアとののしられたが、それでも彼女は日本一の女太閤様だった。
「私にはな、金剛様がついちょるんじゃ。じゃあけん、精米所をやれば成功するし、子どもを産めば、みな男の子じゃ。金剛様にかぎらず神様も仏様も、自分の足でしっかり立っちょる者の味方じゃけんな」

【編集担当からのおすすめ情報】
●家族も隣人も卒倒! 歯に衣着せぬサダ語録
「そしたらお義母さん、体には気をつけんと。私は自分を悪く言う人の面倒は見られんけん、お義母さんは起きられんようになったら、それきりじゃと思ってください」
「私は二人産んでできやすくなっちょるけんな。一、二度ちゃっちゃとやりゃあ、すぐに腹が膨らむじゃろう」
【商品解説】

著者紹介

斉木 香津

略歴
〈斉木香津〉1964年大分県生まれ。横浜市立大学文理学部卒。2008年「千の花になって」(文庫化にあたり「踏んでもいい女」に改題)で小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「幻霙」など。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店ロフト名古屋店

日本一パワフルなくそババア!

ジュンク堂書店ロフト名古屋店さん

ちょっと度が過ぎるほどに合理的で頭がよくて、嘘も負けも嫌い。こうと決めたら嫌われようがなにしようが、おかまいなしで押し進める。太平洋戦争前後の難しい時代に、地に足つけてたくましく自分を貫き通すサダの姿に、なんて強い生き方だろうと憧れ、読んでいて喝采を贈りたくなった。それだけに晩年の誰にも理解されずに過ごす日々に寂しさを覚えるが、やっぱり自分の身近にこんな人がいたら大変だよなぁ…と、彼女を理解できない息子たちや村人たちの気持ちもわからないでもないのだ。

みんなのレビュー18件

みんなの評価3.6

評価内訳

2015/04/08 20:51

投稿元:ブクログ

菩提寺の住職が、私に語ってくれた曾祖母の生涯とは。
強烈な生き様で、強く引き込まれた。
家族に愛されなくとも、悪口に負けることなく、たくましく生きる若きサダは、清々しい。
後半のサダは、共感しかねる部分が多かった。
それでも最後まで目が離せない、力強さのある物語。

2015/02/07 01:15

投稿元:ブクログ

サダ。
猿顔・低い声・合理主義・嫌われ者・口が悪い・負けず嫌い・女性。
舞台は昭和初期の大分臼杵、猿顔の嫌われ者・サダの一代記。
この人とは友達にも家族にもなれそうにない・・・

2014/07/28 23:40

投稿元:ブクログ

確かに主人公の強烈さは日本一かも知れない。けど嫌な女すぎてどうにもこうにも感情移入できないし!
夫は妻を我慢して我慢して我慢してたんだろうなあ。

2015/01/07 16:22

投稿元:ブクログ

ある女性の一代記
女傑とか女丈夫とか言っても間違いではないと思う。
ただ、心持には難があって周囲から孤立しがち。
実際に居たら付き合いにくいし傷つくと思うけど、
物語としては面白い。

2014/10/13 16:44

投稿元:ブクログ

サダ。

いいのか、悪いのか。
たぶん近くにいたら嫌だろうなと思う。
自分の思うままに生きる。
それがダメだというわけではないけど。

まぁ面白かったです。

2014/09/01 12:43

投稿元:ブクログ

読みにくくはないが、タイトルと内容にギャップを感じる。なぜ”日本一”としたのか、いまひとつしっくりこない。主人公の描き方に違和感はないが、「それで何?」という読後感。読まなくても良かった。

2014/07/14 11:24

投稿元:ブクログ

サダという器量の悪い女の結婚してからの一生の話。
器量が悪く、妬み嫉み僻み精神から性格もよくない。
でも人を見返してやろうと、男ばかり9人も産み
精米所を開いて成功させて冨をつかむ。

そのサダの話をサダが死んだ翌日に産まれたひ孫が
仕事や家庭がうまくいかず、サダの法要で実家に戻って
和尚様から聞くという物語になっている。

物語といしてはとても面白い。
この憎らしいサダがどういう人生を送ったのか
知りたくてあっという間に読んだ。
憎らしさにも理由があるんだけれど、言葉数が少ないので
誤解されたまま、誤解を解くのはプライドが許さず
そのまま誰とも人間関係は悪いままで死んだ。

こんな人もいるかもしれないけど、読後感は
いまいちだった。とにかく性格悪すぎだろうって。
息子たちも一人も母親の死を悲しまず悪口言って
笑っているってなんかひどすぎるなって思った。
今でいう毒親みたいな扱いにされている感じ。

2014/12/07 17:51

投稿元:ブクログ

こういう性格の人って世の中生きにくいよな(--;)今と違って、昔は自分を殺して生きていく時代だし(._.)それに負けず自分の道を貫くサダさんは凄い!でも気持ちを解ってくれる人と出会えて良かった(^^)他人だけでなく、身内にまで疎まれているけれど、サダさんの弔い上げはきっと素敵な場になりそう(*´-`)

2015/03/23 13:44

投稿元:ブクログ

図書館の係の方に勧められて読んでみた。
あんなに自分の思う事を言えたら気持ちが良いだろうな。
しかも口だけの女ではない。
子供の人生まで自分の思うようにさせようというのはどうなのだろうかとは思うが、最期まで自分の生き方を貫いた強い女性だ。

2014/06/26 08:35

投稿元:ブクログ

姑にしたくない女コンテスト、があったら間違いなくbest3には入りますね。嫁にしたくない女コンテストでも、きっと。
友だちにしたくない女コンテストも、そうかも…
って、これだけ書くと、どんなに嫌な女だろう、と思ってしまいますけど、そうならないのがサダさんの人間味というか、魅力というか、なんというか。
一歩も二歩も三歩も離れて見ている分にはわかりやすくて爽快で面白いのだけど、いざ自分の生活圏にいたらそりゃもう困ってしまう人で。それなのに、なぜでしょう、嫌いになれないのは。
人が人とのつながりのなかで生きていくには、嘘やら見栄やら建前やらを駆使して、嫌われないように、目立たぬように、穏便に平和に、と心を砕かなきゃならなくて。
そういう毎日に疲れた心に効くんですね、サダさんの言葉と行動が。
自分じゃできないから、きっと。
でも、サダさんの人生って、どうだったんでしょうね。百歩譲って近所から村八分にされてしまったとしても家族が守ってくれれば大丈夫だと思うのですよ、でもそれすらない。
子どもたちにまで忌み嫌われ、責められ見下され…最後の最後に、ちょっと救いはありましたが、本人には届くはずもなく。
そんな人生、どうだったんでしょうか。
いやいや、そんなことさえサダさんにはわかってたんでしょうね。というか、歯牙にもかけないのかも。
自分の信じる道を、自分の思うように生きた人生ですから。そこに外野の入るスキなんぞないんでしょう。
まさに、あっぱれ!ですよね。あっぱれサダさん!
色んな人間関係に悩んでうじうじ考え込んでいる人に、こんな生き方もあるのだよ、と見せてあげましょう。
ただ注意書きに「危険なので絶対に真似はしないでください」と書いて。

2014/07/03 15:24

投稿元:ブクログ

『すずらん本屋堂』で宮崎美子さんが まるで『ごちそうさん』のかずえちゃんみたいと言っていたので 興味をもって読んでみました。サダさんはかずえちゃんより強烈でした(笑) でも面白くて一気に読んでしまいました。

2015/03/13 15:14

投稿元:ブクログ

小さな農村に嫁ぎ戦争を生き抜いた「最強女」の一代記。
一気読みしました。止められなかった。あと、泣けた。

他の方のレビューを拝見すると、主人公・サダに感情移入「出来た派」の人と「出来なかった派」の人がいらっしゃいますけど、私は恐らく後者です。
いや、したいんですよ!でも、出来ないんですよ!だってサダ強すぎるんだもの!

出来の良い兄と美しい妹に挟まれて育ち、サル顔の自分ひとりだけ片田舎に嫁がされて、姑には露骨にイヤな顔されるし亭主も何だかぼんやりしてるし……。初っ端からこれでもかこれでもかと不景気なステータスを背負い込まされるサダ。
しかし、サダは嘆かない。嘆いたままで終わらない。運命を切り開くのは自分自身に他ならない、と知っているから、とにかく動く、黙って働く。徹底的な合理主義。
この行動力!この頭の回転の速さ!そして気持ちの強さ!

サダの人生の全部が全部を真似したいわけでは勿論ないんですけど、それでも彼女の生き様には羨望を感じずにはいられません。
私が持っていないもの、常々「持ちたい」と思っているものを見せつけられて、夢中でページをめくりました(そういう意味で、感情移入「出来なかった派」)。

1個だけ欲を言わせてもらっていいですか。
こんなにマンガっぽい表紙にするのなら、ちゃんと本編のどこかのシーンに則って欲しかったなあ(「新聞に載った匹田精米所の写真」とか)。そういう細けえ事で幸せになれたりもするので……。

2014/12/05 08:20

投稿元:ブクログ

仕事も夫との仲もうまくいかない私が実家に帰ったときに、地元の僧侶から会ったことのない曽祖母についての話を聞く。曽祖母は相当の変わり者であったが、芯を持った人であった。周りからは煙たがられていたが最後まで自分を通していた。もちろん内面では色々と考えるところはあったろうが。僧侶に話をしたのは戦死した長男と年齢が同じでどことなく似ていたからだろう。

2014/08/11 09:10

投稿元:ブクログ

自分の思った事を貫いて生きた女性サダ。
でも自分の子供達にあんなに嫌われちゃ~悲しくなっちゃうな。
長男が母の事を、人として何かが欠けていると表現した場面が凄く印象に残った。
サダはちょっと強すぎたね。

2014/10/19 20:41

投稿元:ブクログ

両親の故郷、野津町が舞台の小説
主人公のサダの方言のせいかリアリティがあって、終盤の妹が死んでからの展開に号泣…一気読み。

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