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ボラード病
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 53件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/06/11
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/165p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-390079-7
  • 国内送料無料

紙の本

ボラード病

著者 吉村 萬壱 (著)

生れ育った町が忘れられず、人々は長い避難生活から海塚に戻ってきました。心を一つに強く結び合い、「海塚讃歌」を声を合わせて歌い、新鮮で安全な地元の魚を食べ、ずっと健康に暮ら...

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ボラード病

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商品説明

生れ育った町が忘れられず、人々は長い避難生活から海塚に戻ってきました。心を一つに強く結び合い、「海塚讃歌」を声を合わせて歌い、新鮮で安全な地元の魚を食べ、ずっと健康に暮らすことができる故郷―。密かにはびこるファシズム、打ち砕かれるヒューマニズム。批評家を驚愕・震撼させた、ディストピア小説の傑作。【「BOOK」データベースの商品解説】

生まれ育った町が忘れられず、人々は長い避難生活から海塚に戻ってきました−。「空気」に支配された海辺の町で少女が見たものは? 安全神話からの覚醒を促す問題作。『文學界』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

デビュー以来、奇想天外な発想と破壊的なモチーフを用いて、人間の根源的な悪をえぐるように書いてきた吉村萬壱が満を持して放つ長篇。

B県海塚という町に住んでいる小学五年生の恭子。母親と二人で古い平屋に暮らすが、母親は神経質で隣近所の目を異常に気にする。学校では担任に、市に対する忠誠や市民の結束について徹底的にたたきこまれる。ある日亡くなった級友の通夜で、海塚市がかつて災害に見舞われた土地であると語られる――。

「文學界」に掲載後、各紙誌で絶賛され、批評家を驚愕・震撼させた、ディストピア小説の傑作。【商品解説】

著者紹介

吉村 萬壱

略歴
〈吉村萬壱〉1961年愛媛県生まれ。京都教育大学卒。東京都、大阪府の高校教諭・支援学校教諭を務める。「クチュクチュバーン」で第92回文學界新人賞、「ハリガネムシ」で第129回芥川賞を受賞。

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みんなのレビュー53件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

怒りの警鐘

2015/02/14 12:13

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

恐ろしい小説だと思った。

一種のディストピア小説として、
ジョージ・オーウェルの『1984』とか『動物農場』が連想された。
あるいは何かSFでこれに似た雰囲気の小説があったような気がする。
しかしもちろんそれらとは違った
まさに今の日本の我々のための本である。
物語は一種寓話風でもあり、
眼前の問題を越えた普遍的なテーマが哲学的に掘り下げられるともいえる。
しかし、舞台が架空の町に設定され多少の加工を施してはあるものの、
一読何が素材であるかはリアルな記憶とともにはっきり感得される。
そしてそこから作者の呻くような深い黒い怒りが滲み出てくるのだ。

描かれているのはふつうの日常生活であるように見える。
しかし最初から何かがおかしい。
何かが微妙にずれて、歪んでいる。
語りの時間と語られる出来事との時差はあるものの、
語り手は小学生の女の子として見たものを書いているから、
文章はわかりやすい。
しかしそれはどこか淀んでいて、何かしら不気味なものが漂っている。
これがまず恐ろしい。
それでも、あるいはそれゆえにだろうか、
どんどん引きこまれる不思議な感覚があって先へ先へと読まされる。
そこで感じるのは、歪んでいるのは現実なのか、
それともこれを語る子供なのか、という疑問である。

謎は徐々に解き明かされ、
最終的には奇妙なタイトルの意味も明らかになり、
歪みが現実世界のそれであると同時に、
子供がそれを歪ませて語らざるを得なかった事情もすべてはっきりする。
すべてを剥ぎとったあとの最後の一行に向けて、強烈な終わり方である。
恐ろしい。

昨年末、毎日新聞恒例の「今年の三冊」で佐藤優氏が本書を挙げ、
短い言葉で巧みにまとめていた。
「大災害の後、絆を強調して形成される新しいファシズムと
それに適合できない人の姿を、独自の言語で描いている。」
技術的には成長小説を裏返しにした設定が見事だと思った。

記念碑的な衝撃作だと思うが、
その誕生を喜ぶより、ここに描かれた絶望が辛い。
これが今後我々が目にする現実から少しでも遠い話であることを祈るばかりである。

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紙の本

凄い小説

2015/10/07 00:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

twitter文学賞で本作を知りました(2014年度第3位だったと思います)。

「根拠のない恐れと同調圧力」に対する痛烈な批判が込められている小説で、小学生の語り口が非常に静かな怖さを演出しています。架空の町海塚の背景といい、メッセージ性の強さといい、文学でしか描けない世界だなと感じました(映像化するにはあまりにも静かにショッキングな内容だと思います)。

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紙の本

これが近未来?

2015/08/31 22:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コイケ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「自粛ムード」に支配された一時期の日本をデフォルメ化したような物語。というより、自主規制や「空気を読む」ことが美徳とされる日本の近未来を描いたディストピア小説と呼ぶべき? じわじわと恐ろしさが伝わってくる作品でした。

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2014/06/27 01:36

投稿元:ブクログ

静かで、怖い長編小説。視点人物は小学生(だが、語り手は?)。24の短い断章からなる。震災以降の日本の雰囲気をみごとにデフォルメして描出している。

2015/10/10 15:28

投稿元:ブクログ

なんかあんまりよくわかんなかった。
最後の方でもっと分かりやすくいろんなことが紐解かれたりするかと思ってたのですが、私にはもう少し分かりやすく書いていただかないと。
もう一回読むといいのかもね。

2014/08/04 19:13

投稿元:ブクログ

ラスト一文にガツンとやられた。いや、もっとずっと前からジワリジワリとヤラれてたんだけども。
再読必須だな。

2014/11/22 23:40

投稿元:ブクログ

大栗恭子という30代の女性が、小学生だった頃の自分を思い出しながら語るモノローグスタイルで物語は進む。
途中、それは小学5年生当時の彼女自身の語りとなり、時に現在へと戻る。が、不思議と違和感はない。

さて、語られているのがいつの話なのか、明かされることはない。ノンフィクションであるようにも、その実、単なるフィクションであるようにも見える曖昧さが、かえって読者の想像を現実の世界に重ねさせてしまう。
今の私たちなら、どうしてもあの未曾有の大災害を連想してしまうが、例えば時と場所が違えば、それは独裁体制のとある国のことであったり、極端な思想に走った新興宗教のことであったり、古くからのしきたりに縛られた地域のことであったりするかもしれない。
もっと言えば、ほんの些細な日常の中にも存在するかもしれない、ある種のファシズムを連想させる物語だ。
そしてその恐ろしいところは、いつのどんな場所にも文化にも、連想してしまう現実の世相が存在するということだろう。

読後いつまでもいやな感じが胸に燻り、読んで楽しい小説ではないが、もやもやとした前半から、後半にかけてじわじわと何か不気味なものが隠されていると予感させられるにつれ、見えてくる小説の「世界」の変化、とりわけ母親像の見え方の変化が、とても際立っていた。

2014/07/26 18:38

投稿元:ブクログ

ラジオで誰かが評価していたので読んでみました。
床屋で一気読み。
最初は主語が分かりにくい文だったので、誰の話か分からなかったけど、登場人物の整理ができて慣れたら入り込めました。
が、最後まで読んで、?????ん??と。藤村先生は?なぜ、アケミは?
意味が分かりませんでした。けど、読み直したらわかるかなと思って、前半を読み直しました。少し見えてきた。「錯覚」。
錯覚は、何を何と取り違える?
恥ずかしながら答えを求めて「ボラード病 ネタバレ」で調べてみたら、あゝ、あゝそう言うことか、自分の読みの浅さが悲しくなる。

2014/09/28 00:55

投稿元:ブクログ

本当のことを口に出して言えない、そこにどんな悲惨な現実があっても。
架空の世界のようで身近に起きていること。あの事故後におきていることがかかれている、少し誇張して。
風評被害と言い換えて食べて応援とかいって国民をだましているこの国のことを。

子供目線でかかれているが実際は成人した女性が思い出しながら書いているという設定。
なにかを隠してうすら怖い感じがしてとても気持ち悪い文章。とても計算されて短い小説にまとまっている。

はっきり批判しないで架空の世界の小説のようにしないと書けないのはまさにこのお話のなかでおきていることと同じではないか。なんともやりきれない。

2014/06/23 10:05

投稿元:ブクログ

うっすらわかりかけてはいたものの何が病であるのか、考えながら読みすすめる。海塚は明らかに病。この病は序盤で考えていた病状よりもずっと深いし歪んでいるし、強い。確かにこんな町、どこにもないし、全部がそうとも言える。考えるふりだけするのもまた病。ラスト付近、この著者の短編「不浄道」をふと思い出す。(長らく知人から返ってきておらず、連絡がつかないので私の記憶のみ)「ほらここも」「こっちも」みたいなリズムで、時折私も海塚的なイデオロギーに乗っかるふりぐらいはしようかなあと思ったりする。ごくたまに。でもやっぱり、無理だよって思う。どいつもこいつも、ってこころの中で舌打ちする自分がいる。
主人公恭子があまり頭のできがよくないというのが全体的に風通しを良くしているというか押し付けがましさを排除できている要因なのだろうか。
「馬鹿だと思いました」とかいう率直な言葉にさえ艶を感じるのは吉村萬壱作品ならではだと感じた。

2014/08/03 14:18

投稿元:ブクログ

読みやすい文体。

どうなってんのか気になる気になる…で、どんどん読めるんだけど。


なんとも不気味で気持ち悪い。

こんな気持ち悪い文章がよくかけるなと思う。

気持ち悪い。

2015/01/20 10:50

投稿元:ブクログ

いとうせいこうの書評を読んで図書館で借りてきた。

彼が昨年末「今年の3冊」に挙げているくらいだから、よほどの力のある小説なんだろうと思う。
アホな私はいとう氏の解説無くして本書の内容は理解できなかったのだが(今も本当には理解できてないが)、とにかく気持ち悪くて仕方ない。
臭いの描写や人物の薄気味悪さはもちろんのこと、
作品世界に蔓延する暗黙の了解ごとみたいなものが、抜け出せない泥沼のようにまとわりついて、とにかく生理的に気持ち悪い。

そして個人的には、母親の融通の利かない内職のやり方が自分に似ていてうんざりする(笑)

2014/08/19 10:20

投稿元:ブクログ

B県海塚市、母親と暮らす小学5年生の恭子。
母親から「いつも見られているのだから、恥ずかしいことをしては駄目よ」と言われ続ける。
学校での恭子の様子、先生、同級生たちとの会話などを
読み進める間に覚える違和感。
自分ならどちらを選ぶのか。再読

2014/07/19 10:50

投稿元:ブクログ

不気味さ、しかしそこから目を離せない感じがとても強い小説。この感じって物語が本来的に持っている性質の一つだと思うのだけれど、本書では特に、いい具合に毒されました。

2015/02/07 21:27

投稿元:ブクログ

11人が参加した読書会にて1人しか気がつかなかった重大な仕掛けがあるのだが、これを読んだ人の何人がこのことに気がつくだろう?