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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2014/05/02
  • 出版社: NHK出版
  • レーベル: 生活人新書
  • サイズ:18cm/254p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-14-088435-5

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貨幣という謎 金と日銀券とビットコイン (NHK出版新書)

著者 西部 忠 (著)

一万円札と仮想通貨はどう違うか? お金の情報化とは? 貨幣を自由化すると何が起こるか? ハイエク、ケインズなどの論を踏まえ、貨幣の不思議な原理と振る舞い、市場や国家との関...

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一万円札と仮想通貨はどう違うか? お金の情報化とは? 貨幣を自由化すると何が起こるか? ハイエク、ケインズなどの論を踏まえ、貨幣の不思議な原理と振る舞い、市場や国家との関係、資本主義の未来までを徹底的に論じる。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

西部 忠

略歴
〈西部忠〉1962年愛知県生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。北海道大学大学院経済学研究科・経済学部教授。進化経済学会常任理事。著書に「市場像の系譜学」など。

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.7

評価内訳

電子書籍

良く腑に落ちる貨幣論

2015/09/23 21:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:グラパン - この投稿者のレビュー一覧を見る

同じ著者の「資本主義はどこへ向かうのか」も読んで、なぜ貨幣が資本主義にとって重要なのかが良くわかった。バブルの発生についてはこれでもかという事例で詳しく説明されているので、理解が進んだ。只、著者が希望を見ているコミュニティ貨幣と現行の貨幣との共存についてもう少し詳しい記述があればさらに良かったと思う。

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2016/04/14 18:14

投稿元:ブクログ

まさに貨幣という魔物だな
と読み進めていくうちに感じました。
意図せずにして私たちは
紙幣、硬貨を価値あるもの、として認識しているわけで。

それがもたらす恐ろしいまでの暴走は
この本の醍醐味でもあります。
それが「バブル」という悪魔。
暴走した投機欲は並々ならぬ値段をつけます。

ですが、それが続くわけないというもの現実。
いいように感じてしまうでしょうが
それは大間違い。
はじけたあとが大問題なのですから。

2016/12/21 08:18

投稿元:ブクログ

ビットコインという文字をみて、最近よくきく(けどよく知らない)ビットコインについてわかるかなと思って借りました。
ビットコインについての本ではなかったけれど、貨幣そのものを理解するための良本ではないかと思います。経済用語に疎い私がさくさく読め、貨幣とは、と経済学者が論じてきた事、筆者が思うこと、をわかりやすく知ることが出来ました。観念の自己実現。

2015/01/03 10:49

投稿元:ブクログ

電子マネー、ネット決済と、この10年間で利用することが増えてきたのは事実ですが、毎日、お金(貨幣)にお世話になっているのは変わりありません。

この本を読むことで、貨幣とは何かということを改めて考えさせられました。貨幣とは、交換するための道具で、何と交換するかは自分の考え方が重要です。

お金とは「それを持つ人の考え方」というのは、私の今の思いですが、様々な種類のお金が出現してきている中で、自分の考えを明確にしていくのが大切であると思いました。

以下は気になったポイントです。

・クレジットカードによる購買は、現金を前提とする「信用通貨」を利用する仕組み。貨幣が「もの」であるだけでなく「こと」であること(p19)

・江戸時代の頃の日本は、金銀両本位制でしたが、欧州に比べて銀が相対的に高く評価されていたため、オランダやポルトガルが銀によって金を買いあさり、日本から金が大量に流出した(p27)

・狩人もまず誰かに鹿を売って貨幣を手に入れれば、鹿を欲しがらない漁師からも貨幣で、鮭を買うことができる。これが貨幣の効用の一つ(p70)

・ある社会の人々が何をお金として信じているかによって決まる(p94)

・お金のもつ4つの機能(交換・流通、価値尺度、蓄積・支払)のうち最も重要なのは、交換・流通手段(p99)

・アクセスギフトは、現在のSuica、Edyのような電子マネーよりも先を行くようなもの(p111)

・ビットコインによる決済は、金融機関を通さないため手数料は発生しない、そのため2013.4には流通量はドル換算で10億ドルを超えた。この意味は、P2P型の分散型ネットワークを活用する民間通貨が競合し得るということ(p140,146)

・一般大衆が自分の稼ぎから考えると分不相応なお金を投資につぎ込むのは、だいたいバブルが弾ける直前(p170)

・オランダのチューリップ狂は、経済的な繁栄期に起こっている。この後、1652年から英蘭戦争で会場権と植民地を英国と争っている(p173)

・チューリップ狂の100年後に、ヒアシンス狂があったが、それほど大きなバブルにならなかった(p174)

・ハイパーインフレは、戦争革命により社会や政治が不安定になると発生する、アメリカっ独立戦争時の大陸紙幣、フランス革命時のアシニア紙幣、第一次大戦後のドイツのレンテンマルク、ソ連崩壊後のロシアルーブル、ユーゴスラビア等(p209)

・コミュニティ通貨とは、参加者全体が形成するコミュニティへの信頼を基盤として成立する貨幣(p229)

2015年1月3日作成
2015年6月13日作成(再読)

2014/05/20 23:28

投稿元:ブクログ

インフレターゲットについて、「究極的な最終手段であり、失敗したらもう手がないというリスクがある。」といったことを書いてあるって聞けば、分かる人にはレベルが分かるでしょう。

全体的にも「貨幣の謎」とは特に関係のない話ばかりで、読んでいてつらかった。

2014/08/18 11:58

投稿元:ブクログ

前著書かれた議論をビットコインという時事ネタを横にみながら再解説されたような形。NHKブックスで書かれた前著のような鬼気迫る密度は無いが、その分、一般の方が入るには読みやすいのかもしれない。

2014/06/10 03:46

投稿元:ブクログ

新書といえどもかなり内容が薄くかつ迷走している。途中ポエムに走っているようにさえ見えた。独自のアイデアにも面白くなく残念。悪書でないにしろ題名から期待したものとは程遠かった。

2014/09/24 14:12

投稿元:ブクログ

あとがきで、岩井克人氏の「貨幣論」とは違うということを強調されている。しかし、そのあたりのところがきちんと理解できないままだった。岩井先生は地域通貨についてあまり期待できないようなことをおっしゃっていたが、その辺、西部氏は肯定的なようで、私は肯定的な意見の方にかけたいなと思っている。本書を読んで一番よく分かったことは、いつの時代にもバブルはできて、はじけていたのだということ。オランダのチューリップバブルしかり、ニュートンが手を出したという相場しかり。私など、もちろんお金はあった方がいいけれど、たくさんもうけたいとかいう意思が全くないため、株を買ったり、ゴールドを買ったり、そういう発想が浮かんでこない。ただし、自社株だけはなんだか言われるままに買ってしまい、一応現在いくらかと毎日気にはしているが、売るための手順が分からず、日々どうしたものかと思っている。

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