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心に雹の降りしきる(双葉文庫)
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/05/13
  • 出版社: 双葉社
  • レーベル: 双葉文庫
  • サイズ:15cm/486p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-575-51671-5
  • 国内送料無料
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心に雹の降りしきる (双葉文庫)

著者 香納 諒一 (著)

七年前に行方不明となった少女の遺留品が発見された。生存が絶望視される中で、少女の父親、井狩治夫の執念が実った格好だ。だが、井狩の自宅に呼び出された県警捜査一課の都筑は、情...

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心に雹の降りしきる (双葉文庫)

840(税込)

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商品説明

七年前に行方不明となった少女の遺留品が発見された。生存が絶望視される中で、少女の父親、井狩治夫の執念が実った格好だ。だが、井狩の自宅に呼び出された県警捜査一課の都筑は、情報をもたらした興信所調査員、梅崎を紹介された瞬間、確信する。ガセだ。報奨金目当てだ。つまり、こいつは自分と同類だ、と。都筑はかつて似たような手口で井狩から報奨金を騙しとった過去があった。やむを得ず手を結んだ二人だが、数日後、梅崎が死体で発見される。いったい梅崎はなにを掴んでいたのか?都筑はその死までの足取りを追うが…。「このミステリーがすごい!」ランクインの傑作警察小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

7年前に行方不明となった少女の遺留品が発見された。だが、県警捜査一課の都筑は、情報をもたらした興信所調査員・梅崎を紹介された瞬間、報奨金目当てのガセだと確信する。数日後、梅崎が死体で発見され…。傑作警察小説。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2014/11/03 21:38

投稿元:ブクログ

最初はただのハードボイルドかと思い読み進めていくと、
中盤から主人公にだんだんと人間臭さが出てきて応援したくなる。
文体も難解すぎず、かといって安易すぎず、日本語の美しさや楽しさを味わえ、読みやすい。
読後感もまあまあな、しっかりとした作品。

2016/09/21 20:27

投稿元:ブクログ

時に職業倫理から逸脱する行動を取るアウトローの刑事が活躍するハードボイルドの王道的ストーリー。過去の未解決事件や家族関係への自戒から自虐的な面を見せながらも、捜査員としての優秀な能力を知る上司の支援もあり、ほぼ独力で事件を解決する。最後はややハッピーエンド過ぎる嫌いがありますが、王道らしくていいかな。

2016/05/28 23:56

投稿元:ブクログ

ずしっとくるボリュームの、硬質なストーリーでした。投げやりになりきれない、どこか不器用な主人公が魅力的でした。読後感がとても良いです。

2015/06/26 05:20

投稿元:ブクログ

警察小説の金脈はどんだけ深いところまであるねん。スゲー埋蔵量。

この小説も大当たり、ジェイムス・エルロイを日本人でやるとこうなるってことか。それとも洋の東西を問わず警官ってのはこういうものなのか?

主人公、都筑寅太郎の造形が非常にいい。悪漢と善人のはざまを行ったり来たりするベテラン警官。金に釣られ女にフラつく彼の背景を知ると、世の中の悪徳公務員に対する嫌悪が薄れ同情が深まる。彼が善人と悪人のはざまに削られた谷間を振り子のように行ったり来たりするそのリズムが、事件の動きや周囲の人間模様、物語のリズムに影響をあたえて相互振幅していく。その複雑な揺れが刻むビートがラストの連続大立ち回りに勢いをつける。相乗効果と急展開、スピードとリズム、闇の中を疾駆する文章に目が離せない。なんちゅうエネルギーや、ほんま。明るい小説ではないが、味わいは決して悪くない。

完璧に善人などいないし、根っからの悪人もそう多くない。世の中ほとんどすべての人間が善人と悪人の間を行ったり来たりしているんだってこと。嫌いな人がいてもいいし、どうしても許せないヤツがいるのも仕方ない。けれど、その相手と対決する時に「正義」だの「人間の本質」だのを振りかざすのがいかに危ういことか。

この物語の主人公都筑は絶対に「正義」をかざさない。方便として「警官の正義」を使うことはあっても、自分のやってることは良かれ悪しかれ自己を満足させるための行動だとシニカルに理解しようとしている。その姿にいたたまれないほどのシンパシーを抱いてしまうのだ。

今野敏、横山秀夫、大沢在昌…世に警察小説の腕っこきはたくさんいるが、香納諒一はほとんどノーチェックだった。うかつだったなぁ。

2016/10/26 20:17

投稿元:ブクログ

このミスベスト10、2012年版9位。上から目線で申し訳ないですが、すごくレベルの高い小説と思う。基本となる複数の事件を含む小説世界の設計がとてもしっかりしてるし、それを、表に出していく順番が良く考えられてる。登場人物の心理面にも深く踏み込んでるし、ありえない設定に現実感を与えている。ただ、作者は複雑な世界をキッチリ矛盾無く構築できてるんだけど。複雑すぎて読者の自分がついていけない。同種の立場の人物が3人までは記憶できるんだけど、4人以上でてくると小説では無理。まあ、自分が40歳台ならまだ記憶力的にいけたかもしれないけど、今では警官以外の男性が4人以上出てくると誰が誰だったかわかんなくなっちゃう。ドラマだったら顔みりゃ別人とかわかるかも知れないけど小説ではちょっと。そいで、前半は細かい描写が多すぎてとても退屈。中半から俄然盛り上げってぐいぐい行くけどやっぱり事件多すぎてしんどい。事件を半分にして、恋愛色をもうちょっと濃くした方が娯楽小説的には良かったんでは。まあ、好みの問題だけど、自分的にはちょっとでもストレス感じるのはあんまり好きじゃない。小説には娯楽性を求めてます。

2015/11/12 15:38

投稿元:ブクログ

主人公「おれ」の言動がハードボイルドを醸し出しているのだが、リアリティという面で、そこまで言うかな〜というのが読んでいて思った印象でした。物語としては最後までダレずに読み終わることができて面白かった。

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