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詐欺の帝王(文春新書)
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/06/20
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春新書
  • サイズ:18cm/212p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-660961-1
  • 国内送料無料
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紙の本

詐欺の帝王 (文春新書)

著者 溝口 敦 (著)

「オレオレ詐欺」「未公開株勧誘」「ヤミ金」…。極道取材の第一人者が、詐欺世界の頂点を極めた男に、裏社会のシノギの実態、驚愕の手口を徹底取材する。【「TRC MARC」の商...

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詐欺の帝王 (文春新書)

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商品説明

「オレオレ詐欺」「未公開株勧誘」「ヤミ金」…。極道取材の第一人者が、詐欺世界の頂点を極めた男に、裏社会のシノギの実態、驚愕の手口を徹底取材する。【「TRC MARC」の商品解説】

溝口敦氏といえば、泣く子も黙る極道取材の第一人者。その溝口氏が、裏社会について取材を進めるうち、つい四年前まで詐欺業界の周辺で「オレオレ詐欺の帝王」といわれていた本藤彰(仮名)なる人物と出会いました。
本藤は、名門私大に在学中からイベントサークルがらみのビジネスで金儲けのコツをつかみ、集団レイプ事件を起こした早大スーパー・フリーの主宰者・和田真一郎のケツモチ的存在でもありました。卒業後、一度は大手広告会社につとめますが、退社して闇金融を開業したのを契機に、詐欺の世界で名を轟かせはじめます。
オレオレ詐欺の草創期に荒稼ぎしただけではなく、ワンクリック詐欺、未公開株詐欺、社債詐欺、そしてイラク・ディナール詐欺と、彼が率いるグループの業務は、〝詐欺のデパート〟といっていいほど多岐にわたっていました。
そんな「帝王」が「罪滅ぼしの気持ち」もあって、溝口氏に〝シノギ〟の実態を赤裸々に語ったのです。
詐欺師たちはいかなる手口を使い、どんな人間を嵌めるのか? なぜ被害者が後を絶たないのか?――現代日本の〝闇〟を暴く力作です。【商品解説】

著者紹介

溝口 敦

略歴
〈溝口敦〉1942年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。ノンフィクション作家、ジャーナリスト。「食肉の帝王」で講談社ノンフィクション賞を受賞。ほかの著書に「暴力団」など。

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みんなのレビュー25件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

一流

2015/12/06 20:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

暴力団など裏社会の著書では第一人者の溝口氏が、取材の過程で知り合った人物から、草創期の「オレオレ詐欺」をはじめ、様々な詐欺の手口を聞き出した。この手のレビューは、ニュースソースや、その実態などの紹介に関わるため詳しく書けないのだが、さすがというしかない。お上が発表する提灯原稿と違い、こうした取材、執筆こそ、ある意味で一流のジャーナリズムである。

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2015/05/17 20:28

投稿元:ブクログ

「オレオレ詐欺の帝王」と呼ばれる本藤彰(仮名)への取材を中心としたノンフィクション。
オレオレ詐欺を始めとする「システム詐欺」とヤミ金・暴力団との深い関係が記されている。
とにかく金額の大きさに驚いた。
今までコンゲームの話は好きだったが、そんな呑気なものではなく、被害者から何十にも搾取するというもの。許されるべきではない。
(電子書籍 Reader)

2015/06/07 23:38

投稿元:ブクログ

おれおれ詐欺など組織的な特殊詐欺犯罪組織の頂点に君臨していた男「本藤」の半生を描いたもの。裏世界の当事者へのインタビューを取ってくることで有名なノンフィクションライターの著者が、「本藤」本人の話を中心に構成したもの。

おれおれ詐欺の起源が、イベントサークルやヤミ金にあったとは驚きだ。しばらく前に世間を騒がせたスーフリ事件も、それが原因で本藤が会社を辞めるきっかけ(犯罪に手を染めるきっかけ)になっているというのも不思議な話だ。まあ、中身を読んでいただきたいが、とにかく驚くのはその金まわりの桁違いのよさだ。それだけの人がだまされていたということなのだが。

本藤は、自分のところに官憲の手が回る前に足を洗う。リスクマネジメントにも優れた人物なのだろう。今は堅気だという。著者は本藤を断罪もしないし、許すこともしない。しかし、被害に会い身を持ち崩した多くの人がいる以上、やりきれなさは残る。たとえば自分の親がだまされるような目に合っていたとしたら、どんな気分でこの本を読んでいただろうか。

もう少しシステム詐欺の具体的な手口があれば、こちらの好奇心を満たしてくれたのかもしれないなと思いながら、よく聞きこまれたストーリー性が読み手を惹きつける。溝口さん、その辺りは安心できる。でも、どこまで本当なんだろうね。

2015/01/03 00:19

投稿元:ブクログ

エグイです。

ここまで書いてしまうとモデルになった人がわかる人にはわかってしまうのではないかと思ってしまいます。

徴税についてはやはり被害者救済の視点は全くなく、自分の手柄のみなのかというのがよく分かった。
また、加害者からお金を没収しても先に税金に持っていかれてしまい、被害者へは微々たる額しか返済されない。

テレカが詐欺の温床というかあれでだいぶNTTは損をしているはずだが、おそらくはそれらはすべて国民に転嫁してしまっているのだろう。やつらがリストラされたり給料が下がったという話は聞きませんからね。

詐欺の帝王が「被害額の100%ではなく、利息や迷惑料など込みで120%を返還する法的ルールができればいい」と言っている。
120%でも少ないくらいだが、そのようなルールはない。

そして全編を通してあるのが、富を国や政治屋や既得権益を持っている奴らが吸い上げるのか、詐欺師が吸い上げるのか、というだけの違い、というような考え方。

それに気づかず、既存の政治屋を大勝させてしまう国、日本。

それが現実。

払ってもいい金額:1000円

※内容がエグイ部分があります。

2014/10/28 20:21

投稿元:ブクログ

未公開株詐欺、社債詐欺、必勝法詐欺、還付金詐欺、融資保証金詐欺、架空請求詐欺、オレオレ詐欺、かぶせ詐欺、詐欺被害返金詐欺

何故儲け話を勧めるのか、不思議に思う

プロスペクト理論 ダニエル カーネマン

詐欺の原則は かぶせ

システム詐欺は大金持ちは寄せ付けない
日本の資産構造は微動だにしない
鼠小僧
義賊 鼠小僧

2016/08/16 23:20

投稿元:ブクログ

かなり面白かった。
興味を持った人は読んでおいた方が良い。
闇金を発端としたオレオレ詐欺、その歴史やシステムがどのようになっていたかがわかる。
とてつもない巨額なマネーが動いていた。

詐欺を行うものの心理やテクニック、手口を知っておく事で詐欺にかかりにくくなるだろう。

表社会でも裏社会でも大きな成功や巨額なマネーを得るには後ろ盾は重要なのだな。

2014/08/12 10:16

投稿元:ブクログ

騙す方はこんなに考えてやっていて、騙される方は最初ついうっかり欲にかられて引っかかる。とにかく電話で物事を決めない!しかし、怖い世界だ。

2014/07/20 19:41

投稿元:ブクログ

あの事件とあの事件が線で結びついて勉強になりました。が、動くお金が大きくて、文を読むのに途中から疲れました。。

2015/04/22 19:03

投稿元:ブクログ

オレオレって、こんなにもうかる(言い方が悪いけど)んですね。そりゃやっちゃう人も多いだろうなぁ・・・

2015/03/01 12:56

投稿元:ブクログ

伝説の詐欺帝王と呼ばれる(誰が呼んでるのやら)本藤彰(仮名)を巡るノンフィクション。
目次をみて内容は推して知るべし。
いわく、

第一章「伝説の詐欺帝王」前史
 半グレ集団の黒幕、キャバクラ嬢のパトロン/「ツヨメ」「チャライ」「オラオラ」/「箱屋」が介在/バックは大物組長/ベルファーレを独占的に予約/大手広告会社に就職/スーフリ事件への関与を疑われる/”ヤミ金”五菱会の摘発
などなど

大学のイベントサークルや例のスーフリなんかも出てきて、そういう人たちから詐欺師が出てくるというのも納得。
本書の内容はよく書いたなという点で評価できるが、読み手に対する説明があまりにもなさ過ぎて、読んでいてもなかなか頭に内容が入ってこないため、星二つ。
図による説明が全く無いというところも低評価。

2014/06/27 06:50

投稿元:ブクログ

詐欺の世界のあれやこれやを綺麗にまとめており、面白かった。怖い話は、一部を除いて書かれていないし、その一部も今から話すよ!って強調されているので、万人におすすめ。
裏社会の内情が聞ける機会というのはまずないので、こういう本はありがたい。勉強になった、というのが一番の感想です。

2014/07/13 12:45

投稿元:ブクログ

事実は小説より奇なり。
漫画『闇金ウシジマくん』も徹底した取材に基づいて書かれているとのことだが、リアリティのある出来事には多くの発見がある。アメリカのGMでは、ビジネスにおいて、自分の手を下さずとも回る状態を作ることを奨励されるようだが、詐欺という事の是非はともかくとして、勉強になる点が多い。

2015/06/05 23:57

投稿元:ブクログ

本藤がオレオレ詐欺の黒幕ということなのだが、彼は六大学出身でイベントサークルを仕切っていた人。そのあたりの事情をしるにつけ、彼の企画したイベントにはスポンサーにつく大企業がいたりして、暴力団にも通じていたと言う裏の事情も考えると、ちょっとしたカオスになっていたなと思った。学生時分からこうやって金もうけの世界に足を突っ込んで自分たちのメリットを活かして金を引き出す方法を血肉化させていった人びとを企業は将来、自分たちの会社などの利益を第一とするという意味での健全な金もうけの道を進むことを嘱望していたのだろうけれど、実際の本藤はもっと姑息な人だったのが正体ということなのだろう。これはなにも本藤にかぎらず、イベントサークルを仕切っていたような人は多かれ少なかれそういう気質だったのかもしれない。まあ、姑息というか、倫理観が薄れていて、さらに個人主義(利己主義)で、という。そういう土壌から出てきた人としてみると、ホリエモンさんなんかの見方もなるほどなと思える部分もありそうな気さえする。というか、そういう人とホリエモンを比較するなという感じもしますが…。

2014/08/03 05:02

投稿元:ブクログ

大学のイベサー全盛期に頭角を現し、のちヤミ金経営を経てオレオレ詐欺を創始したとされる"詐欺の帝王"本藤に詐欺の実態を語らせたもの。

ピカレスク小説のような小気味良さ。腹の座りが違います。

○ぼくは「筋」はそこにあるものじゃなく、新規につくるものと思ってます。乱暴なことをいえばこうです。一対九でぼくが悪かったとしても、
「ぼくは本筋の部分で言ってる。相手は枝葉の部分でイチャモンをつけてる。どっちがいいか悪いか、筋論でいえば明らかじゃないですか」

2014/08/10 16:00

投稿元:ブクログ

詐欺という普段はなじみ深くない分野だが、興味を持ちながら一気に読了できた。

詐欺も法人組織のように、システムで動かしているというのは驚きだった。

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