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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/07/31
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/258p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-219016-9

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未闘病記 膠原病、「混合性結合組織病」の

著者 笙野 頼子 (著)

【野間文芸賞(第67回)】劇薬の副作用、周囲からの誤解、深まる孤立感。だが長年苦しんできたこの「持病」ゆえの生き難さは創作の源だった…。膠原病の一種、混合性結合組織病と診...

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商品説明

【野間文芸賞(第67回)】劇薬の副作用、周囲からの誤解、深まる孤立感。だが長年苦しんできたこの「持病」ゆえの生き難さは創作の源だった…。膠原病の一種、混合性結合組織病と診断された作家が、半生を綴る。『群像』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

2013年2月、突然の高熱と激痛に襲われた作家は膠原病の一種、「混合性結合組織病」と診断される。不治、希少、専門医にも予測が難しいその病状……。劇薬の副作用、周囲からの誤解、深まる孤立感。だが長年苦しんできたこの「持病」ゆえの、生き難さは創作の源だった。それと知らないままに病と「同病二人」で生き、書き続けた半生をここに――。【商品解説】

著者紹介

笙野 頼子

略歴
〈笙野頼子〉1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。立教大学大学院文学研究科(比較文明学)特任教授。「極楽」で群像新人文学賞、「タイムスリップ・コンビナート」で芥川賞を受賞。

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みんなのレビュー8件

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評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2015/03/17 17:34

投稿元:ブクログ

難病になった著者。いや、難病であったことが判った著者、というべきか。

専門医にかかり、治療をうけて、今までの(人には判ってもらいにくかった)種々の不調や難がそれなりに軽快し、へたりへたり、ぶり返しぶり返しながらも一応「なんでも/できる」ようになった、その自分なりには「上出来」のようすを綴る軽やかさ。

調子が悪くないって、こういうことやったんかーという感動。それは、体力なし子で一時は慢性の病名を告げられたことのある私にも少し分かる。想像できる。

「あとがき」に、著者が自分のこの身体性こそが社会性だと書いていて、そこに共感した。腑に落ちた。

▼心の内側から見た時見えるものがある。構造から自由なもの、生きているかのように描かれるもの、それが文学だ。
 精神とは個人の中で宇宙となり、外との直な関係性なしで動きうるものだ。それを描き究めることは自分のしたいこと、文学の役割のひとつだと言いたい。
 …(略)…
 結局、どんなに私小説から遠い作品を書いても、どんなに身の回りの「自分の事だけ」を書いても、「他者がない」と言われても私にはこの病がちの肉体があった。どう出るか判らない他者としての持病。 …(略)… 
 これからも「他者がない」と誤解される小説を平気で書いていく。身体性は私の社会性だから。(pp256-258)

この著者の名は知っていて、なんどか本を手にとったこともあるのだが、難しかったり、よくわからなかったり、これまでどうも読めなかった。が、この本を読んで、ちょっとまた挑戦してみようと思い、なんどか文中にも出てきた過去の作品が入った『三冠小説集』の文庫を借りてきてみた。

(3/14了)

2015/05/31 15:11

投稿元:ブクログ

ひとくせある文体で最初は読みづらかったけど、だんだん慣れて楽しめるようになった。これはエッセイ?私小説?他の作品はどうなんだろうなあ。

2016/11/15 18:13

投稿元:ブクログ

http://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB1634508X

2014/06/03 06:47

投稿元:ブクログ

群像2014年4月号・5月号
http://gunzo.kodansha.co.jp/27915/30760.html
http://gunzo.kodansha.co.jp/27915/31387.html

講談社のPR(版元ドットコム)
http://www.hanmoto.com/jpokinkan/bd/9784062190169.html

2016/03/25 20:07

投稿元:ブクログ

http://dentlib.nihon-u.ac.jp/opac/opac_details/?lang=0&amode=11&bibid=1000071744&srvce=1

2015/07/08 06:29

投稿元:ブクログ

「混合性結合組織病」と診断された作者の記録。
記録は詳細で、専門用語を使った説明もあって、ちゃんと「闘病記」として成り立っている。
でも、笙野頼子らしさは全開。
当たり前だけど、ある病気と診断されたからといって人は急に変わるわけではないし、逆に人が全く病気に影響されずに生きるというのも無理な話、と気づかされた。
病気の症状もその人らしさに影響するんだな、と思った。
あと「あとがき」がものすごく良い。

2014/09/24 00:27

投稿元:ブクログ

もの凄いエネルギーのようなものを感じた。

笙野頼子本人が、私小説作家として、自身の作品に新たな解釈の手掛かりを与える? 与えているようで与えていないのかな。作家研究と小説の解釈は違うような。過去の小説を書いていたとき、笙野本人は病気について知らなかったのだから。
もちろん、読者に新たな読み方を与えてはいる。でもそれは解釈とは別物であるような。

2015/02/28 21:58

投稿元:ブクログ

自由自在な文に翻弄されながら、引き込まれる。闘病記というより、頭の中の取り留めも無いものを徒然に…という感じで、生身の感情とか、病と幸福感とか、後書きなどでもまた、人類の普遍的なものに通じるような。
病が日常になると、欲が出ることは、我が身を持って、頷く。

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