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『坊っちゃん』の時代 凛冽たり近代なお生彩あり明治人 新装版 第1部
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/06/17
  • 出版社: 双葉社
  • サイズ:21cm/251p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-575-30687-3
  • 国内送料無料
コミック

紙の本

『坊っちゃん』の時代 凛冽たり近代なお生彩あり明治人 新装版 第1部

著者 関川 夏央 (著),谷口 ジロー (著)

【手塚治虫文化賞(第2回)】明治38年、漱石こと夏目金之助、数え年39歳。見通せぬ未来を見ようと身もだえていた…。近代日本の青年期を、散り散りに疾駆する群像をいきいきと描...

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『坊っちゃん』の時代 凛冽たり近代なお生彩あり明治人 新装版 第1部

1,296(税込)

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『坊っちゃん』の時代 5巻セット

『坊っちゃん』の時代 5巻セット

  • 関川夏央 著
  • 税込価格:6,48060pt
  • 発送可能日:1~3日

商品説明

【手塚治虫文化賞(第2回)】明治38年、漱石こと夏目金之助、数え年39歳。見通せぬ未来を見ようと身もだえていた…。近代日本の青年期を、散り散りに疾駆する群像をいきいきと描く、関川夏央・谷口ジローの名作の新装版。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

関川 夏央

略歴
〈関川夏央〉1949年新潟県生まれ。作家。主著に「海峡を越えたホームラン」など。2001年、業績全体に対して司馬遼太郎賞。
〈谷口ジロー〉1947年鳥取県生まれ。漫画家。「犬を飼う」で第37回小学館漫画賞。

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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.5

評価内訳

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紙の本

史実とは異なる点が...

2015/01/29 03:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハギノヒロジ - この投稿者のレビュー一覧を見る

気になります。

「先生と僕」という夏目漱石を取りあげた4コマがあって、
そちらも少し著者のフィルターがかかっていますが、
こちらに比べると史実に忠実だと思います。

それほど、アレ?という点が多く。
酒を飲んだり(夏目漱石は下戸だったとか)するシーンを見ると、
ちょっと気になってしまったり。

あと、高い!
安いやつもあるので、そっちの方がいい気も...

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2014/09/13 21:41

投稿元:ブクログ

 いま改めて読み直すと、〈西洋化=近代化〉への反省と国民主義的ナショナリズムという、いかにも1980年代的な批評のパラダイムが見えてしまう。どこか司馬遼太郎の明治論と似ているようにも感じられた。

 第1巻は、漱石『坊っちゃん』の構想を枠としながら、さまざまな階層・立場から見た「明治」を交錯させる、というもの。文学者だけが中心化されているきらいはあるし、女性人物たちがつねに「見られる側」に置かれるという問題点はあるにせよ、「明治」の多士済々ぶりは描けていると思う。かれらは皆、若かったのだ。
 だが、この描き方――漱石山房を階層をまたぐ出会いのトポスとする――だと、「明治」が抱え込んだ圧倒的な文化的・社会的・政治的格差と、権力の生成過程を知るがゆえの内向した鬱屈を捉えることが難しくなるようにも思う。第3巻、第4巻の記述をもう一度確かめてみよう。

2014/06/19 07:22

投稿元:ブクログ

カラー版は1冊でストップなのかな?
http://www.futabasha.com/botchan/

双葉社のPR(旧版)
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookfind/?type=g&c=20000&word=ボッチャンノジダイAC
(新装版)
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-30687-3.html?c=20112&o=date&type=t&word=シンソウバン+ボッチャンノジダイ

2015/11/29 23:27

投稿元:ブクログ

明治という時代背景から推察される、さもありなんと思われる、坊ちゃんの成り立ちがユーモラスに描かれる。たまたま、今、坊ちゃんを書いた夏目漱石宅の近くに住んでいるので、余計に往時のことを考えてみたくなる。確かに森鴎外の旧宅も、樋口一葉の旧宅も近い。

2015/03/11 00:51

投稿元:ブクログ

英国留学から戻った夏目漱石が、『坊っちゃん』を書き始めようとするとき。
夏目漱石の周囲の人々を通して明治という時代を描く。

漱石の家に集まる若き日の荒畑寒村、森田草平、坊ちゃんのモデルだった(?)太田仲三郎、山嵐のモデル(?)堀紫郎。
この5人がゆる~く繋がりながら、明治という激動の時代を駆け抜ける。

森鴎外が住んでいた家に、留学から戻ってきた漱石が住んでいた。
二人が樋口一葉の住んでいた家の前で彼女の思い出を語り合う時、一葉の後にそこに住んでいた森田草平を訪ねて平塚らいてうを見かける、なんてことがあったかどうかはわからないが、そんなことがもしかしたらあったのかもしれない。

漱石と小泉八雲の関係。
日本が西洋とどう対峙していくかを顕わしているかのよう。

どうしても近代社会になじむことができない漱石が、ロンドン留学中に神経症を発症したのは有名な話だが、『坊っちゃん』の中にも近代対古き良き日本の対立がある。
漱石は古き良き日本に心を寄せてはいるのだが、結局近代化には勝てないことも知っている。

西洋と日本を比べたら、日本は遅れている国である。
はたして本当にそれだけなのか。
日本には日本の良さがあるではないか。
自分の意志であるのなら、絶対にイギリスへ行くことなどなかったというくらい外国嫌いの漱石が、生活のために英文学を教える。
なんとか小説を書くだけで生活できないか計算する漱石。

漱石にとって小説を執筆するということは、神経のささくれを寝かせるのに必要な行為だった。
ただ自己の精神の解放と慰安が目的であった。
漱石のセリフとして「根がしっかりしていてこそ、嘘話の葉も青々と繁る。こうすりゃよかった、ああすりゃもっとおもしろかったってね。言ってみりゃ小説なんざ。思い切りのすこぶるつきに悪い負け惜しみか、頭の屁みたいなもんだよ」とある。

近代化のシンボルとして山縣有朋や桂太郎、伊集院影あきが登場。
安重根や東条英機もチラリと出てきて、北原白秋、伊藤左千夫、国木田独歩なんかもそこら辺にいたりして、知らなかった明治がぎゅうぎゅうにつまったマンガなのである。
236,237ページの写真(マンガだけど)が圧巻。

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