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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/06/27
- 出版社: 文藝春秋
- サイズ:20cm/307p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-390083-4
紙の本
推定脅威
著者 未須本 有生 (著)
自衛隊機は、なぜ墜ちたのか―。スクランブル飛行中の自衛隊航空機「TF‐1」が墜落した。はじめ事故原因はパイロットの単純な操縦ミスとされていたが、航空機メーカーの技術者たち...
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商品説明
自衛隊機は、なぜ墜ちたのか―。スクランブル飛行中の自衛隊航空機「TF‐1」が墜落した。はじめ事故原因はパイロットの単純な操縦ミスとされていたが、航空機メーカーの技術者たちは、どこか不可解なものを感じる。そして半年後…ふたたび同じ機種が墜落した。最新型の自衛隊機は、なぜ墜落事故を起こすのか?防衛省と航空機メーカーが相対する、脅威の正体とは?史上もっとも戦闘機に詳しい書き手による、理系ミステリーの決定版!第21回松本清張賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】
【松本清張賞(第21回)】スクランブル飛行中の自衛隊航空機「TF−1」が墜落した。事故原因はパイロットの操縦ミスとされていたが、航空機メーカーの技術者たちは不可解なものを感じていた。そして半年後、ふたたび同じ機種が墜落して…。【「TRC MARC」の商品解説】
誰よりも戦闘機を知る著者が描く、理系ミステリーの決定版!
自衛隊戦闘機「TF-1」が、スクランブル飛行中に墜落した。
この異様な事故を受け、防衛省は機体を製造する浜松の航空機メーカー、四星工業にその検証を依頼する。
四星工業では入社三年目の技術者、沢本由佳が上司の永田とともに業務にあたっていた。
シュミレーションの結果、事故はパイロットの単純な誤操作によるものだと判断されたが、
永田は沢本が言った何気ない一言が気になり、すでに会社を辞めてデザイナーをしている同期の倉崎に話を持ちかける。
スクランブル発進した自衛隊機は、なぜ不可解な事故を起こしたのか?
背後に浮かび上がるのは、「TF-1」設計時に官(防衛省)と民(航空機メーカー)がそれぞれ抱え込んでいた闇だった。
深い知識に裏打ちされた緊迫の飛行描写。和製トム・クランシーの誕生です。【商品解説】
著者紹介
未須本 有生
- 略歴
- 〈未須本有生〉1963年長崎市生まれ。東京大学工学部、航空学科卒業後、大手メーカーで航空機の設計に携わる。97年よりフリーのデザイナー。「推定脅威」で第21回松本清張賞を受賞。
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次回作に期待
2015/05/08 06:59
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投稿者:和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
松本清張賞受賞作品ということは、手練れ作家による完璧な作品というものではなく発展途上ということか、サスペンスネタと恋愛ネタに一体感無く違和感あり、いっそのこと、航空機関連の技術ネタ一本で話を進めたほうが良いと思いました。また、作品に出てくる人物達は過去の企業経験で知り合った人を参考に書かれていると想像しますが、キャラクタ描写の一部に悪意を感じるカドあり、読んでいて辛いので、もう少し丸めて欲しい。次回作に期待しましょう。