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南下せよと彼女は言う(小学館文庫)
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/07/08
  • 出版社: 小学館
  • レーベル: 小学館文庫
  • サイズ:16cm/285p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-406066-9
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

南下せよと彼女は言う (小学館文庫)

著者 有吉 玉青 (著)

高校時代からの友人男子三人組がオランダを旅する中でフェルメールをめぐる互いの秘密に気づく「アムステルダムたち」。一人パリを訪れた女性が、亡き母の友人であるフランス人女性と...

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南下せよと彼女は言う (小学館文庫)

637(税込)

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商品説明

高校時代からの友人男子三人組がオランダを旅する中でフェルメールをめぐる互いの秘密に気づく「アムステルダムたち」。一人パリを訪れた女性が、亡き母の友人であるフランス人女性と再会し、彼女と母との意外な関係を知る「秋の休暇」。愛する妻を失い、その魂に誘われるまま南へと進路をとりスペインを旅する「南へ…!」。ほかに、チューリッヒ、プラハ、ヴェネツィア、ハワイへと舞台を移し、異国の地で繰り広げられる人間ドラマと旅人の心の変化を描く珠玉の全七編。美術、映画に造詣の深い筆者ならではの細部に渡る巧みな描写も魅力。【「BOOK」データベースの商品解説】

高校時代からの友人男子3人組がオランダを旅する中で、フェルメールをめぐる互いの秘密に気づく「アムステルダムたち」など、異国の地で繰り広げられる人間ドラマと旅人の心の変化を描く珠玉の全7編。〔2012年刊に加筆・改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】

異国の街並みと旅人が織りなす珠玉の旅小説

各都市の見どころをふんだんに織り交ぜながら、さまざまな人間模様が描かれます。オランダを舞台にした「アムステルダムたち」は、高校時代からの友人である男三人が、旅の途中でフェルメールを巡る互いの秘密に気づく、茶目っ気のある掌編。「秋の休暇」は、母を亡くした女性が一人パリを訪れ、亡き母の友人であるフランス人女性と再会し彼女と父との秘められた愛を知る物語。イタリアのヴェネツィアを舞台にした「ピアッツァにようこそ」では、だれもが知る名作映画の舞台がふんだんに登場します。また、「南へ・・・!」では愛する妻を失った男性が妻の行きたがっていたスペインを、その魂とともに南へ進路をとる切ない旅物語。ほかに、チューリッヒ、プラハ、ハワイを舞台に、熟年夫婦の、ツアー添乗員の、新婚夫婦のそれぞれの旅が描かれます。
どの物語も、ゆったりとした時の流れの中で、異国の空のもと、だれもが旅気分を味わえる場面が描かれます。だからこそ、スッと物語の世界に引き込まれ、主人公とともに旅をしている気持ちになれるのかもしれません。旅情に浸り、ここちよい読後感が得られる名作です。


【編集担当からのおすすめ情報】
ヨーロッパ文化に造詣が深い著者が巧みな筆致で綴る街並み、名画、食……。まるで今、目の前にその世界が広がっているかのよう。すぐにでも小説の舞台へ旅立ちたくなります。ガイドブックを片手に、主人公と同じ道をたどってみるのもいいかも。旅先のカフェやホテルでリラックスして読むにもおすすめの一冊です。【商品解説】

目次

  • アムステルダムたち---7
  • 橋、燃える----------55
  • 秋の休暇----------85
  • 添乗員のクリスマス---113
  • ピアッツァにようこそ---159
  • 南へ・・・!----------197
  • 永遠の一日---------241
  • 解説・雨宮塔子------274

収録作品一覧

アムステルダムたち 7−53
橋、燃える 55−83
秋の休暇 85−111

著者紹介

有吉 玉青

略歴
作家。1963年生まれ。早稲田大学哲学科、東京大学美学藝術学科卒業。ニューヨーク大学大学院演劇学科終了。母・佐和子との日々を綴った『身がわり』で坪田譲治文学賞受賞。著書に小説『ねむい幸福』『キャベツの新生活』『車掌さんの恋』『月とシャンパン』『風の牧場』『ぼくたちはきっとすごい大人になる』『渋谷の神様』『カムフラージュ』、エッセイに『ニューヨーク空間』『雛を包む』『世界は単純なものに違いない』『恋するフェルメール』『三度目のフェルメール』など。

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2014/07/21 04:06

投稿元:ブクログ

タイトルに惹かれて珍しく短編集を購入。
短編は基本途中で飽きたり、一章読み終えた後に次の小説に入りずらかったり、あまり好きじゃありません。

そんな僕でもこの本はおすすめです。
全体を通した共通の話題はヨーロッパ旅行。そして愛。
家族の愛や恋愛、死や裏切りなどに対するヒントが他国に溢れています。

07/18/14〜07/18/14

2014/08/29 20:43

投稿元:ブクログ

オランダ、ドイツ、ハワイなど外国を舞台にした7編。旅行や仕事で訪れた異国の地を歩き、すれちがう人々と言葉を交わすうちに繊細に変化してゆく感情の揺れを描いている。
旅行直前に亡くなってしまった妻を想いながらひとりスペインへ旅立ったはいいものの、ただ広場でぼんやりしているだけだった夫。しかし少しずつ前を向き、そして妻が付箋を貼ったガイドブック片手に動き出す『南へ・・・!』。
そばにいるはずの人がいない喪失感がやがて、いつもそばにいるんだと感じるようになる変化は「現実を受け入れる」というような諦め交じりのものではなく、もっとポジティブなものとして描かれていて印象に残った。
ハワイでかつての同級生を訪ねる『永遠の一日』も、日本が舞台ではなかなか書けない話でスカッと気持ちがいい。

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