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切開(角川文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 7件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2013.2
  • 出版社: KADOKAWA
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/309p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-100699-3
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

切開 (角川文庫 表御番医師診療禄)

著者 上田 秀人 (著)

表御番医師として江戸城中の診療に努める矢切良衛。ある日、大老堀田筑前守正俊が稲葉石見守に斬殺される事件が起こるが、良衛は様々な不審を抱き、真相究明に乗り出す。果たして事件...

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切開 (角川文庫 表御番医師診療禄)

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商品説明

表御番医師として江戸城中の診療に努める矢切良衛。ある日、大老堀田筑前守正俊が稲葉石見守に斬殺される事件が起こるが、良衛は様々な不審を抱き、真相究明に乗り出す。果たして事件の裏に隠された陰謀とは…。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.2

評価内訳

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  • 星 4 (1件)
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  • 星 2 (0件)
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紙の本

医師と武士(剣術)の両面での活躍を期待する

2013/04/07 20:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

上田秀人の江戸時代の時代小説新シリーズである。今回の主人公は武士ではなく、医師である。しかし、それだけでは面白くないと考えたのか、半分は武士にしてある。剣術の修行をしたことになっているが、実際は御家人の生まれなので、武士は武士であるが、職業は医師である。

 高名な医師の娘と結婚したので、表御番医師という城中に交代で控える医師である。非番の際は自分の仕事をしてかまわないようで、町医者の仕事も行っている。何でも医師にも格があり、妻はより上位の医師への出世を望んでいる。専ら将軍とその一族を診る奥医師が医師の最高位であるという。この辺りの上田の調べは行き届いている。読者は新たな知識を取得する。

 時代劇のテレビ番組などを見ていると、結構医師が登場する。町医者がほとんどであるし、上田の小説のように将軍家やその親族間での暗闘などを描く番組はほとんどないのが現実である。本書の主人公、矢切良衛は将軍徳川綱吉の時代に江戸城で控える表御番医師である。

 このときに生じたのが刃傷沙汰であった。大老堀田正俊に対して親戚筋である若年寄、稲葉正休が城中で抜刀して大老を殺害したという驚天動地の事件が発生した。この事件の前後から矢切は大目付、松平対馬守と接触する。さらに、堀田家とも接触があった。

 稲葉正休は前日、堀田正俊と面談したのだが、その際は殺害される理由も話題も出なかったという。なぜ、若年寄が大老を殺害しなければならなかったのか? 理由は謎であり、矢切はその理由を調べる立場に追い込まれていく。この筋立ては推理小説のようでもあるが、上田の腕の見せどころかもしれない。

 今回も将軍の後継を巡る暗闘が描かれているが、医師と武士を兼ね、オランダ流の医術だけではなく、剣術の腕も実戦を経験して上げていくところが見ものであろう。ストーリーの仕立てはいつもと似たようなものであるが、医師という今までになかった味付けが今後の展開を期待させる。

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2013/07/15 18:36

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2014/06/06 19:15

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2016/04/28 09:14

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2014/09/28 17:28

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