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お金の改革論(講談社学術文庫)
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/07/11
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社学術文庫
  • サイズ:15cm/219p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-292245-6
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

お金の改革論 (講談社学術文庫)

著者 ジョン・メイナード・ケインズ (著),山形 浩生 (訳)

インフレは貯蓄のマイナスをもたらし、デフレは労働と事業の貧窮を意味する−。第一次世界大戦後、世界中で起きた急激な物価の水準変動に対し、ケインズは何を考えたか。経済学の巨人...

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お金の改革論 (講談社学術文庫)

864(税込)

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商品説明

インフレは貯蓄のマイナスをもたらし、デフレは労働と事業の貧窮を意味する−。第一次世界大戦後、世界中で起きた急激な物価の水準変動に対し、ケインズは何を考えたか。経済学の巨人の代表作を新訳で収録。【「TRC MARC」の商品解説】

インフレは投資家に対し不公正で、デフレは借り手に不公正――。第一次大戦後に書かれたケインズの代表作をわかりやすい訳で紹介。【商品解説】

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (1件)

紙の本

下心満載で本書を手に・・・。

2015/12/11 22:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:森のくまさんか? - この投稿者のレビュー一覧を見る

ケインズさんのことを知らなかった私は

タイトルの「お金の改革論」というのを見て

これはもしかして 大金持ちになる本では?

と おバカなことを妄想して本書を購入。

しかし 読み進めていくと

経済学的なことが書かれていて

インフレやデフレについてや

貨幣価値についてなど

経済学って面白そうと思わせる内容に感じました。

結局 カン違いからスタートしたのですが、

私的には正しいなと思うことが書かれていて

面白かったです。

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2014/10/19 17:27

投稿元:ブクログ

ケインズの「もうひとつの主著」ということらしい。
1924年に刊行されたこの本は、もちろん古すぎて現在の状況にそのまま適用するわけにはいかないのだが、こんにちのマクロ経済学の基本を呈示している部分が多く、勉強になった。
インフレもデフレも、思うにどちらもよくない。どちらも誰かが苦しむことになる。しかし資本主義経済は必然的にごく一部の富者を生み、それよりはるかに多くの貧者を生む。どうとりつくろおうとも、資本主義は、皆の「公平な」幸福を導き出すとは思えない。かといって共産主義は全然よくないので、結局、国家以上の規模の経済なるものが、「悪」としてしか存在し得ないのだという絶望に到達してしまう。
そんな絶望感を噛みしめながら、マクロ経済学の教科書の古典としてこれを読んだ。本当は、もっと最近書かれたほんとうの「教科書」を読んだ方がためになるのだろうが、この古い時代の書物をひもとけば、100年近くも前の「経済」が既に、いかにアンバランスであり、当時の人びとがいかに苦しんできたかといったことを知ることが出来る。

2014/06/13 13:06

投稿元:ブクログ

お金には縁が無いので、ケインズとか読んだコトがありません。山形浩生が訳すので、読んでみようかな?コレで私もお金持ちだ!

講談社のPR(版元ドットコム)
https://www.hanmoto.com/jpokinkan/bd/9784062922456.html

ケインズ「お金の改革論」-山形浩生の「経済のトリセツ」
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20140317/1394984444

2014/07/27 08:22

投稿元:ブクログ

今リーマンショック後に世界の中央銀行で行われている、量的緩和政策についての重要な要素となる、インフレとデフレと貨幣量との関係が書かれており、本書を手に取り熟読されたら、何故デフレよりもインフレの方がマシなのか。
お金とは何かと云う考えがスッキリするだろう。

2014/11/12 13:22

投稿元:ブクログ

金融社会主義の経典

物価水準は政府・中央銀行がお金の発行量を操作することによって「安定」させなければならないという、誤った思想を広めた悪書である。

一般には『貨幣改革論』の邦題で知られる本書は、1924年に出版された。著者ケインズの主張を訳者はこう要約する。「物価安定を図るためにお金の発行量は銀行の信用創造にあわせて決めるべきで、信用創造は中央銀行と政府がコントロールしろ」(210頁)。しかし物価安定という、現代では誰もが疑わない錦の御旗は、じつは大きな問題をはらんでいる。

生産技術が発達し、生産される製品の数量が増えると、他の条件が一定ならば、その製品の値段は下がる。他にも値下がりする製品が増えると、物価全般が下落する。デフレである。物価を「安定」させ、デフレを脱するためには、ケインズがいうように、政府・中央銀行がお金の発行量を増やし、製品価格の下落を食い止めなければならない。

しかしそれは、需要と供給にもとづいて自然に形成されるべき価格を歪めることになる。生産量が増え値下がりした製品は、本来なら生産量が減るはずなのに、政府・中央銀行がお金を注入して人為的に値下がりを食い止めると、生産に歯止めがかからず、消費者が必要としない製品がいつまでも作りつづけられることになる。これは限りある資源・人材の浪費であり、経済を疲弊させる。そのツケはいつか不況や恐慌という形で回ってくる。

歴史上有名な例は、1929年のニューヨーク株大暴落で表面化したアメリカ大恐慌である。これに先立つ黄金の20年代は、生産技術が発達し製品の生産量が飛躍的に伸びたにもかかわらず、物価はほとんど下落せず「安定」していた。米連邦準備理事会(FRB)が大量のお金を注入しつづけたためである。この結果、景気が過度に刺激され、株式や不動産にバブルが生じた。

ところが物価安定論者のケインズは、過剰なマネーに支えられた好景気の危うさを見抜けなかった。それどころか本書の六年後に刊行した『貨幣論』で、「1923年から1928年までFRBが行ったドル管理の成功」は通貨管理の「勝利」であるとほめたたえたのである。

もし政府が自動車やパソコンの生産を独占し、生産量を決定すると表明したら、たちまち社会主義だと非難を浴びるだろう。ところがお金の発行を政府・中央銀行が独占し、発行量を決めることは誰も不審に思わない。しかしそれはまぎれもなく社会主義であり、大恐慌が証明したように、経済と社会に害悪を及ぼす。本書は金融社会主義を正当化する悪の経典である。

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