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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/08/26
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/148p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-219105-0

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紙の本

どろにやいと

著者 戌井 昭人 (著)

ひとたび足を踏み入れれば、もうそこから出られない。ここは魔境か?桃源郷か?亡き父の後を継ぎ、万病に効くお灸「天祐子霊草麻王」を行商する「わたし」は、父の残した顧客名簿を頼...

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どろにやいと

1,404(税込)

どろにやいと

1,134 (税込)

どろにやいと

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商品説明

ひとたび足を踏み入れれば、もうそこから出られない。ここは魔境か?桃源郷か?亡き父の後を継ぎ、万病に効くお灸「天祐子霊草麻王」を行商する「わたし」は、父の残した顧客名簿を頼りに日本海側の村を訪れる。善良な老人達が暮らす素朴な山里かと思いきや、なにやらわけありの人たちもちらほら。やがて、帰りのバスに乗り遅れた「わたし」は、この村で一泊することになるのだが…。【「BOOK」データベースの商品解説】

亡き父の後を継ぎ、万病に効くお灸を行商する「わたし」は、父の残した顧客名簿を頼りに日本海側の村を訪れる。帰りのバスに乗り遅れた「わたし」は、村で一泊することになるのだが…。全2編を収録。『群像』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

亡き父の後を継ぎ、万病に効くお灸「天祐子霊草麻王」を行商する「わたし」は、父の残した顧客名簿を頼りに日本海沿いの村を訪れる。土地の老人達、雑貨店のホットパンツの女、修験道者姿の謎の男……。人里離れた村で出会う人々は一癖も二癖もありそうな人たちばかり。やがて、帰りのバスに乗り遅れた「わたし」は、この村で一泊することになるのだが……。【商品解説】

収録作品一覧

どろにやいと 5−116
天秤皿のヘビ 117−148

著者紹介

戌井 昭人

略歴
〈戌井昭人〉1971年東京生まれ。玉川大学文学部芸術学科演劇専攻卒。パフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」を主宰し、台本、出演ほか担当。2014年「すっぽん心中」で川端康成文学賞受賞。

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みんなのレビュー12件

みんなの評価3.5

評価内訳

2014/10/19 20:44

投稿元:ブクログ

「時は時間を刻むものではなく(…)地下水のように、
流れて次へ次へと向かっていくのです。」
というのが印象的。
(ト)

2016/12/31 17:08

投稿元:ブクログ

亡き父の後を継ぎ、万病に効くお灸を行商する「わたし」は、父の残した顧客名簿を頼りに日本海側の村を訪れる。帰りのバスに乗り遅れた「わたし」は、村で一泊することになるのだが…。全2編を収録。

14年上期芥川賞候補作。表題作は例によって魅力の薄い男が主人公のちょっとニヒルな展開の物語。芥川賞の選者たちは揃って戌井の力量は認めつつも何か足りない、的な評価だった。ただ短期間でこれだけ頻繁に芥川賞候補になるのだから大したもの。
(B)

2016年の読書はこれで終了。122冊(2冊は猫雑誌)読んでA評価は8冊(前年比+2)、B評価で☆5つが11冊(前年比+4)でした。

2016/02/21 20:31

投稿元:ブクログ

話は面白い。でも言葉が身体から発しているようには感じず、もう一つ文章が響いてこないのは若さなのかと。

2014/06/30 21:04

投稿元:ブクログ

成井昭仁のゆるいロード小説が好き。これも表面上ゆるい感じで推移していくものの、いつからかある村から出られなくなり、そしてやがて…という展開がすてき。

2015/05/10 21:46

投稿元:ブクログ

戌井昭人氏の不思議小説を読了。相変わらず若干枯れていて絶妙に軽い文体です。でもこれで食べられているのだろうか?小説家というのはたいへんだなあ。

2014/09/27 01:29

投稿元:ブクログ

「やいと」とは灸、お灸のこと。とある理由でプロボクサーを引退することになった主人公は、川崎のソープランド街でふらふらと自堕落な生活を送っていたが、父の突然の死をきっかけに父の仕事を引き継ぐ、というところから物語は始まる。

父の仕事はお灸の行商。主人公は父が死ぬまぎわまで肌身から離さなかった全国の顧客名簿を携えてお灸の行商に出る。

2014/09/05 10:49

投稿元:ブクログ

BGM the end of asia / ryuichi sakamoto
やいとのおかげで快調です。

2014/09/28 00:22

投稿元:ブクログ

嘘をつき騙し女淫に耽ってきた。己を顧み省察することもない誤魔化しだけの人生。父の死を機に一念発起、行商の旅に出る。家々を回りながら父が残した顧客と向き合い対話の中で相手を鏡とし自らを映し見出す。罪滅ぼしの行脚を続けるもどこか偽善的で「泥にやいと」。寂しい空虚が胸に響く。あくなき生への執着の果てに見る青空はどんな風に映ったのか。

2017/01/24 16:15

投稿元:ブクログ

ロードムービーのような、のんびりした感じでいくのかと思いきや、
途中からなんだか変な方向に...。
どこに辿り着くのか気になり、気づかぬうちに引き込まれる。
主人公の辿ってきた人生が少しずつ垣間見えて、
それとは似ても似つかぬお灸売りをするという設定がおもしろい。

2014/09/18 20:19

投稿元:ブクログ

すみません、好みの問題もあるでしょうが内容が私には理解不能…。

まんが日本むかし話や世にも奇妙な物語の様な雰囲気を感じ、悪くはない気もするけど、うーん。

やっぱり好きじゃない(ー ー;)

2014/09/20 16:56

投稿元:ブクログ

人生の節目には、きっかけのような、機会を生み出すような儀式が必要なときがある。
この本の物語は蘖(ひこばえ)のような、死と再生の物語なのだと思う。
自分では切り落とせないものを、儀式によって取り払う。儀式とはいかないまでも、これからこうしていくというけじめをつける。それは、自らできる人もいるけれど、土砂崩れのようにはからずもまわりに流されてそうなる人もいる。

私は今、この本の始まりに立っている。自ら動かなければならないとわかっていても、なかなか踏みだせないでいる。

2016/01/02 15:50

投稿元:ブクログ

52/10000
『どろにやいと』戌井昭人

亡き父の後を継ぎ、お灸の行商をしている男が、ある村での奇妙な体験を綴った物語。
今、つい、奇妙な、なんて書いてしまいましたが、思い返してみると、そんなに、奇妙、なことが起こる訳でもないし、ヘンな土地柄、特に変わった人が出て来る訳でもなかったです。小説の中の世界ではごくあたり前に起こる範囲でした。
でも、そう思ってしまうのは、童話の様な文体が醸し出す、すっとぼけた雰囲気によるものかも知れません。
魔法にかかったみたいな気分。
奇妙なのは物語ではなくこの作品自体。
面白かったです。

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