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修羅走る関ケ原
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/07/25
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/472p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-771571-2
  • 国内送料無料

紙の本

修羅走る関ケ原

著者 山本 兼一 (著)

慶長五(1600)年九月十五日。霧の中、石田三成・徳川家康は一大決戦に臨もうとしていた。未明、松尾山の小早川秀秋の陣から、主の裏切りの気配を伝える密使が来た。三成は、小早...

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修羅走る関ケ原

1,944(税込)

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商品説明

慶長五(1600)年九月十五日。霧の中、石田三成・徳川家康は一大決戦に臨もうとしていた。未明、松尾山の小早川秀秋の陣から、主の裏切りの気配を伝える密使が来た。三成は、小早川の陣と毛利の陣へ使者を送る。一方、家康は親・豊臣の福島正則らの動向に不安を抱いていた。主家・豊臣家の為、義に生きるか。旗色の良い側に鞍替えするか。裏切りを決めた主に忠誠を尽くすのか、叛旗を翻すのか。天下を取る。友情に殉じる。生きて妻のもとに帰る。十数万の兵たちの欲が激突する、血の一日が幕を開けた。戦国時代に情熱を注ぎ続けた著者の遺作長編。【「BOOK」データベースの商品解説】

慶長5年9月15日、一大決戦に臨む石田三成と徳川家康。天下を取る、友情に殉じる、生きて妻のもとに帰る…。十数万の兵たちの欲が激突する、血の一日が幕を開けた。遺作長編。『小説すばる』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

天下を二分する決戦を前に、石田三成の元に使いが来る。小早川秀秋が裏切りそうだという。三成が取った方策は──。急逝した著者が遺した、関ヶ原の一日だけを描いた、血で血を洗う戦国合戦群像劇。


【商品解説】

著者紹介

山本 兼一

略歴
〈山本兼一〉1956〜2014年。京都市生まれ。同志社大学文学部美学専攻卒業。「弾正の鷹」で小説NON短編時代小説賞、「火天の城」で松本清張賞、「利休にたずねよ」で直木賞受賞。

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2014/09/25 15:27

投稿元:ブクログ

修羅の死生観

関ヶ原の合戦の歴史的解釈ではなく男たちの死生観

世界の大航海時代 スペイン ポルトガルが世界中を植民地化 鉄砲 キリスト教伝来

日本植民地化の野望

2014/11/05 18:01

投稿元:ブクログ

関ヶ原の戦い。日本中の武将が東西に分かれ、激突した日本最大の内戦。これほどの大きな戦いを経験したことがない武人たちは何を思い、関ヶ原に挑んだのか。著者は時間の経過ごとに主人公を取替え、局地戦の描写を積み重ねることで、その巨大な戦場を明らかにしていく。著者の代表作「利休にたずねよ」と同じスタイルだ。

主人公として登場するのは、徳川家康、石田三成らの大名から地侍まで。わずか1日の戦いで、彼らが修羅となり、一直線に戦いに没頭する心情が巧みに盛り込まれている。クライマックスでの最高の見せ場をあげるなら、大谷吉継と福島正則の敵味方をこえた友情だろう。結果、大谷は自害し、福島は家康への忠誠が揺らぐ。

ちなみに本作品は雑誌連載終了とほぼ同時に著者が亡くなり、出版前の加筆や修正がなされていないらしい。そのため、人物描写にもう一工夫ほしい気がする。が、残された人生を小説に捧げた著者の魂がこもっていると思えば、それはそれで味わいがある。

2017/01/09 20:47

投稿元:ブクログ

本作は「1日」の中で色々な指揮官が次々と視点人物となって登場し、その多数の“縦糸”を、石田三成麾下の武士で、特に命令を受けて他陣を訪ねることになった兄弟の動きという“横糸”で繋いで織り成した物語となっている。
或いは、名の知られた作中人物が、多少「定番的?」な感じであったり、視点人物が次々と変わるような感じに好き嫌いは分かれるのかもしれない…が、<関ケ原合戦>を“追体験”しているような気がしてくる小説だ…愉しく読めた!!

2014/09/20 13:19

投稿元:ブクログ

関ヶ原の天下分目の戦いを東軍(家康他)、西軍(三成他)、裏切(小早川他)の各武将目線で戦いを描く。狸祖父の家康、嫌われ者の三成、最低男の小早川夫々の戦いがイマイチ面白く無く。やはり、一途な漢で負組の島左近、蒲生郷舎がいいな〜。

2014/08/05 18:00

投稿元:ブクログ

関が原の合戦を、主に、
西軍:石田三成、大谷吉継、宇喜多秀家、
東軍:徳川家康、福島正則、黒田長政、
裏切:小早川秀秋、吉川広家、毛利秀元、
の各将の思惑を中心に、

各々時系列に交錯しながら描かれており、
関が原の合戦モノの初心者にとっては、
程よぃ軍記小説だったと思います…。

主人公は、
石田方の侍大将の土肥市太郎・市次郎の、
兄弟となるのでそぅが…、
このよぅなパターンは…、最近ですと…、
伊東潤さんの『天地雷動』がありますね。

ただ…、『天地雷動』の侍大将の帯刀は、
侍大将の分をわきまえた、大人な言動と、
足軽ゆえの生への執着がとてもリアルで、
さらに、負け戦の悲壮感を体現しており、
武田方の誇りをよく表現していましたが、

本作品の侍大将の土肥兄弟は、
その点からすると、
義だけが全面に出過ぎる上に、青二才で、
分をわきまえなぃ言動は、少しウザぃ…。
物語の腰を折る存在になっていたかも…?

あと…、土肥兄弟の出過ぎ加減に対して、
各将の人物像や深層心理の描写は、
ちと、弱かったかもしれなぃな~。
加えて、戦場の緊迫感や臨場感も、
あまり伝わってこなかったかも…。

なので、
歴史小説に造詣の深ぃ読者の方には、
少し物足りなぃかもしれませんね…。
加えて、所謂エンタメ性もなぃので、
最近、歴史小説を読み始めた方にも…。

作者の山本兼一さんは、
本作品が遺作となるそうです。
ご冥福を、お祈りいたします。

(評価は、少し甘めです)

2014/12/28 20:34

投稿元:ブクログ

すごく長い長編でしたが、内容的には少し
一般的な徳川家康が悪者で、石田三成にたいしての
判官贔屓的な内容でした。そのためあまり興味が
深くなるような話ではないような気がしました。
その中でも、細かな描写、特に個人個人の戦闘や
命を落とすときの描写は迫力がありました。

2015/02/15 15:12

投稿元:ブクログ

天下分け目の関ヶ原の合戦の話。普通、関ヶ原というと老獪な家康が巧妙に三成を追い込んでいく布石から入っていくが、この本は関ヶ原前夜と当日だけ各々の武将の心情や行動の詳細が描かれているという、かなり割り切った展開。確かにタイトル通り、修羅と化した武士を全面に押している。これが著者の遺作らしく、本当に死と隣り合わせで書いた気迫が伝わって来そうだ。

2015/02/07 13:36

投稿元:ブクログ

関ヶ原の合戦に参戦した各武将の視点で心の葛藤や戦況を各章毎にまとめリレーをしながら話が進む。関ヶ原の合戦ものを読むのは久し振りだが、何時も思うのが、加藤清正、福島正則などの豊臣恩顧の武将は、その後のときがわ時代を見てどう思ったのだろうか興味深い。

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